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花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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 エノキハムシの幼虫でした。最初はイラガの前蛹なのかと思ったくらいで、そうではないことが分かるといったい何の幼虫なのか見当がつかなくなりました。よくお世話になる「幼虫図鑑」http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.htmlで調べてやっとエノキハムシの幼虫であることが分かりましたが、幼虫がこれだけ特異な形をしているのに成虫は意外と普通でした。この隠遁生活するかのような不思議なカタチ、何の役に立っているのでしょうね。080514

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 後脚の目立つハナアブです。ハナアブにはどういうわけか後脚の太い種類がいますが、このハラアカハラナガハナアブは、それに加え、メスの後脚は半分オレンジ色、前脚と中脚はオス・メスとも全てオレンジ色という派手な色彩をもっています。080511

▼バッタのような後脚が目立つ。黒いソックスをはいているようにも見える。

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▼前から見てもまるでバッタのよう・・・・。

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  キハダエビグモの♂ですが、まるで映画「エイリアン」に出てきたフェイスハガーのようです。フェイスハガーとは、エイリアンの生活史の一形態で、映画をご覧になった方は分かると思いますが、宇宙飛行士の顔に張り付いたアレです。ただこちらは顔に張り付くどころか、写真を撮ろうとすると、杉の樹皮の奥へ奥へと逃げ回っていました。それでも小さな昆虫にとっては恐ろしい捕食者(プレデター)ですけどね.。080511
 キハダエビグモ♀はこちらへ。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/215/

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 最近見かけた不思議な繭を2つほどご覧下さい。ぶら下がる繭ではホウネンタワラチビアメバチのものが有名ですが、次のものはいったい何の繭なのでしょうか?

▼1つめは螺旋状に巻いた糸でぶら下がる艶のある茶色い繭。080507

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▼2つめは葉裏に芋虫の抜け殻があってそのすぐ近くに付いた糸にぶら下がっている繭。080511

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 久々に見たニホントカゲの幼体です。この場所では前々からチラリと見かけていながら、遠くから一瞬だけなのでニホントカゲであることに確信を持てずにいましたが、この日はようやく念願が叶って、写真に収めることが出来ました。私の住んでいる埼玉県南では市街地で見かけることはまず無理で、田畑のある郊外に行ってもカナヘビとは遭遇するものの、トカゲを見つけることは難しい状況になってしまいました。080528
 前回はこちら。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/299/

▼見事に青く輝く尾を持った幼体。といってもそこそこの大きさに育っている個体なので、じきにこの青も消えるだろう。

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 アシナガムシヒキが獲物(ヒメバチの一種?)を捕らえて体液を吸っているところです。ムシヒキアブ類が他の昆虫を捕食しているシーンにはよく出くわしますが、アップで見るとやはり恐ろしいですね。080528

▼右前脚を挙げて、見得を切るようなアシナガムシヒキ得意のポーズ。

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▼獲物の頭と胸の間の柔らかい部分から口吻を突き刺している。

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 飛ぶ速さは、蝶の中でもかなり速い方に入るのではないかと思います。オマケになかなか止まってくれないので、写真に収める機会にあまり恵まれませんでした。

 これはシロダモ(クスノキ科)の樹陰に産卵のために入ったところのようです。フラッシュで動きが止まっていて、ちょうど翅を振り下ろした位のタイミングでしょうか。蝶の背中が見えます。080525

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 ヒメシロモンドクガのおそらく終齢幼虫でしょう。これを何蟻か(ケアリ属の一種?)は判りませんが、攻撃していました。
 アカメガシワの甘露を舐めに来たところに居合わせたヒメシロモンドクガの幼虫が気に入らなかったのか、それともヒメシロモンドクガの幼虫を餌にしたいのに、助太刀がいなくてそれが叶わなかったのかは判りませんが、結局ヒメシロモンドクガの幼虫を退散させていました。080521

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 トホシオサゾウムシが翅を広げて飛ぼうとしています。このようなゾウムシが翅を広げた姿というのは、精密な模型のような感じです。模型に似ているなんて、比喩が本末転倒なのですが・・・・。080521
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/146/ (←アリに追われるトホシオサゾウムシの写真あり。)

▼中脚をこの位置まで持ち上げなくても翅に干渉しないと思われるが、それとも別の理由があるのだろうか?

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▼翅を畳めばこんな感じ。十星あるのかな?

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 マイマイガの幼虫です。毒はないそうなのですが、毛が刺さることはあるようです。

 子供の頃、何気なく木杭の上に置いた手に、チクチクとした痛みを感じたことがあります。見ると毛虫がいました。当時は何の毛虫かは判りませんでしたが、どうもこのマイマイガもしくは近い仲間だったようです。掌に何本も毛が刺さったのを覚えています。080521

▼意外にカラフルな色彩をもっているが、きれい!と素直に喜べないのは如何にも毒がありそうな、その見てくれ故か。

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▼拡大すれば、見るからに刺さりそうな毛を持っている。

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 トガリアシナガグモといいます。沖縄にはよく似たオナガアシナガグモというのがいますが、裏側から見ると、出糸突起が腹部の中央くらいにあるそうです。こちらはそこまで極端ではないですが、それでも出糸突起から腹部先端までの距離はかなりあります。それにしてもオナガグモ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/46/ と同様に奇妙に細長いクモですね。080514

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 爬虫類の虹彩にもいろいろありますね。カナヘビの虹彩はオレンジ色をしています。黒目部分は余りきれいな円ではないのですねぇ。080521 
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/212/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/267/

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 春はやはりハエトリグモたちの季節ですね。そこかしこで動き回る彼らを見つけます。その中には頻繁にアリを狩る者もいれば、アリに化ける者もいます。アリがいいように利用されているようにも思えますが、自然界の中のアリって意外に「恐いもの知らず」ですから、それゆえ利用されてしまうのでしょうね。

▼アオオビハエトリのメスが自分よりも大きいくらいのアリを狩っている。080521

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▼アリグモのオス。離れたところから歩く姿を見ると、まるでアリである。080507

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 コイチャコガネです。漢字を当てると「濃い茶黄金虫」なのでしょうか? 別名「茶色黄金虫」とも言うようです。本州・四国・九州に分布します。

 見つけたのは、タケウチトゲアワフキと同じシナノキです。ネット上で見ると、カエデやクリ、コナラなどに付くことが多いようなんですが、結構好き嫌いがないんですね(笑)。カメラを向けたら1匹が擬死状態になって下に落ちました。それを捜索している間に2匹目も下へ。080514

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 クワゴの幼虫です。何齢かは判りませんが、終齢よりはだいぶ小さいようです。このクワゴ、桑の葉を食べて育ち、蛹になる前に繭を作ります。カイコと比べて小さくて黄色っぽい繭ですが、カイコの御先祖様と言われるだけに有難さもひとしおです。その昔、ユーラシア大陸のシルクロードに交易が栄えたのもカイコが存在したが故でしょうから、実に感慨深いものです。080514

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 最近見たカミキリをいくつか挙げてみました。

▼ヒメスギカミキリ。渋い赤が美しい。幼虫はスギの幹中で育つ。080427

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▼赤いカミキリが雑木林の樹冠を飛ぶ。花が目当てのようだ。080507

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▼ベニカミキリが落ちていた。弱っていたのか、余り逃げようとせず。幼虫は竹を食べて育つ。そういえばモウソウチクの竹薮が近い。080507

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▼ツマグロハナカミキリ。色彩変異も多く、色模様が全く違うヤツボシハナカミキリというカミキリと同種という説もあるらしい。080507

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▼キマダラカミキリはガマズミの花に来ていた。これも渋い色の前翅が美しい。幼虫はクヌギ、コナラの枯木中で育つ。080516

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 埼玉県中部丘陵地帯で見つけました。クロフシロヒトリです。これだけ目立つ翅の模様は何の役に立つのでしょう? 保護色や擬態に身を包む蛾がいる一方で、こんなモダーンなデザインの翅とは! 
 成虫はこれほど目立っているのに「みんなで作る~」を見ても幼虫の食餌植物は出ていません。本州・四国・九州・対馬に分布し、5、6月に発生することが出ていましたが・・・・。080511 http://www.jpmoth.org/Arctiidae/Arctiinae/Eospilarctia_lewisii.html

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 埼玉県中部の丘陵地で見つけた見事な色模様と大きさをもった蛾の幼虫です。これだけインパクトのある幼虫ならば、きっとネット上で見つかるだろうと思って調べたらありました。アヤモクメキリガといいます。幼虫の食餌植物はバラ科、マメ科、ナス科、タデ科、アカザ科、ユリ科、キク科・・・・って、まあ何でもありのようですね。「みんなで作る~」に幼虫写真もしっかり出ています。080511
http://www.jpmoth.org/Noctuidae/Hadeninae/Xylena_fumosa.html

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 5月2日に見かけた昆虫たちの交尾です。今まで1匹ずつでは見たことがあるものばかりですが、写真に撮ったのは初めてのものばかりです。080502

▼アジアイトトンボ。メスは成熟するとオスのような青味のある色に変わるそうなので、このメスは未成熟ということになる。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/322/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/275/

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▼アカヒメヘリカメムシ。自宅の庭で晩秋(2006年11月)に見たことがあった。オス、メスの違いは体格?http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/32/

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▼メンハナバチの一種。昨年6月にアサザに来ているところを見たのはどうやらメスのようだ。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/219/ オスとメスで顔の黄色の模様が結構違う。

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 先日、枯れ葉を積んで堆肥を作っている場所で、とぐろを巻いて休んでいるかなり大きめのアオダイショウを見かけました。こうしてみるとアオダイショウの鱗の輝きはオリーブ色というか、微妙ないい色合いをもっています。以前、虹彩の模様が見えるほど接近して撮影した個体と比べると逃げ足が速く、この後すーっと枯葉の中に姿を消しました。080427
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/212/ 
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/166/

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 興味深い昆虫を見つけました。タケウチトゲアワフキといいます。

 以前載せたことのあるムネアカアワフキ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/109/ と同じトゲアワフキ科に属する昆虫で、ムネアカアワフキと同様に幼虫期には食餌植物の枝に貝殻のような巣を作ります。

 これは埼玉県では奥秩父の山地帯および秩父の低山帯にしかいないと言われている準絶滅危惧種の昆虫のはず(レッドデータブックにもそう出ています)なのですが、私が見つけたのは埼玉県南地域でした。兎に角「なぜここに?」という驚きを禁じえません。埼玉県のレッドデータブックを管轄している県庁自然環境課には念のため連絡をしてみましたが、専門の方に連絡してみて頂けるとのこと。

 さてさて、私が一人で興奮しているだけに終わるのか、それとも・・・・。080507

▼まさに異形の昆虫。ツノゼミのよう。

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▼2匹が近づいて・・・・交尾でもあるのかと思って暫く見ていたが、それには至らなかった。

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▼幼虫がシナノキの小枝に作る貝殻のような巣。ムネアカアワフキも桜の枝によく似た巣を作る。

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 私の家には、ヤモリが日中の隠れ家に出来るような箱を外壁に掛けてあります。中を覗くと時々ヤモリが入っています。しかし、すぐまた空き家になってしまうので、長居してもらえるのにはどうしたものか思案しています。

 今日まで昨年の夏以降に自宅の近所で捕まえたヤモリを2匹飼っていました。

 そのうち後から飼い始めた子ヤモリは餌に対する順応性も高いのか私の与えるミルワームにすぐ餌付きました。今ではミルワームの容器を開け始めると、餌を要求してプラケースの中から近づいて来るほどです。ミルワームは爬虫類にとって栄養バランスの悪い餌なので栄養剤を添加して与えていました。そのおかげで成長不良は起こしていません。

 しかし、先に飼い始めたやや大きい個体の方は病気という訳ではないものの、最近、餌食いが悪くなっていました。そこで今日はその餌食いの悪い方を外に放したという訳です。

▼外壁に掛けた「ヤモリ箱」に仮住まいしていたヤモリを先日見つけたが、その翌日はもう留守に(涙)。080426

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 キシダグモ科(つまりハシリグモの仲間)のアズマキシダグモです。なかなかにスマート或いはシャープという印象のクモです。大きくはありませんが、見栄えのするクモなので、捕まえて来てしばらく飼ってみたい気になります。同じキシダグモ科では大型種イオウイロハシリグモに色彩の多型があることが知られていますが、このアズマキシダグモにもいろいろな色彩型があって一部別種とされてきたほどです。

 この写真の個体の他にこの生垣の上にで間隔を開けて何匹か見つけましたから、テリトリーでも持っているのかも知れません。もっともテリトリーを持っているように見える生きものでも同じ場所なのに見る度に違う個体がいたり、見たり見なかったりすることもありますから、何とも言えないのではありますが・・・・。080427

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 きれいな色のカメムシです。写真に撮ってみると、質感もプラスチックのような感じになりました。オスとメスなのか、たまたま出会い頭なのか、2匹が対峙しておりました。

 噂によるとこのキバラヘリカメムシは青りんごのよう匂いがするとか。本当かどうか試してみたい気持ちはあったのですが、勇気がなくて結局止めました(笑)。感じ方って個人差がありますから・・・・ね。080427

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 悪名高いドクガ類の幼虫です。どうやらゴマフリドクガのようですね。ヒサカキ、サクラ、ニセアカシアなどを食餌植物とし、毒針毛で人体にも直接被害を与えることから嫌われ者です。私も余りお近づきにはなりたくありません。皆さんも野外ではお気をつけ下さい。他にも毒針毛をもつドクガ類の幼虫はいますし、知らない毛虫には触れない方が賢明ですね。

 昆虫の仲間には成虫時代は餌を摂らないものが随分います。蛾の仲間にも結構多いのですが、このドクガ類もそういったものの一つです。そういった性質を考えると、幼虫時代の毒針毛の名残を身に纏い人に悪さはするものの、怜悧な本能に突き動かされ、夜に外灯を目指して集まってくる彼らが気の毒なような、何とも言えない気持ちになります。080420

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自己紹介:
最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。

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