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花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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 アオメアブもシオヤアブ(http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/640/)同様の大型のムシヒキアブ科の一種です。和名は、複眼が緑の光沢をもっていることに由来しますが、フラッシュに頼り切った撮影をすると、複眼の緑の光沢が出ません。1枚目は自然光のみ、2枚目の写真もフラッシュは補助としてライティングしています。080716

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 私がフィールドにしている公園の池にいたウチワヤンマです。

 この池はコシアキトンボとシオカラトンボが多いのですが、今日はそれ以外にオオシオカラトンボ、ナツアカネ(ひょっとするとマユタテアカネ?)、ギンヤンマ、チョウトンボ、アジアイトトンボを見ました。080716

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 久しぶりに大きなムシヒキアブ「シオヤアブ」を見ました。子供の頃はムシヒキアブの仲間といえば、シオヤアブかアオメアブ辺りが代表種のように思っていたのですが、最近は小さなムシヒキアブ(http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/597/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/151/)ばかりで、シオヤアブやアオメアブのような大型種は少なくなった気がします。

 さすがにこの大きさになると貫禄がありますね。相当強そうです。同じ捕食者のトンボですら餌になってしまいます。(オニヤンマの大きさになるとちょっと無理でしょうけれど・・・・。)

 写真を撮っていたら飛び立つや否や、こちらへ向かってきました。ハチに似ていることで人間を脅かせるという自信があるのでしょうか? 080702

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追記:ネット上を探すと、オニヤンマがシオヤアブにやられてしまうこともあるようです。逆にシオヤアブが中型のトンボに襲われることも皆無ではないようです。ということは意外にいい勝負なのかも知れませんね。それにしても厳しい世界です。

追記2:▼足先の爪の部分をアップしたもの。

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 よく行く埼玉県中部のお寺の境内で妙な生物を見つけました。コマダラウスバカゲロウの幼虫を探そうと石塔に生えている地衣類に目を近づけていたのですが、1.5cmほどの小さな虫がモソモソと這い回っているのを見つけました。

 とりあえず写真を撮って再び考え込んでしまいました。それには眼のような1対の黒い点があったからです。線虫に眼なんて?・・・・でも他にこんな形状の生きものは知らないし・・・・??

 解決がつかず、自然観察BBSの常連さんのお力を拝借することにしました。するとたちどころに粗方の目安がつきました。流石です。http://kansa2.org/past/nature/kansatsu.cgi?page=85

 結論は扁形動物の一種、すなわちプラナリアなどと同じ仲間ではないかということです。ただし、扁形動物の文献も専門家も少ないらしく、種名まで辿り着くのは難しそうでした。080706

▼全長は1.5cm前後。小さい。

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▼頭には眼点のような1対の黒い点が・・・・。

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 今年初めてのタマムシです。様々な広葉樹の伐採木が積んである所で見つけました。できれば産卵でもさせられないかと思い、持ち帰って来ましたが、持ち帰ったのはメス1匹。

 考えてみれば、伐採木に付いていたので産卵をする前後だった可能性が高いですね。それでエノキの伐採木を手に入れようと思ったのですが、当の伐採木置き場は大きいものばかりの上に種類もマチマチで、伐採後、野晒しになっていると樹皮も荒れて、エノキもシラカシも判ったものではありません(判る方もいるでしょうが、私には難しい)。タマムシの飼育をやっている方がネット上にエノキの産卵木などの売り広告を出されたりもしているので探してみましたが、在庫がなかったり、オークションが終了していたり。寧ろ新しい伐採木がいいらしいとは言っても、近所のエノキをノコギリで切るわけにもいかず・・・・。

 最終的に放すことにしました。容器の中でブンブン羽音を立てているタマムシは何だかとても可哀相でした。タマムシは夏の炎天下、エノキの高い梢を飛び回るのがやはり似合いますよね。

 でも、累代飼育やってみたかったなー。未練タラタラです(苦笑)。080709

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 埼玉県中部、とある隧道の中の灯火に飛来したオオツノトンボです。大きさはヘビトンボ並みに見えました。

 ウスバカゲロウなどに近い仲間で、幼虫はアリジゴクのような姿をしています。過去に見た写真は孵化したての小さな幼虫のものばかりですが、成虫のサイズを考えるとオオツノトンボの終齢幼虫は相当大きいのだろうと想像されます。迫力ある幼虫もいずれ見てみたいものです。080706

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 スジブトハシリグモのようです。水辺が好きな大型のハシリグモで、水面を走るのはお手のもの、場合によっては、オタマジャクシや小魚を捕らえることもあるそうです。この写真を撮った場所にもオタマジャクシがいましたが、餌にされてしまったオタマジャクシもいたかも知れません。080706

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 ウズグモのようです。このような巣を張るウズグモの仲間は他にもいて、中央部の渦状の部分「隠れ帯」を除けばコガネグモやオニグモの張る巣とも一見似ていますが、コガネグモの仲間とはかなり異なる系統なのだそうです。080702

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 非常に美しい蛾でした。見る角度によってさまざまな色に輝きます。

 幼虫の食餌植物は「みんなで作る蛾類~」によればホオノキの実だということですが、私がこの蛾を見た場所の近くにはホオノキは兎も角、タイサンボク、モクレン、コブシはあります。いずれにしてもモクレン科の植物なので、ホオノキではないこれらの植物にもつくのかも知れません。080702

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 ハナノミは漢字では「花蚤」であり、ピョンと跳ねることがその名の由来になっています。さらにノミというも名ばかりで、実は甲虫の仲間です。080601

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 私の近くのフィールドで見られるナナフシの仲間はナナフシモドキばかりです。エダナナフシもトビナナフシも遠くまで足を伸ばさないとほとんど見ることが出来ないようです。5月には幼虫だったナナフシモドキも先日見た時は成虫サイズになっていました。

▼ナナフシモドキ成虫(サイズ)の顔。5~6回の脱皮で成虫になるらしい。080618

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▼ナナフシモドキ幼虫。080514

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 マルカメムシの群れを見つけました。ちょっと見た感じでは、実がなっているかのようです。クズに付いているのをよく見かけますが、幼虫も不思議な形ですし、成虫も甲虫のように見えますよね。080528

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 これは見事な擬態でした。鳥の糞に擬態した虫に出会うことはよくありますが、これほどのレベルのものはさほど多くないでしょう。ただ残念なことに名前が判りません。御存知の方がいらしたらお教え下さい。080618

追記:Aclerisさんからミナミクロホシフタオではないかとの御指摘を頂きました。どうもありがとうございました。確かに http://ga1996.ti-da.net/e1090618.html で拝見すると、そのように見えます。それにしても沖縄に産する蛾が、飛び地的に関東にいるのは不思議です。

▼濡れているように見えるこのツヤ。見事という他ない。

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 ハシリグモ類の抜け殻です。撮る時は気づかなかったのですが、抜け殻にドクロのマークが・・・・。ちょうど単眼が並んだ部分ですが、抜け殻の裏側からこんな風に見えるとは思いませんでした。080608

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 コシアキトンボが動かずにじっと止まっているのを見つけました。よくよく見ればすぐ近くに抜け殻があって、どうやら羽化してから余り時間が経っていないようです。おかげでいいように写真を撮れました。

 このコシアキトンボ、最近は都市部に近い所でも増えているという話をよく聞きます。私が子供の頃はシオカラトンボあたりが普通種だったような気がするのですが、今は確かにコシアキトンボのほうが目に付きますねぇ。080604

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 残念ながら、ハエの種類もそれに寄生しているダニの種類も判りませんが、ハエの小さな体に見事に張り付いた赤い2匹のダニが印象的でした。080618

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 虫たちの三角関係です。そこらじゅうに同種の異性がいるのに、勘違いしたヤツがカップルのところに来るんですね。あっそれは人間界も同じだったか。

▼交尾中のカップルに無理やり近づく横恋慕くん。キクスイカミキリ編080525

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▼こちらはコフキゾウムシの横恋慕くん? この後の展開は知らない。080528

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 これはシャスターデイジー(というマーガレットに似たキク科植物)の花に来て、筒状花の中を漁っているクサカゲロウの幼虫です。いったい何が目的なのでしょう?アザミウマのような微小な昆虫を狙っているというより、花蜜でも吸いに来ているように見えます。クサカゲロウ類の幼虫はてっきり他の小昆虫を食べるものとばかり思っていたのですが・・・・。080525

過去のクサカゲロウの記事
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/437/  http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/251/  http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/239/  http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/7/

コメツキムシの食性 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/182/
マダラアシナガバエの食性  http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/195/
セリシマハバチの食性 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/150/

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 この春から見てきたカメムシです。昨年ここに載せたカメムシもありますが、しばらく見ないと寂しいカメムシもあり、載せることにしました。

▼左上より時計回りにホシハラビロヘリカメムシ080430、ヒメジュウジナガカメムシ、ホオズキカメムシ080502、クヌギカメムシの一種幼虫080507、クヌギカメムシの一種成虫080608、ツマキヘリカメムシ080507

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▼左上よりトビイロオオヒラタカメムシ上から、トビイロオオヒラタカメムシ横から080507、チャバネアオカメムシ080525、ホソハリカメムシ、ヨコヅナサシガメ080528、ノコギリカメムシ080604

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 以前にも出てきたウズラカメムシですが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/240/ そのウスラカメムシが産卵しているところです。実はこの写真を撮っている時は産卵に気づかず、家に戻ってPCの画面上で卵の存在に気づきました。何ともマヌケで勿体ない話です。分かってればもう少し粘って、もっと沢山の卵が並んでいるところを写真に撮りたかったと後悔しています。080604

▼カメムシ類の卵には幼虫が孵化するための「フタ」が付いている。

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 久しぶりにコマチグモの巣を見つけたので、開いてみることにしました。コマチグモにしてはいい迷惑でしょうが、巣はあとで修復してもらうことにしましょう。写真を撮った後、PCの画面上で拡大してビックリ・・・・。どうやら何者かに寄生されているようです。

 寄生者で有名なのは、ヒメカマキリモドキですが、クサカゲロウやアリジゴクの仲間ですから、幼虫は大きな2本の大顎を持っているだろうと思われます。でも彼らの幼虫は孵化した後、クモ類の卵嚢に接近するので、親グモの背中に乗っているのは変ですね。ならばヒメバチの仲間でしょうか?

 どちらにしても惜しいことをしました。後でどんな結果になるのか、持ち帰れば良かったと後悔しています。080604

▼ススキの葉を上手に三角柱に縫い合わせて作ったヤマトコマチグモの巣。

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▼頭胸部と腹部の間に卵のようなものが・・・・。明らかに異物だと思われる。

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追記:きどばん氏のクモ蟲画像掲示板で、この寄生者の正体をご教示願ったところ、みつき氏からツツクモバチであることを教えて頂きました。どうもありがとうございました。
http://xbbs.knacks.biz/kjrshoji/reply/1879 タロさん:クモバチ科(ベッコウバチ科)のツツクモバチ(ツツベッコウ)の若い幼虫です。おそらくヤマトツツクモバチかと。そのまま飼育したらハチの成虫が得られると思います。成虫の見分け方を再掲しておきますね。

 ミツボシキリガの若齢幼虫のようです。エノキにつきます。ネット上にはもう少し齢が進んで、かなり頭の赤い幼虫の写真が見られますが、この写真の個体はもっと若齢の幼虫だと思われます。全身の色から受ける印象はかなり強烈な感じです。親の蛾はワンポイントのある翅がお洒落なデザインですが、子供の方は何故こうも派手なのでしょうね?080514

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 5月以降に見つけたハムシの第2弾です。6月に入ってからのものも含んでいます。
 カラフルなもの、光沢のあるもの、跳ねるもの、毛深いもの、形状の変わったものなど、ひとくちにハムシと言ってもいろいろいるものですね。

▼左上より時計回りにクロボシツツハムシ080502、フジハムシ、アカガネサルハムシ080507、ルリマルノミハムシ080525、トビサルハムシ、イチモンジカメノコハムシ080608

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 ハムシの仲間はよく写真に撮るのですが、紺色や濃緑色で光沢のあるものなどではよく似た種類も多く、後日、調べあぐねてしまいます。今日はその中でも何とかそれらしいと思われるものを中心に集めてみました。同定には余り自信がないので、誤りがあればどうぞ御指摘下さい。

▼左上より時計回りにクワハムシ、フタホシオオノミハムシ080511、ムナキルリハムシ、バラルリツツハムシ080514、キイロクビナガハムシ(交尾中)080521、ハッカハムシ080525と思われる。

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 飛んでいる姿はまるでハナバチでした。そして花に止まっている時も後方から見るとやはりハナバチのように見えます。これがハナムグリだとやっと分かるのは上方から硬い前翅を確認した後でした。

 このヒメトラハナムグリはハナバチの仲間に擬態しているように見えます。しかし、余り凶暴とはいえないハナバチ類に擬態しても受ける恩恵がさほど大きいとは思われないのですが・・・・。080528

▼お尻の方から見た場合、ハナバチ類に見える。体の下面に生えた毛の多さを見よ。

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▼前翅にはこんな虎模様をもっている。これでヒメトラハナムグリというわけ。

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自己紹介:
最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。

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