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花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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 農協の園芸売場で、鉢植えのレモンに乗っかって休んでいました。写真を何枚か撮るうち、逃げていってしまいましたが・・・・。

 ニホンアマガエルについては、比較的最近になって新事実が判明しました。アマガエルは皮膚に毒を持っていて、手で触る程度なら大丈夫だが、その触った手で眼などを擦ると炎症を起こし、最悪の場合、失明するとのこと。子供の頃は知らず知らず、随分と無茶をしたものです。皆さんもお気をつけ下さい。071005

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 最初見たときはカワラタケの仲間だろうな、と思った程度でした。ただカワラタケは灰色だという先入観があったので、これはカワラタケの仲間の何か別種である、とそう思っていました。ところがネットで調べると黒いカワラタケの画像がゾロゾロ出てくるではないですか。カワラタケはかなり色彩変異が大きい菌類なのですね。
 カワラタケは漢方薬としてネット上にも多く登場するようです。071003

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 ススキの穂がたくさん出てくるようになりました。ススキの穂が出てくるときはクルリと丸まった状態で出てきます。その様子がなかなか愛らしいので写真に撮ってみました。070927

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 以前、クモを食べるクモであるオナガグモを紹介したことがありました。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/46/
 今日もまたクモを食べるクモの続編です。

 見つけたのは、よく行く寺の境内でした。最初、このクモたちを見たときはクモが脱皮しているのだろうと思ってシャッターを切りました。白い方のクモが抜け殻に見えたからです。ところがデジカメの液晶で拡大して驚きました。どうやらクモがクモを食べている様子なのです。

 後から襲っているのがヤリグモ♀、襲われているクモはアシナガサラグモ♂です。ヤリグモは恐ろしい奇癖の持ち主で、網の主そのものを襲って食べしまうのです。サラグモの仲間はよく犠牲になるようです。071005

※「クモ蟲画像掲示板」でサラグモの種名についてお尋ねしたところ、きどばんさんより、アシナガサラグモの♂であるとの回答を頂きました。どうもありがとうございました。

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 たくさんのアメンボがいました。水路の流れに逆らって、十匹前後のアメンボがある場所に留まり続けていました。なぜ、アメンボがその場所に留まり続けたのはよく分りません。何となく不思議な光景でした。070921

▼陽光が水の流れを透過して、きれいな模様を描いていた。

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▼水面に浮いているアメンボは、水面下のいろいろな生きものと遭遇する。

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 オンブバッタには緑色型も褐色型も普通に見られますが、どちらも普通に見られるだけに面白いオス・メスのカップルも見ることが出来ます。

 緑色か褐色かは何によって決まり、どのようなタイミングで変わるのか、私には今ひとつ分かりません。昨年の秋には、緑色だったオンブバッタの成虫が褐色に変わったように思うのですが、エビなどと違い、成虫になってからは色は変わらないはずである、と言われる方も大勢いて、はて、私の勘違いだったのだろうか?といぶかしんでいます。出来れば昨年と同じ状況が観察できればいいと思っていますが、生憎、今年の自宅の庭にはオンブバッタが少ないようです。070921

▼これは緑色型のメスに褐色型のオスがオンブしているカップル。

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▼これは褐色型のメスに緑色型のオスがオンブしているカップル。

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 秋といえば、鳴く虫です。ここではちょっと小さめのコオロギ類を3種ほど紹介します。070919

▼オカメコオロギ・オス。本当はハラオカメコオロギ、モリオカメコオロギ、タンボオカメコオロギの3種あって、どれも似ている。翅の先は尖っていないので、ハラかタンボ。腹の下が白ければハラ、黒っぽければタンボになるそうだが、さてこれは?

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▼マダラスズ・オス。名前は知っていても声は地味ですよね?

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▼シバスズ・オス。これも声が地味なタイプ。

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先日のウスグモスズは本当にマイナーで鳴きもしませんでしたが・・・・。
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/287/

 樹皮が分厚く剥がれていました。何の木だろうと上を見上げたら、どうやらタイサンボクのようです。大きな葉もダイナミックですが、樹皮がばかばかと大きく剥がれる様もダイナミックです。そういえばタイサンボクの花もダイナミックでしたっけ・・・・。070919

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 関東の平野部で真夏に見られる蝉のうち翅が透明なのは、ヒグラシ、ミンミンゼミ、ツクツクホウシの3種でしょうか。他にもいなくはないですが、山地性の種で平野部では少なかったり、西日本に多くても東日本には少なかったりで、目にする機会は少ないようです。

 今年は随分と遅くまで蝉の声が聞こえたような気がします。下の写真はどちらもオスですが、鳴いている最中なので、翅が開き気味になっています。

▼これはミンミンゼミ。透明な翅と緑のラインが入った胸が美しい。070824

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▼ホウシゼミの胸にも美しい緑のライン。070921

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 たまたまホウジャク類の幼虫がいくつか撮れたので並べてみることにしました。どちらも飛翔しながら吸蜜するスズメガの仲間です。昼間でもバンバン飛び回っていますね。

▼ホシヒメホウジャクの幼虫。尾端には長い立派な角がある。070802

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▼ホシヒメホウジャクの幼虫が海老反りになって威嚇をしているのだろうか?

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▼ホシホウジャクかヒメクロホウジャクの幼虫。どちらの幼虫もよく似ていて、ヘクソカズラなどを食餌植物とし、緑色型と褐色型の両方ある。070919

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 以前にも載せましたがhttp://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/243/、それとはまた別種のトリバガのようです。

 種名は例によって不明なのですが、トリバガを見るとどうしても写真を撮っておきたくなります。

 トリバガの背中を拡大してみると鱗粉がみっしりで、鳥のようでもあり、翼竜のようでもあります。070902

▼突き出した翼が不思議な全身像。

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▼トリバガの鱗粉。翅だけでなく頭も背中もしっかり覆われる。

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 これはハナアブの一種ですが、かなり立派に見えます。撮ったときは形のせいか大きく見えたのですが、調べてみると11~16mm程度とのこと。ハナアブと比べれば少し大きめだけど・・・・といったところでしょうか。

 やはりクロマルハナバチの真似をしているように見えますが、きっと得をしている部分も多いのでしょうね。水辺の土の中に産卵し、孵化した幼虫は水中で育つようです。070919

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 この頃、落葉が気になり始めた木があります。・・・・それは桜の木です。

 葉がもうだいぶ色づいてきて、ばらばらと落ち始めています。桜は、1年の比較的早い時期に花が咲き、花が終われば葉が大急ぎで出てきますよね。でも秋風が吹き始めると、早々と役目を終えて散っていくように見えます。この日はまだ暑かったのですが、何だか秋の気分にさせる桜の木でした。

 桜の葉っぱよ、お役目ごくろうさま。 来年も我々に綺麗な花を見せてやって下さいませ。070927

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 イトトンボにしては大きくて立派なイトトンボでした。
 もっともイトトンボ科には属さなくて、アオイトトンボ科という独立した別の科があって、そこに属しています。前に紹介したアジアイトトンボとは科のレベルで違うんですね。パッと目にはさほどの違いを感じないのですが・・・・。
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/322/
 樹皮などに産卵するので林の中にある水辺を好むらしく、確かに私がこれを撮ったのもそんな環境でした。070921

▼スマートで、そのうえ緑色が美しい。

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▼エメラルド色の複眼はまるでサンゴ礁の海のようだ。

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 先日、雄の求愛が失敗した2匹のツマグロヒョウモンを載せましたが、こちらは雌が単独で、花屋の店先にやって来ました。なかなか翅の色が素敵です。070927

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 お彼岸が終わりましたが、まだまだあちこちで咲いているようです。今年は暑さが厳しかったせいか、盛りがやや遅いようですね。

 昨日はヒガンバナを撮ってみることにしました。写真を撮っているうちに何やら小さな虫たちに気づきました。意外なところにひっそりと隠れているものですね。070927

▼ちょうど花が満開状態のヒガンバナ

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▼オシベにハスモンヨトウの若齢幼虫を見つけた。

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▼春、タンポポで見つけたヒメジュウジナガカメムシが、今はこんなところに。

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▼こんなにところにも小さな昆虫を待ち構えている罠があった。ハナグモ、雌、幼体。

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▼曼珠沙華・・・・あくまで赤い。

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 日本産の蛾は6000種類いるといわれますが、その中にはどんな生活をしているのか未だに分かっていない種類がたくさんいるようです。よくお世話になっている「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」を見ても、幼虫の食餌植物が不明と書かれている、もしくは記載されていない種が相当あります。

 また食餌植物が判っているものの中にも意外なものを食べている蛾もいました。例えばヒトリガ科には地衣類を食べる蛾の仲間がいて、コケガといわれます。地衣類というのは樹皮などに生えている菌類と藻類の共生生物、例えばウメノキゴケのような「コケ」のことですが、そんな変わった生物を食べて育つわけです。
 今日は少し古い画像から・・・・。

▼ホシオビコケガ070620

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▼キシタホソバ070620

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▼ハガタキコケガの幼虫070530

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 いずれも今年6月から8月にかけて撮ったメイガたちです。「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」にも、幼虫食餌植物は未記載となっているものが3種もありました。

▼左上より時計回りに スカシトガリノメイガ(未記載)070624、エグリノメイガ(未記載)070704、シロモンシマメイガ(未記載)070708、シロモンシマメイガ・腹側から070708、ツゲノメイガ(ツゲ、マメツゲ)070719、タイワンモンキノメイガ(ノブドウ)070814。(  )の中は幼虫の食餌植物を示す。

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 ガガイモの花がいい香りでした。そして、その香りが虫たちを集めます。070904

▼きつい日差しに気温も上がるが、ガガイモの花もよく香り立つ。

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▼ガガイモにコアオハナムグリがやってきた。初夏によく見たが、真夏はご無沙汰だったか・・・。

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 ハグロトンボのメスの写真は以前に出したことがありますが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/206/
今回はハグロトンボのオスです。陽光でもフラッシュ光でも緑色にピカピカと反射します。

 前にも記しましたが、自宅からさして離れていない場所に生息しているとは嬉しい驚きでした。そしてこの夏には、生息している個体数がかなり多いことも判りました。070706

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 チャノウンモンエダシャクという渋いエダシャクです。チャエダシャクやリンゴツノエダシャクに負けず劣らずのなかなか立派なエダシャクだと思うのですが、如何でしょうか?
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/4/
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/282/

  幼虫食餌植物は「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」によればチャ(ツバキ科)、コナラ(ブナ科)、ソメイヨシノ(バラ科)、イヌツゲ(モチノキ科)があげられていたので、相当多岐に渡っていると思われます。070921

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 関東のカマキリで個体数の多い普通種をあげると、オオカマキリ、(チョウセン)カマキリ、ハラビロカマキリ、コカマキリでしょうか。

 カマキリの仲間は、同一種でも緑色型と褐色型の2タイプあるものが多く、先の4種にはいずれも2タイプが存在します。コカマキリ以外は褐色型より緑色型の方が個体数が多く、コカマキリはその逆に緑色型は稀です。

 ここではコカマキリの写真を3葉と、ハラビロカマキリの褐色型を紹介します。

 私が子供の頃は、オオカマキリ、チョウセンカマキリ、コカマキリの3種が多く、ハラビロカマキリは少なかった記憶があるのですが、現在ではハラビロカマキリの方がコカマキリより個体数が多くなっているように感じます。都市部の小さな庭でも見かけるのはコカマキリよりハラビロカマキリのようです。

 コカマキリはオオカマキリ、チョウセンカマキリと比べて小さく華奢で貧相な感じなので、子供たちには余り人気がないカマキリですが、大人になってからよくよく見てみると、渋い色と形の味わい深いカマキリです。実にわびさびの利いた容貌です。

▼コカマキリが木の幹に止まっていたが、写真を撮ろうとすると逆さまでギロリと睨んだ。070921

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▼公園の植え込みから何かが飛んで地面に降り立った。近づいてみるとコカマキリだった。枯れ草のような色、無駄なところの何一つない風体、孤高の狩人といった風情である。070921

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▼コカマキリの顔。至近距離で見ても、焼き物のような味わいがある。070921

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▼ハラビロカマキリの褐色型。複眼や前脚が緑がかって不思議な色を呈している。翅の色柄もまるで「唐草模様」のようである。070824
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 オタマジャクシから成体になったばかりのウシガエルのようです。ウシガエルはオタマジャクシが大きいので、成体になったばかりでもそこそこの大きさがあります。撮影のために20cmくらいまで近づいても、じっとして水面に浮いていました。070921

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 ミナミトゲヘリカメムシの幼虫ですが、質感と色が銀杏の実のようでとても綺麗です。
 カメムシは肉食か草食かに関わらず幼虫時代を集団で過ごすものが非常に多いのですが、これだけ目立つ幼虫が集団でいて、さらに目立とうとすることのメリットというのは何でしょうか?やはり自分たちが強烈な臭いを持っていることを警戒色で発信し、捕食者から敬遠されるということになるのでしょうか。070912
 
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 実りの秋です。8月後半にもなるとジョロウグモ、コガネグモ、ナガコガネグモたちが大きく育ってきます。数からいえばジョロウグモがかなり多いようですが、立派さではコガネグモやナガコガネグモの方が上のように思います。特に大きなメスのコガネグモのボリュームは圧巻です。

▼ジョロウグモが張った見事な馬蹄形円網070812

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▼体重を量ったらおそらく圧倒的に大きなコガネグモのメス。個体数が激減しているといわれるが、確かに少なくなった。070829

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▼餌を食べているナガコガネグモのメス。これも相当なサイズだったが、コガネグモには負ける。070829

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最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。

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