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花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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この高圧線をつなぐ鉄塔にはよくカワウたちが止まっているのですが、アオサギ(heron)が電線上に止まっているのは初めて見ました。なんとも奇妙な光景です。

 夏、北海道で繁殖した個体群は冬にはより低緯度に移動するそうですから、ここ関東辺りで今見られるアオサギたちも関東より北から渡って来ている可能性があります。081121

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 昨冬よく見た辺り、カシラダカは今冬も来ていました。私は静かに注意深く歩いているつもりでも、人通りの少ない場所であるからか、敏感に反応して去っていくものもいます。さほど遠くない枯れ枝に1羽が止まりました。逆立った冠羽を可愛らしいと思うのですが、それはきっと私の奢りであって、私の知らない自然の厳しさの中で生き抜いてきた強さが表れているだけなのかも知れません。081201

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 近くでウグイスの地鳴きを聞いていたので、尖った嘴に褐色の羽毛から判断してウグイスかと思いました。それにしてはアシ原の上の方までせり出してきて活発に飛び回り・・・・声も違います。気になって写真を撮れば、尾羽の下側に黒いラインが2本写っているではありませんか。セッカでした。

 関東でもセッカは越冬しますし、実際に昨冬もセッカの姿を見ていますが、こんなタイミングで久しぶりに撮ることができると嬉しいものです。081201

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 カイツブリを比較的近い距離で見ました。この見沼自然公園の池では、カモ類をはじめとした水鳥たちとの距離が近いのです。ふだん行く芝川の土手道からは遠いことが多く、近づこうとしてもよく逃げられていました(笑)。081126

先日見た芝川のカイツブリ。こちらは食餌中。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/747/

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 このところ寒さが本格的になってきていますが、日中よく晴れた陽だまりにはまだカナヘビが日光浴をしていることがあります。そろそろ冬眠の季節だと思いますが・・・・。081126

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 先日はジョウビタキの♂を載せましたが、一昨日はジョウビタキの♀を見かけました。細い嘴と脚、晩秋の陽光にふかふかの羽毛が柔らかそうです。黒目がちの真ん丸の目がチャームポイントですが、生憎どれも逆光気味だったり、後ろ向きだったりです(笑)。081126

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 冬鳥のシメです。嘴の形は文鳥のようですが、ぐっと大きくて丈夫そうです。その嘴を使ってバリバリとエノキの実を食べていました。よくエノキの梢に止まるのは実がお目当てだったようです。081126

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 この日はよく晴れて、いまだ残る対岸の草が川面に映り、オカヨシガモのカップルが緑の中を抜けて行く、という絵になりました。

 一般的にオカヨシガモの渡来数は他のカモ類と比べてかなり少ないらしいのですが、私のよく行くフィールドには少し前からオカヨシガモ数羽が渡ってきています。今シーズン、まだ個体数は増えそうです。081121

▼雄は地味だが気品がある。雌はマガモの雌に似ているが、羽の一部に白い部分があって、脚も黄色い。

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 オスとメスが1羽ずつ、カチカチ鳴きながら飛び回っていました。これはちょうど私の見える位置に止まってくれたオスの方です。

 ジョウビタキはその昔、自宅に飛び込んで来たことがあります。こんな愛らしい野鳥を自分の手の中で見る機会もさほど多くないと思いますが、当時は数枚の写真を記念に撮ってすぐに放してあげました。今ならもう少し欲張って写真を撮りたいですね(笑)。081121

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 いわゆる糞虫の仲間であり、自然界の掃除屋の一人です。

 アスファルトの上をよろよろ歩いていたので、クルマに轢かれては可哀相だと思い、移動させてやることにしました。そうは言っても流石に手掴みにはしたくなく(笑)、小枝を使って追い立てると・・・・脚を突っ張って転がったまま。死んだフリを止めて動けばいいものを、かなり意固地なヤツです。081113

▼擬死の状態。

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▼背側はこんな感じ。この体勢でも動こうとはしなかった。

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 ここ数回、見沼田圃に行くとチョウゲンボウに会っています。ハヤブサの近くにちょこんと止まったチョウゲンボウの姿も見ました。また別の日にはカラスに追いかけられたり、電柱のてっぺんで捕まえてきた獲物を食べていたりする姿も見ました。081112

▼電柱のてっぺんのチョウゲンボウ。

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▼カラスとの空中戦。

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▼トリミングした画像なので荒れているが、獲物がカマキリであることが辛うじて判る。

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 前日に雨が降っていたせいで、空気中の塵がみんな落ちてしまったのでしょう。この日の夕方はきれいな夕焼けでした。ススキ原の向こうには街の建物が見えますが、かなりの距離があります。081113

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 食餌中のカイツブリを見ました。何を食べているのかはっきりは判りませんが、どうやら魚ではなく褐色のアメリカザリガニのようです。あんなに堅くて食べ難そうなものでも飲み込むんですね。081113

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 以前、ヒルガタワムシというプランクトンを載せたことがありましたが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/536/ それは自宅の風呂場で水耕栽培しているポトスの瓶の水の中にいたものでした。

 実はこれも同じポトスの瓶の水を取って顕微鏡で見たものですが、不思議なことに以前多く見られたヒルガタワムシが姿を潜め、別の小さな生きものが増えていました。それはどうやらダニの仲間のようでした。調べてみるとダニの中にもミズダニという類があって、水の中にも棲息するのです。ミズダニという類は日本だけで200~300種くらいもあるようで、生憎、私は同定する術を知りません。

 風呂場に置かれた一つの瓶の中で、時間の経過とともにある生物が滅びて別の生物が取って代わるという興味深い出来事を実感したのでした。081111

追記:タイトル中「ミズダニ」という表記をしましたが、水の中に棲息するミズコナダニの一種であろうと、Acleris氏から御教示頂きました。いわゆるミズダニの仲間とは分類上異なるとのこと。詳しくはコメントをご覧下さい。

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 アトリを見た一昨日は鳥影も薄く、見た鳥種は少なかったのですが、この辺り(見沼田圃の一角)では余り見ることがなかった鳥をもう一種見ることが出来ました。

 移動中のタゲリの群れです。数えると11羽いました。過去、この地では遥か遠くを移動していく数羽の群れを不確かに1、2回見たことがあるだけでしたから、私にとっては幸いでした。081110

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 最初、カワラヒワの群れだと思いました。暫く見ていなかったので写真を撮ったら・・・・どうやらカワラヒワとは違います。どれを見ても腹側の色が淡く・・・・アトリでした。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/63/

 アトリはここ見沼田圃では冬じゅう滞在する鳥ではなく通りすがりの鳥です。寒くなりかけの季節、まだまだ移動中の鳥が見られるようです。081110

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 スズメガの幼虫は、どれも体の後端に角が付いているのですが、この尾角はその中でも立派で特異な方に入りそうです。以前は寄生されてしまった個体を紹介したことがありますが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/324/ こちらはまだ元気なようです。

 この角と同様に疣の付いた尾角を持つスズメガの幼虫といえば、メンガタスズメやクロメンガタスズメなどがありますが、これらの幼虫の尾角は疣があることに加えてS字状に屈曲しています。てふてふさんのブログで少し前にクロメンガタスズメが紹介されていましたが、次はそんなヤツを見つけてみたいものです。オマケにクロメンガタスズメの成虫は、映画「羊たちの沈黙」のポスターでも有名なドクロの模様のあるあのスズメガです。081022

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 セイタカアワダチソウは一時期、花粉症の原因植物と言われていたことがありました。しかし、最近ではそれが濡れ衣だったことが定説になりつつあります。虫媒花であるセイタカアワダチソウは風媒花と異なり、空気中に花粉を飛ばすはずもなく、なぜ花粉症のアレルゲンだと疑われたのか、不思議なくらいです。御存知のように北米原産の外来種であり、空き地などをあっという間に席巻したことも余りいい印象を与えなかったのかも知れません。他の植物が嫌う物質を根から放出するという攻撃的な側面があるものの、このような性質を持ち合わせているのは何もセイタカアワダチソウだけではありませんから、余り厄介者扱いするのも可哀相な気もします。種などが冬にやってくる鳥たちの貴重な食糧になっているのを見かければ尚更です。081015

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 秋もそろそろ終盤、少しずつ冬に近づいていますが、雨上がりの今日なども晩秋の空を見上げれば実に爽やかです。写真は少し前のものから。081015

▼ハナミズキの紅葉。赤い実も彩を添えている。

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▼モズの高鳴きも盛んである。

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▼メタセコイアの樹影の向こうに青い空。

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 最初はチョウゲンボウかと思ったのですが、すぐ近くやって来たチョウゲンボウと思われる鳥はもっと小さな鳥でした。ということは、この辺りで時折見かけるオオタカでしょうか? 距離があって双眼鏡では今ひとつ判りません。

 しばらくすると、自分たちとほぼ同じ大きさの猛禽の存在に気づいたカラスたちが集まって来ました。ところがカラスたちに気圧される風でもなく、悠然としています。パッと飛び上がり、近くを旋回して元の場所に戻る時には1羽、2羽のカラスを蹴散らす勢いでした。

 家に戻ってPCのディスプレイで見てみれば、ハシボソカラスと比べて引けを取らない大きさ、そして顔に黒く太い髭がありました。どうやらハヤブサのようです。なぜ現場でピンと来なかったのか口惜しい気がしますが、見沼田圃でハヤブサというのは嬉しいですね。

 見沼田圃を歩くようになって2年、ここでハヤブサを見たのは初めてです。081105

▼ハシボソガラスに包囲されるハヤブサ。でも全く意に介さない様子。

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 このところ下ばかり見ていて目に入らなかったのか、それともイソシギの方で暫く留守中だったのか、久しぶりに見たイソシギです。(ハマシギやミユビシギなど小さなシギ類は皆そうですが、)このイソシギは、私にはとても愛らしい鳥に思われてなりません。

 このイソシギは名前に反して陸水にいることも多いようです。非繁殖期には河口や海浜にも出るといいますが、私のフィールドから河口や海浜まで移動したものか、判りかねます。また見沼田圃で鳥の写真を撮ってらっしゃる方の記録では、暑い時期も見られない訳ではないようですが、一般に暖地では冬鳥、寒地では夏鳥のようです。私がよく見るのは冬が中心で、単独でいる個体が多いのですが、さりとて同じ個体をずっと見ているのかも怪しい感じです。2羽が連れ立って飛んでいるのは見たことがありますが、3羽以上を一度に見かけたことはありません。081029

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 翅のデザインが独特で、まるでカッターで切り出したような鋭角的な形をしています。

 また幼虫の食餌植物はクスノキだそうで、防虫剤である樟脳の臭いのする葉を食べる虫が意外といるものだと感心しました。メジャーなところではアオスジアゲハの幼虫もクスノキノ葉を食べますが、「蓼食う虫も好き好き」とはよく言ったものです。もっともこの場合はクスノキですが・・・・。081022

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 私がよく歩く土手道の反対岸にイタチを見つけました。最初は水際まで来て何をやっているのだろうと思いましたが、そのうちジャバジャバと水に入って、どうやら水浴びのようです。しばしその水浴びを繰り返し、数分後、草叢の中へと消えていきました。081029

去年のイタチ→ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/439/

▼愛らしい顔をこちらに向けるイタチ。

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▼水浴び中・・・・。

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▼全身はこんな感じ。尾は短く、全長もかなり小さい。ニホンイタチの♀だと思われる。

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 今夜はだいぶ冷え込んでいますが、半月前はまだ暖かく、夜の街を散歩をしていて夏の名残りの生きものたちがいろいろ見つかったほどです。余り寒くならないうちにその時の写真を。081012

▼先日、載せたヤモリの子ども。

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▼まだ向日葵も咲いていて、蛾や蜘蛛が集まっていた。

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▼アベリアの花に来たツゲノメイガ。

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▼ネムノキと同じマメ科のニセアカシアの葉も夜はしっかり眠る。

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▼赤いマスクに黒いマントのホタルガ。

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▼アメジストセージは夜目に鮮やか。

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 自宅の庭でピンポンマム(キク科)の花に止まっている繊細で美しいカスミカメムシを1匹見つけました。カスミカメムシの仲間は過去に何回か紹介していますが、緑色でカスミカメの仲間のようだから、「ミドリカスミカメ」なんていう名前だろうかなどと検索をしてみると、「ウスモンミドリカスミカメ」というカスミカメムシが見つかりました。どうやら殆ど当たりのようです。淡いグリーンが美しい色でしたが、個体差が大きいようで、かなり褐色味の強いものまであって色彩変異が大きいようです。081027

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最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。

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