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花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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 一昨日のムラサキツバメは東日本での越冬に挑戦中という感じですが、こちらはもう既に越冬の実績をつくってしまったツマグロヒョウモンです。ツマグロヒョウモンは自宅近所の市街地でもよく見かけましたから、幼虫もその辺にいるだろうと思っていましたが、写真に撮ったのは初めてです。園芸家の妻から、庭にいたけど退治したよ、という報告をもらったことはありましたが・・・・(笑)。080923

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 このムラサキツバメは西日本では越冬するらしいのですが、最近は関東でも温暖化(ヒートアイランドを含めて)のせいか、越冬することがあるようです。私の場合、越冬どころか、この蝶を見ること自体初めてで、出来れば翅の表の美しい紫の輝きを見たかったのですが、ちょっと刺激したら飛び去ってしまいました。実に残念ですが、次の機会を期待しましょう。080922

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 このブログにも載せたことのあるアカヒメヘリカメムシ(http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/32/)に近縁のスカシヒメヘリカメムシです。自宅近くの空き地で見つけました。

 ネット上の写真をいろいろ見てみると、茶褐色から赤味の強い個体まで幅があり、この個体は赤味のかなり強い方になるようです。080911

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 自宅近所の空き地で撮ったササグモの♂です。このササグモの周辺には幾匹ものササグモがいたのですが、これがどういう訳か全て♂でした。結局そこで♀を見ることはないまま、降り始めた雨に退散したのでした。偶然なのか、雄同士の会合でもあったのか、不思議ですね。080911

▼♂の触肢は黒くてよく目立つ。

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 チョウトンボに夏の青い空って、実に似合いますね。私のフィールドでは余り多いトンボとは言えませんが、この日は私の周りを何度も飛んでくれました。080903

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 今日はよく晴れて実にいい天気でした。午後に野暮用も済んで、フィールドに出たのはいいのですが、どうも体がだるく疲れているようなので早々に退散しました。余り小さいものを撮る気が起きなかったので、風景を中心に4枚ほど・・・・。080917

▼鉄塔の上を積雲が流れてゆく。

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▼ツルボの花も清楚で可憐。

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▼日光浴の亀は暑くないのか?

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▼晩夏の光を弾くイネ科植物。

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 キバナコスモスでよく目にするのはオレンジがかった黄色のものが多いと思いますが、たまたまレモンイエローのような黄色のものと混ざって咲いていました。色の違いもよく判って、微妙な差異がなかなかいい感じでした。080915

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 オオエグリシャチホコという、何とも木片にしか見えないような不思議な形をした蛾です。朽ちた木を崩した時の質感に近いですけれど、見ようによっては他のものにも見えそうです。

 幼虫の食餌植物はフジやニセアカシアなどのマメ科ばかりが知られているようです。080813

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 幾何学的で非常に複雑な模様の翅です。このLobogonodes属の蛾は「みんな~蛾~」で見ると、ホソスジナミシャクもキホソスジナミシャクも区別できないほどではありませんが、似たような模様をしています。最初見たときはその模様の複雑さに圧倒されました。

 さらに幼虫の食餌植物は不明とのこと。どんな姿の幼虫で、何を食べているのやら・・・・。080813

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 クサギカメムシの幼虫たちが孵化したばかりのようです。カメムシの卵というのは潜水艦のハッチのような蓋が付いていて面白い形をしていますね。そこがパカッと外れて中から親とは余り似ていない派手なオレンジ色の丸っこいのがゾロゾロ出てくるのですから、さらに面白い事態です。

 常々疑問に思いますが、こんなに目立っても大丈夫なんでしょうか?080816

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 2、3週間前の記憶です。・・・・朝、庭に出ていた妻が、水溜りの中でヤモリが死んでいる、と教えてくれました。酷い雨足にやられたのか、全く別の原因で死んでしまったのかは不明ですが、前夜の夕立できた水溜りの中で死んでいたらしいのです。妻がそれを引き上げておいたのですが、アリが続々と集まって来ていたのを覚えています。

 昨日、その死んだヤモリのことをふと思い出して見てみると、完全に白骨化していました。夏場なので腐敗も速く進むのでしょうけれど・・・・。080911

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 今年の初夏某日のことですが、件のトンネルにはシャクガたちが随分といました。前夜飛来し、そのままトンネル内に留まったものでしょうけれど、調べてみれば過半数はエダシャク亜科のようです。080601

 追記:同定の誤りもあるかと思いますが、その際はどうぞお知らせ下さい。

▼ニセオレクギエダシャク。

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▼フタホシシロエダシャク。

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▼ウスキツバメエダシャク。かつてここでも載せたことがある。

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▼ナカウスエダシャク。

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▼ナミガタエダシャク。

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▼クロクモエダシャク。

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▼ウスバミスジエダシャク。

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▼オオトビスジエダシャク。

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 私が写真をよく撮る場所のひとつに埼玉県中部の隧道があります。この隧道には電灯が数mおきに設置されていて、夜間は近所の雑木林から様々な昆虫たちが集まって来ます。昼間になっても雑木林に帰りそびれた蛾たちが壁に張り付いていることも多いのです。

 そんな中からこの夏場に見たアオシャク類を中心に緑色の蛾をいくつか紹介したいと思います。地味な他のシャクガたちと比して、アオシャクの名の通りのカラフルな緑色の種類が多く、見栄えがします。

▼チズモンアオシャク。実に見事な模様である。080831

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▼シロモンアオヒメシャク。緑色だが、アオシャク亜科ではなくヒメシャク亜科であった。080831

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▼ギンスジアオシャク。近似の仲間の幼虫も少し前に載せた。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/653/ 080831

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▼シロフアオシャク。080813

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▼コヨツメアオシャク。アオシャクの名があるが、このように白い個体もいる。「みんな蛾」を見ると普通に緑色の個体も白い個体も載っている。個体差なのか、古い個体で鱗粉が剥げているのか。080601

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▼こちらはコヨツメエダシャク。名前は似ているが、アオシャク亜科でもないし模様は全く異なる。翅は緑色には違いないが、色合いがだいぶ渋い。080813

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▼ウンモンスズメも緑色のぼかし模様の入った翅が美しい。スズメガ科。080813

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 このところ少なくなったと嘆いていたニホントカゲですが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/598/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/299/ この夏はある地域の周辺でよく姿を目にしました。その地域は私の住んでいる市街地からクルマで20分ほど、神社があって農家も多く畑や雑木林に恵まれています。カナヘビも多いですが、トカゲがちゃんと生息できているというのが嬉しい限りです。

▼辻道のコンクリ塊の上、青い尻尾が長い。080716

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▼神社の足元で。080816

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 埼玉県東秩父で見かけたハサミツノカメムシのメスです。張り出したオレンジ色の角がアクセントになっていて美しいですね。

 和名の由来となった腹端のハサミ状突起は、残念ながらオスにしかないものですが、いずれ写真で載せたいと考えています・・・・。080831

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 よく立ち寄る神社の裏にある雑木林にいました。フラッシュを焚いて撮影すると、複眼が美しい緑に写りました。

 それにしても我が家でこの夏に飼っていたアリジゴク・・・・繭になってから随分経つのだけれど、いつになったら羽化するのでしょうか? ふつう3週間くらいで羽化するらしいのですが、6週間ぐらい経っています。080903

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 夏はまだまだ続くいていると言ったばかりでなんですが、秋も少しずつ歩み寄って来ています。つまり、網を張る大型のクモたちの成熟が少しずつ進んでいるようです。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/335/

 今回はそんな中から3種ほど。080903

▼コガネグモやチュウガタコガネグモとは模様が異なるコガタコガネグモ。

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▼ジョロウグモはまだ未成熟のものも多いが、この辺りでは個体数が非常に多く目立つ。

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▼このナガコガネグモはひと足早く成熟しているようだ。

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 暑さ寒さも彼岸まで。9月になってもまだまだ暑い日は続きます。夏らしい風景を集めてみました。080903

▼サルスベリのこの紅さ、赤さ、アカさ・・・・。

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▼炎天下で電線に止まるキジバトも暑いだろうに。

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▼竹林の向こうに積乱雲が発達しかけて見える。

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▼アメンボが空をスイスイ泳ぐ。

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▼カナヘビのちびすけをあちらこちらで見かけた。この夏に生まれた子たちだ。

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▼ミンミンゼミが体を震わせて鳴いているところにアリが登場。

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▼アメンボに負けじとチョウトンボも空をスイスイ。

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 久しぶりに見たトウキョウダルマガエルです。子供の頃は田圃で普通に見かけたカエルですが、最近はめっきり少なくなり、サイズも小さいものばかりになりました。子供の頃は、これがトノサマガエルだと信じていましたが、図鑑などをいろいろ見ていくうち関東のものはトウキョウダルマガエルという、ダルマガエルの亜種であることを知りました。落語家の江戸家猫八がTVでトウキョウダルマガエルの鳴き声を物真似していたのはその頃でしたっけ・・・・。

 さてこのトウキョウダルマガエル、ちゃんと育つとなかなか立派な大きさになります。某HPではオスより大きなメスで最大87mmと記されていました。昔、6~8cmのトウキョウダルマガエルは普通にいました。ところが一度だけ非常に驚くべきサイズのトウキョウダルマガエルに出逢ったことがあります。殆どウシガエルかヒキガエルのサイズでしたが、模様をみればトウキョウダルマガエル・・・・。おそらく12~13cm以上はあったのではないでしょうか。しかし同じ大きさのウシガエルと比べると、ずっと動きが緩慢で簡単に捕まえることが出来たのを覚えています。080903

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 昨夏、シラキトビナナフシを見た場所で(http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/276/)今夏も見ることが出来ました。余りに偶然なので、個体数の密度が高いのかと思って他にも探してみましたが、結局その周辺では、この1匹だけでした。もっと念入りに探してみてもいいかも知れません。080831

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 再び扁形動物(プラナリアの仲間)の登場です。
  (前回はリクウズムシhttp://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/638/ ) 

 これはコウガイビルといいます。少年の頃から雑木林に虫捕りなどに出かければ時折目にして来ましたが、姿が不気味なので余り好きになれません。ネット上でもKGBなどというあだ名を付けられて気味悪がられています。

 Wikiによれば、笄(こうがい)の形をした頭部に眼点が多数あるそうですが、写真に撮って拡大したくらいでは確認できませんでした。眼点についてはプラナリアの方がハッキリしているようですね。また口は細長い体の腹面中央に付いていて、消化管が前後両方に伸びて袋小路になっているので、肛門がないそうです。ミミズやカタツムリなどを襲って、消化しつつ飲み込むような食べ方をするので、肛門なしでも大丈夫なんでしょうが、・・・・そういうところもやはり不気味です・・・・。080831

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 8月最後の休日、よく行く東秩父の山に出かけました。生憎、途中で雨に降られましたが、少しばかりの収穫(写真)を持ち帰りました。

 これは傘の直径が数ミリしかない非常に小さな愛らしいキノコです。調べてみれば、シロコナカブリという種類のようです。拡大すると名前の通り、柄の部分も傘の部分も白い粉をかぶったような姿でした。080831

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 最近撮った写真(1枚目)をブチヒゲカメムシの成虫として載せようと思っていました。ところが、どうも違和感を覚えて調べてみると、どうも以前撮ったブチヒゲカメムシ(2枚目)と違います。赤味がかった体色はブチヒゲカメムシの雰囲気ですが、小楯板の下端が白くありませんし、触角もブチとは言い難いのです。

 結局1枚目はクサギカメムシの赤味の強い個体だと考えるのが良さそうです。とても似ているのですが、一度違うと思うと、相違点も見えてきました。それは体に比して複眼の大きさが、1枚目のカメムシの方が2枚目のブチヒゲのそれよりかなり大きいということ。クサギカメムシの複眼もそんな大きさなのですが、ひょっとしてブチヒゲでもクサギでもない?

 追記:昨年のクサギカメムシはこちら。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/97/
    またクサギとブチヒゲは、実は「属」のレベルで違うようです。ということは、他人の空似?

▼赤味が強いが、複眼が大きいから、クサギカメムシ?080823

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▼ブチヒゲカメムシ(昨夏の写真より)。クサギカメムシより赤味が強く、小楯板の下端が白い。070824

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 クワゴの幼虫ですが、以前撮ったものと比べても大きかったので、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/583/ 終齢でしょうか。色もまた茶色味が強く、かなり鮮やかな感じでした。カイコの原種ならではの野性味です。080817

▼眼状紋といってもよさそうな模様である。

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▼スズメガの仲間のそれほど尖ってないが、お尻の方にはちょっとした突起がある。

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 マツカレハの♂です。自宅の近所を歩いていて見つけました。街中にいた割には、胴体の厚みといい、幅のあるウサギの耳のような触覚といい、なかなか立派な蛾です。

  幼虫は松の害虫として有名ですが、うっかり手を出すと酷い目に遭うかも知れません。私はやられたことはありませんが、かなり痒いようですね。080823

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最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。

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