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花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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 レンゲショウマを見に行ったとき、登山道のすぐ脇に鳥の巣を見かけました。親鳥のいる気配は全くなく、人通りのある場所なので放棄されてしまったようです。

 大きさは外径でどんぶり程、いやもう少し小さかったかも・・・・。卵はウズラのそれより一回り小さかったように記憶します。ただ卵の色は真っ白です。巣の大きさからもヒヨドリからキジバトぐらいの大きさの鳥ではないかと思うのですが、果たして何の鳥でしょう?070902

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 連日の猛暑の中、その日も午前中ですら陽が照ってくれば酷く暑かったのですが、キジバトが炎天下で・・・・砂浴び? 何とも不思議な光景でした。留鳥なので冬もいるはずなのに、暑さにも強いのでしょうか?070827

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 今どきの水辺では初夏にふさわしい爽やかな野鳥の鳴き声を聞くことがあります。そのうちの一つがこのコチドリの声です。意外に小さな鳥で、全長16cmしかありません。

 バードウォッチングでは双眼鏡・望遠鏡を通して観察することが殆どです。このとき鳥どうしの相対的な大きさも識別のポイントにもなり得ますが、絶対的な大きさについての感覚が麻痺してしまう場合も多々あります。特に遠くの鳥を望遠鏡で引き寄せる水辺の鳥では、野山の鳥と比べて嘴や脚が長く、体のバランスから勝手に判断して大きめに見誤りやすいようです。070615

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 新緑の中で小鳥たちが育雛に勤しむようになってから少し経ちました。私がよく行く場所では、先日のメジロの他、シジュウカラやコゲラなども見かけます。もっとも葉が邪魔をして冬ほど見やすくありませんが・・・・。070429

▼シジュウカラ♀ 腹側のネクタイ模様が細いので♀だとすぐ判断がつく。
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▼コゲラのシルエット。コゲラかどうか、写真を撮った私にしか分からない・・・・?
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 以前、足環をつけたオオジュリンを紹介しましたが、こんどはメジロの話です。
 2週間ほど前、余り飛ぶことのできないメジロを見かけました。最初は巣立ったばかりの雛だと思い込んでいましたが、追いかけて写真を撮ってみると足環をつけていました。ということは、羽を切られて飼われていたメジロが逃げ出したものかも知れませんし、巣立ったばかりのメジロに調査研究のための足環をつけたものかも知れません。いずれにしても飛ぶことが不得手のようでしたので、生き延びられるかどうか何やら心配になりました。今頃、どうしているかな?070512

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 最近はいろいろな野鳥の囀りを耳にするようになりました。冬鳥だと思っていたのにいつ北へ帰るのだろうと心配してしまうのは、要らぬ御節介というものでしょうね。最近よく出かける場所だと、虫の写真を撮りながら鳥の声だけ聞いていてもそれなりの種類数が数えられます。農家の屋敷林と田圃、葦原が混在するような場所だからですね。例をあげると、ハシボソガラス、カケス、オナガ、シメ、ヒヨドリ、ムクドリ、シジュウカラ、アオジ、ホオジロ、ツグミ、ウグイス、メジロ、オオヨシキリ、セッカ、モズ、コゲラ、ツバメ、キジバト、キジ、コジュケイ、カワセミ・・・・。まだまだ冬鳥も混ざっています。
 今日はそこに着くや否やキジの姿を見つけて写真を撮ったのですが、派手な雄にばかり気を取られていて、雌がいたことに気づいたのはいたのは、写真をPCにダウンロードした後でした。この写真はトリミングして、キジのペアの姿を判りやすくしてあります。ただ雄と雌でこれだけ目立ち方に差があるというのは、キジにとって雌を守ることが如何に大切なのかということを表しているのでしょうね。070501

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 この冬、何度も挑戦して撮ることができなかった鳥がいました・・・・それはタシギです。
 珍しい鳥ではないのですが、いつも同じ場所を歩いていると、「ジェーッ」という一声とともに不意に飛び立ち、あっという間に空の彼方に小さくなるのです。近々に北へ帰ってしまうタシギの飛影を昨日やっと撮ることができました。
 そういえば昨日は冬のような寒さが舞い戻った一日でしたっけ。070418

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 私がよく鳥見に行く川でこの冬に特に人気があった鳥というとベニマシコでしょうか。土手沿いですれ違うバードウォッチャーの大半がベニマシコのことを口にしました。そして人気者の定番カワセミ。他にはウソ、クイナ、アトリなどもこの土手もしくはその周辺でよく話題に出たようです。
 
 写真はいずれも3月2日(金)に撮ったものですが、ベニマシコの写真はこれがこの冬最後のものになるかも知れません。070302

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 3週間程前の話になります。鳥見のためにいつもの土手を歩いていると、道に真ん中で少し動きのぎこちないキジバトを見つけました。

 怪我でもしているのか、近づいてみてもやはり逃げません。どうも一本足で小さく跳ねながらでしか移動できないようです。そのせいで尾羽は地面と擦れてボロボロ・・・・。

 しかしこんな状態でも餌を探して啄ばんでいるようでした。猫や猛禽に襲われないかと心配になりましたが、後から来た原付バイクを避けるように飛んでいきました。

 自由に飛べることが彼にとってまだ幸いでした。070209


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 今日はよく晴れて風もなく本当に春らしい感じの天気になりました。製作を依頼していたデジスコの部品がやっと届いたので、試し撮りを兼ねていつもの場所に鳥見に行くことにしました。

 写真はイソシギです。今までは撮影のために距離を寄せるとさっさと移動されてしまうという憂き目に遭っていましたが、今度はかなり撮り易くなった気がします。タシギには相変わらず逃げられてしまいましたが・・・・。

 イソシギは私の持っている図鑑によると、繁殖期は川や湖沼などに生息し、非繁殖期には川や湖沼以外の干潟や岩礁のような海辺でも観察されると載っています。ずっと観察できる場所は陸水なのですから、イソシギっていう名前は少し変ですね。070302

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 今冬よく見たアオジです。普通に見られる冬鳥なので珍重されませんが、やはり冬が来たら見ない訳にはいかない野鳥です。黄色いお腹が実に可愛らしいと思います。

▼北本自然観察公園にて070207

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▼つんと上がったお尻が可愛らしい・・・見沼自然の家付近にて070225

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 うちからそんなに近いところでは目にすることが出来ないと思い込んでいた鳥です。いるらしい、という話は聞いていましたが、なかなか居場所を絞り込めず、この冬もしばらくは見ることが出来ませんでした。
 この写真は少し距離がありますが、数羽の群れを見かけたときに撮ったものです。写真はメスなのでホロ酔い顔のオスよりやさしい感じがします。もちろんオスはその名の通り赤い鳥なのですが、まだ写真はありません。もう少し暖かくなると北海道やさらに北の方へ帰っていってしまうでしょう。070209

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 昨日撮ったオオジュリンの写真を見ていたら、その場では気づかなかった足環に気づきました。かつて私はバードウォッチングでは写真を撮らない主義でしたが、こういう発見は写真ならではのものですね。
 オオジュリンは私の住んでいる辺りでは冬鳥ですが、北海道や北東北の一部では繁殖するようです。他にもユーラシア大陸の温帯から亜寒帯で広く繁殖することが図鑑などには記されていますが、果たしてこの足環、いずれの場所で付けられた物なのでしょうか?070221

▼日当たりもよく暖かな葦原で、餌をとるオオジュリンたち。

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▼左の個体の右足には足環が・・・・。

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 今日はいい天気だったのですが、探鳥では鳥種はかなり少なめでした。
 ただコゲラの姿をよく見かけました。目の前でコゲラが木の幹を飛び回り、木の皮を剥がして虫を探している様子を撮ることができました。070221

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 昨日は埼玉県北本市にある自然公園に出かけてきました。鳥を見るのが中心、他にフユシャクのメスでも見つかればいい、という気持ちで。現地に着くとどうやら探鳥会の一行もいて、アトリを見るつもりとか。アトリも昔見たきりで久しく見てなかったなぁ、とその後に何の気なしについて行くと・・・・そこには数羽のアトリがいました。アトリ科の科名にまでなっているのに何でこうマイナーな鳥なんだろう・・・・と思いますが、数万羽の大群で越冬することもあって、そういうときはメジャーな鳥になってしまうのでしょうね。いつか「数万羽のアトリの大群」っていうのもこの目で見られたら、と思います。

 観察できたのは・・・・ハジブトガラス、ハシボソガラス、ムクドリ、スズメ、シメ、ウソ、アトリ、アオジ、ホオジロ、カシラダカ、メジロ、エナガ、シジュウカラ、ウグイス、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、モズ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、コゲラ、カワセミ、キジバト、アオサギ、コガモ、マガモ、ガビチョウ。本当は鴨類などもう少しはいたでしょうが、昨日、何回か覗いた双眼鏡には入ってきませんでした。他にベニマシコ、ミソサザイ、カヤクグリなども割合よく出没しているそうです。070211

▼アトリの雄と雌

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 ▼アトリ(続き)

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▼同じアトリ科のウソですが、精一杯背伸びして芽を啄ばむ様子が愛らしい。

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▼春めくにつれ、藪から出ることの多くなるウグイスの目元は、きりりとして端正な顔立ちです。

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 冬のよく晴れた風もない暖かい日に葦原の近くを歩くと、そこかしこからオオジュリンが立てるカサカサカサ・・・・という音が聞こえてきます。オオジュリンは垂直に近い葦の茎につかまったまま、歌舞伎役者のように少しずつせり上がります。せり上がるうちに茎の中の虫をほじくり出しては啄ばむのです。
 全体に淡い感じの色合いが可愛らしく、特にベージュののっぺりとした腹の質感が何ともいえません。ただし、これからは季節が進んで繁殖期が近づくにつれて雄の頭がだんだんと黒くなっていきます。070205

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 よく鳥を見に行く地域で、クイナが出ているらしいとの噂は聞いておりましたが、まさかこんな人気の多い場所に現れているとは思いもよりませんでした。図鑑などには、かなり警戒心が強く、余り人のいるような所には出てこないような記述が多いのですが、私が過去に見た時も今回もそのようには思われません。結局、開けた場所を好まず人目に触れ難いということだけのように思えます。一度、バードウォッチャーの前に現れたクイナはさほどピリピリした風でもなく、何枚もの写真を撮らせてくれました。070205

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 一週間前のように北西風が強く吹きましたが、午後からいつもの川の土手を歩きました。

 今日の満足は強風の中を飛ぶノスリが撮れたこと。

 今日の心残りはタシギがいるのに気づかずに目の前で飛び立っていったこと。それも2回・・・・。

 強風に加え、短時間に限られた場所しか歩きませんでしたが、鳥の種数はぼちぼちでした。・・・・ハシブトトガラス、ハシボソガラス、ムクドリ、スズメ、シメ、ベニマシコ、カワラヒワ、アオジ、ホオジロ、カシラダカ、メジロ、シジュウカラ、ツグミ、モズ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、キジバト、ノスリ、タシギ、オオバン、バン、コサギ、ダイサギ、コガモ、オカヨシガモ、カルガモ、カイツブリ、カワウ 070202

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 風の強かった一昨日、探鳥に行った川でカルガモ十羽程の群れに別な鳥が二羽混ざっていました。一羽はコガモの雌、一羽は名前が出て来そうで出て来ません。うろ覚えで思い出そうとして・・・・ケリガン?これは人名です。ビリケン?これは人形です。ネットで調べて、嗚呼、そうだったと納得したのが・・・・バリケン。中南米の原産の家禽で、野生化したものがときどき見られるようです。070125

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 見慣れた気になっているコガモではありますが、よくよく見れば非常に美しい羽色をしています。意外と近距離から撮影できたので、それをちょっとトリミングしました。070118

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 これは今日、探鳥に行った自然公園で見かけた雑種のカモです。全体の雰囲気としてはカルガモのような感じですが、一回り大きく、細かく見ると色模様が違います。尾の上にカールした羽毛が1対ありますが、これはマガモのオスの特徴です。しかしマガモはアヒルの原種でもあります。マガモと色模様がそっくりなのに一回り以上も大きいものがしばしばカモの群れに混ざって野生状態で見つかることがありますが、これはナキアヒルまたはアイガモと呼ばれ、しばしばカルガモと交雑することが知られています。この写真のカモはどうやらそんな雑種のうちの一羽だったようです。070118

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 よく行く公園の中で見かけたウソです。そのウソを目当てに望遠レンズが何本も並びますが、私の方はコンパクトデジタルカメラでカシャとやって、少しばかりトリミングしました。ウソは警戒心が薄いのか、相当近寄っても逃げないことが多いようです。070108

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 カワラヒワにはコカワラヒワとオオカワラヒワという亜種があって、夏に北海道以南で繁殖しているのはコカワラヒワです。オオカワラヒワは千島、カムチャッカで繁殖し、冬は本州以南にも渡ってきます。オオカワラヒワの方が、三列風切の白い部分が多いとのことですが、見分けてフィールドノートを記録したことはありませんでした。見分け方を知ってしまうと少し気になりますね。

▼最近、よく鳥を見に行く葦原です。カワラヒワがたくさん群れていて、時折、オオタカがそれを目当てにやって来るようです。061214

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 よく鳥を見に行く川での光景です。写っているのは可愛らしいイソシギと廃タイヤ、よく分からないパイプ状のものが絡まった巨大なゴミの塊です。川は分解しきれないヘドロで随分と汚れていることも分かります。
 こういう光景を見るとやる瀬なくなります。きっと江戸時代ならば、否、そこまで遡らなくとも昭和初期ならば、まだまだ川の水は清らかだったに違いありません。人間がこんな水を飲んだら一発で腹を壊すでしょう。彼らは慣れているからそういうことにはならずに済んでいるのかも知れませんが、長期的に見ればその小さな体が蝕まれているのは間違いありません。
 我々が美しい風景の中に彼らを見る日はもう二度と来ないのでしょうか?

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 ある雑木林に隣り合う野原に最近よく鳥を見に行きます。その冬の野原は、一見したところ枯れ草に覆われていますが、一部にノバラなどの緑も残っていてその上にクズやカナムグラなどの枯れ草が電気スタンドの傘のように被さってドームを形づくっているのです。そしてその枯れ草ドームを出たり入ったりしている小鳥たちが沢山います。アオジ、カシラダカ、カワラヒワ、スズメ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、珍客ウソ・・・・など。本来は野原にいるような鳥ではないものも雑木林にごくごく近いために立ち寄ります。

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最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。

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