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花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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 アトリを見た一昨日は鳥影も薄く、見た鳥種は少なかったのですが、この辺り(見沼田圃の一角)では余り見ることがなかった鳥をもう一種見ることが出来ました。

 移動中のタゲリの群れです。数えると11羽いました。過去、この地では遥か遠くを移動していく数羽の群れを不確かに1、2回見たことがあるだけでしたから、私にとっては幸いでした。081110

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 最初、カワラヒワの群れだと思いました。暫く見ていなかったので写真を撮ったら・・・・どうやらカワラヒワとは違います。どれを見ても腹側の色が淡く・・・・アトリでした。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/63/

 アトリはここ見沼田圃では冬じゅう滞在する鳥ではなく通りすがりの鳥です。寒くなりかけの季節、まだまだ移動中の鳥が見られるようです。081110

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 最初はチョウゲンボウかと思ったのですが、すぐ近くやって来たチョウゲンボウと思われる鳥はもっと小さな鳥でした。ということは、この辺りで時折見かけるオオタカでしょうか? 距離があって双眼鏡では今ひとつ判りません。

 しばらくすると、自分たちとほぼ同じ大きさの猛禽の存在に気づいたカラスたちが集まって来ました。ところがカラスたちに気圧される風でもなく、悠然としています。パッと飛び上がり、近くを旋回して元の場所に戻る時には1羽、2羽のカラスを蹴散らす勢いでした。

 家に戻ってPCのディスプレイで見てみれば、ハシボソカラスと比べて引けを取らない大きさ、そして顔に黒く太い髭がありました。どうやらハヤブサのようです。なぜ現場でピンと来なかったのか口惜しい気がしますが、見沼田圃でハヤブサというのは嬉しいですね。

 見沼田圃を歩くようになって2年、ここでハヤブサを見たのは初めてです。081105

▼ハシボソガラスに包囲されるハヤブサ。でも全く意に介さない様子。

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 このところ下ばかり見ていて目に入らなかったのか、それともイソシギの方で暫く留守中だったのか、久しぶりに見たイソシギです。(ハマシギやミユビシギなど小さなシギ類は皆そうですが、)このイソシギは、私にはとても愛らしい鳥に思われてなりません。

 このイソシギは名前に反して陸水にいることも多いようです。非繁殖期には河口や海浜にも出るといいますが、私のフィールドから河口や海浜まで移動したものか、判りかねます。また見沼田圃で鳥の写真を撮ってらっしゃる方の記録では、暑い時期も見られない訳ではないようですが、一般に暖地では冬鳥、寒地では夏鳥のようです。私がよく見るのは冬が中心で、単独でいる個体が多いのですが、さりとて同じ個体をずっと見ているのかも怪しい感じです。2羽が連れ立って飛んでいるのは見たことがありますが、3羽以上を一度に見かけたことはありません。081029

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 久しぶりにアマツバメを見ました。私の場合、かなり限られたフィールドで活動しているので、向こうが来てくれないと見られません(笑)。

 南への渡りの途中で立ち寄ったものでしょう。バードウォッチングでよく訪れるアシ原の上をビュンビュン旋回して飛んでいました。080929

▼腰の白いのが見える。

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▼アマツバメの翼の形は、実に格好がいい。ブーメラン型というか三日月型というか。

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追記:見沼田圃ではかなり珍しいようです。見沼田圃で鳥見をされている方の過去の記録などを当たっても余りありません。081013
 群馬県北部山間部にて、温泉宿の軒下を出入りするイワツバメを狙って写真を撮りました。戦後、人工建造物に巣を掛けるようになってグンと分布域を増やしたのだそうです。泊り客が軒下の巣をよく覗くためか、人馴れしていてカメラの存在も苦にしないようです。あと少しで子育てを終えたイワツバメたちが親子で旅立って行くことでしょうね。080814

▼白と黒のシンプルなカラー、黒くて円らな眼が愛らしい。

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▼飛び去る刹那、チラリとこちらに眼を向ける。

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 先日、載せたフクロウの初列風切羽と思われる羽根を拡大してみました。

 フクロウは獲物に気づかれないように音を立てず暗闇を飛ぶことができます。

 その理由の1つは風切羽の前縁が櫛状になっているためだといいます。櫛状であることで、どのように音が消えるのか、詳細は知りませんが、1枚めは初列風切羽(?)の前縁を拡大してみました。

 理由のもう1つは、羽毛の表面に生えている細毛が空気の流れを整えるためだといいます。2枚めは、その羽の表面を拡大しました。080728

▼確かに櫛状の前縁(?)に見えるが、この構造が音を消す?

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▼表面には細かい毛がたくさん生えている。他の鳥の羽とは確かに違うように思える。

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 私のよく行く雑木林で拾いました。

 この雑木林の近辺ではオオタカやチョウゲンボウを見ていましたし、一昨冬には梢の上の方から鳥の翼が落ちてきたこともあります。その時は何か猛禽が木の上で食事中だったようですが、ちょっとホラーな出来事でした。

 その雑木林で大きな羽の落し物です。長さは反ったまま計っても28cmくらいあります。最初、オオタカの尾羽かと思ったのですが、調べていくうちフクロウの初列風切羽あたりが怪しいと思うようになりました。http://www.geocities.jp/mo_migichan/umou018_01.html  http://www5b.biglobe.ne.jp/~amami/hanezukann/hfukurou.htm
この小さな雑木林にフクロウがいるとは思えなかったのですが、 調べてみた方がよさそうです。

 近くには別の鳥の羽が沢山落ちていましたから、これは餌になった鳥のもののようですが・・・・。080716

▼大きさに驚き。オオタカの尾羽から改め「フクロウの初列風切羽?」

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▼餌食になった鳥の羽。一番特徴的な感じがするものを拾ったつもりだったが・・・・。

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追記:この記事は当初「オオタカの尾羽」としましたが、どうもフクロウの初列風切羽のようなので、書き直しました。もしも再び、羽の見立てが違う場合、教えて頂ければ幸いです。
 5月に見つけたカルガモの親子との何度目かの逢瀬です。最初私が見つけた時は4羽の雛でした。その時人から聞いた話では、雛はもともと7、8羽いたようです。次は両親と一緒、その次は3羽に減った雛と片親、そして今回。その3羽がもう巣立ち寸前、親離れ寸前というほどに成長していました。親は片方だけでしたが、たまたまかも知れません。

▼親よりまだ一回り小さいので、飛べるのかどうか分からない。羽色は親より濃く、ピカピカの一年生気分。080709

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▼これは6月25日に別の場所で見つけたカルガモ親子。雛はなんと9羽。080625

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 私は今の時期、地元では余りバードウォッチングをしなかったのですが、今年ちょっと注意して鳥を見てみると、冬の鳥だとばかり思っていた鳥種がいつまでも「山」や「北」に帰らずにいることに気づきました。

 そのうちの一つはエナガであり、一つはホオジロです。エナガは雑木林で子育てまでしたようで、盛夏には移動するのかは分かりませんが、少なくとも最近までいました。ホオジロもいまだに囀る声を耳にします。秋も相当早い時期に戻っているようなので、盛夏もひょっとしたら移動せずに残っているかも分かりません。

▼「源平ツツジ、茶ツツジ」という聞きなしがそれっぽい。080618

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▼無粋な不法投棄禁止の標識の上で休んでいるホオジロ。これって、道路標識?080604

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 十日前のカルガモの親子です。その前に見たときはちゃんと4羽の雛がいましたが、このときは3羽しか見当たりませんでした。親も片親だけで、もう1羽はどこへ行ったのか?親まで簡単に外敵に襲われることはないと思いますが、いなくなった1羽の雛の安否が気になります。080604
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/595/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/589/

▼4羽が3羽に減った雛。しかし、先日より確実に成長し、大きくなっている。この調子で!!

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 先日、紹介した4羽のカルガモのヒナたちです。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/589/ 
 一昨日は2羽の親が付き添っていました。本当にカラスを迎撃できたのでしょうか? とりあえず無事で安心しました。ヒナたちがちょっとやそっとの外敵に襲われないくらいの大きさになるまでには、いま少しの時間がかかりそうです。080531

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 今日は可愛いものを見つけました。カルガモのヒナです。

 昔、皇居のお堀でヒナを育てたカルガモが話題になったことがありましたが、そのときはニュースで見てもさほど可愛いものであるとは思いませんでした。

 ところが実物はやはり違います。体に不釣合いに大きい水掻きの付いた足を必死に動かして、4羽がお互いにバラバラにならないように塊りになって泳いでいる姿は、実に可愛らしいものでした。

 近くで観察していた人の話を聞くところによると、親のカルガモはヒナを攻撃してきたカラスを迎撃(?)するためどこかへ行ってしまったとのこと。近くには親らしきカルガモもカラスも見当たりませんでした。迷子ガモになってしまったのかどうかは分かりませんが、しばらく待っていれば親ガモが帰ってきたのカモ知れません。080525

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 5月7日に見かけたバンの親子です。バンは家族で子育てをするという習性をもった鳥ですが、この春もう既にヒナを育てていたバンもいるようです。写真の左側の個体はヒナというには少し大きくなり過ぎた感があるので、若鳥と言った方が適切かも知れません。080507

▼右側が親鳥だが、母鳥か父鳥か。今年まだ初めての子育てだろうから、兄鳥や姉鳥ではないだろう。

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 今日は朝から雨がぱらつき、強い風が吹くという悪天候でした。いつもの土手道でもよく見かけるようになったツバメですが、これほど風が強いのに素晴らしいスピードで飛び回っています。全身が運動神経の塊といった様子で、双眼鏡で追い回すのが精一杯です。レンズを最望遠側にしたコンデジのファインダーでは殆ど捉えることが出来ません。結局、カメラの画角を中望遠程度に広げ、当てずっぽうでシャッターを切って、ようやく画面に入りました。強風で川面に出来た波紋と燕の飛影のバランスでトリミングしたのが、下の写真3枚です。080424

▼強風の中、遠ざかるツバメ・・・・これはトリミングなし。

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▼反射した川面に黒い飛影がはっきりしている・・・・少しだけトリミング。

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▼尾羽に1対の白紋があったなんて、意外と気にしてなかった・・・・やや大きめにトリミング。

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 ソメイヨシノの花が咲く前後、ハシボソガラスがその梢に止まっているのを見かけました。烏と桜とはミスマッチのように思えて、意外にミスマッチではなかったと思うのですが・・・・。

▼桜の咲くのが待ち遠しい・・・・わけないか。080327

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▼梢に作られたカラスの巣は差し詰め「花やしき」。080407

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▼はらはらと散る花惜しむ烏哉。080410

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 雑木林の前で長い望遠レンズを付けたデジタル一眼レフが数本並んでいました。その近くから歩いてきたバードウォッチャーの一人に聞くとアオゲラが巣づくりをしているとのこと。私も覗いてみると、なるほどアオゲラが木の幹に大きな穴を開けています。作業の合間に時々こちらを伺っている様子は、人間たちの行動がかなり気になるからでしょう。私は数枚の写真を撮るとさっさと立ち去ることにしました。他の撮影者たち数人はどうやら長居を決め込んでいる様子です。アオゲラの巣づくりを邪魔しなければよいのですが・・・・。080416

▼頭を巣の奥まで突っ込んでは、ときどき横目・・・・。ちゃんとヒナを育て上げられるのだろうか?

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▼少し場所を変えたり、しゃがんだりしたが、どうしても小枝が被ってしまう。

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 カワセミが魚を捕まえた瞬間を見ました。そして捕まえた魚を何回か止まり木に叩きつけて弱らせてから、一気に飲み込んでしまいました。写真が何枚か撮れたので、つなぎ合わせてみました。上、中、下段の順に、左から右へ流してご覧下さい。080407
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/487/  http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/456/  
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/410/  http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/83/

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 その日はもうそろそろいないだろうな、と思い込んでいた鳥を2種類見ることが出来ました。一つはエナガ、一つはベニマシコです。

 私の場合、冬によく歩き回るのはアシ原が多いので、ところどころに点在する雑木林などでエナガに出会う機会は余り多くありません。それなのにたまたま立ち寄った公園で見つけることができました。この公園はエナガが居つくのに向いた環境ではなく、冬もエナガはいないので、偶然立ち寄っただけのようです。

 またベニマシコはこの冬、私のフィールドでは少なかったように思います。益して4月ともなれば、いるとは思っていませんでした。これが今季の見納めになりそうです。080407

追記(08年6月12日):エナガは5月になってもずっと居続けて、子育てまでしたらしい。この辺りのエナガはてっきり山へ帰るものだと思っていたが、どうやら適当な大きさの雑木林があれば、居残れるようだ。

▼エナガ

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▼ベニマシコ♀

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 ここ1ヶ月くらいコサギを見る回数が減っていたような気がします。ゆったりと川の浅瀬を歩いていました。

 このコサギにはもう繁殖羽である飾り羽が見られます。いずれパートナーを見つけて次世代を育てていくことでしょう。この辺りに棲息するコサギがどこで営巣し、どんな子育てをするのか、興味が湧きます。080327

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 見かけなくなってから暫く経ちます。春が来てどうやらこの地を旅立ったのでしょうか?
昨冬には見かけることはなかったのですが、今冬は気に入って居ついてくれたようです。
来冬はまたどうなるか分かりませんが、出来れば再会したいものです。
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/465/

▼葦原を悠然と飛ぶハイイロチュウヒ♀。080207

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 先日たまたま撮った写真の水面が小さく波立って面白い模様を描いていました。モノトーンの世界にヒドリガモが抑えた色どりを添えています。よく見ると分かりますが、2枚の写真、実は1枚の写真をトリミングしたものです。080310

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 先日行ったS川で撮影したオオバンです。以前、私のよく行く辺りにはオオバンが4羽いることをお話しましたが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/516/そのうちの1羽です。オオバンの全身は真っ黒ですが、嘴の淡い色が逆光の中でも分かります。080316

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 以前、バンは1回目の繁殖で育った子どもが2回目の繁殖の際に子育てを手伝うという話をここに書きましたが、オオバンも同様の習性があることが知られています。

 さてこの冬、私のよく行くS川には3羽のオオバンが住み着いていました。オオバンは冬季、群れで過ごすことが多いのですが、3羽の群れではいささか小さ過ぎるようです。ひょっとしたら子育てが終わった後も子どものうちの1羽が両親と一緒に暮らしているようなそんな感じも受けました。証拠がある訳ではありませんが。

 ・・・・しばらく3羽のままだったのですが、先日、どこからか現れた1羽が加わり4羽になっていました。新参者が加わったのか、離れて暮らしていた子どもが帰省したのか、その辺はよく分からないものの、意外に仲良くやっているように見えたのは確かです。080310

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 今日は雨が降っていたので、花粉症の私はチャンスとばかり、フィールドへ・・・・。傍から見ると「ひねくれ者」のようですが、人目を気にしていても仕方ありません。その甲斐あって今日は面白いシーンに遭遇しました。

 私がいつもの土手道に着いて間もなく、雨が止みました。雨雲も薄くなって日が差し始めていたので、もう雨も降るまいと、歩き始めました。アシ原の中にまばらに生えている木々のうちの1本にカラスではない、大きな鳥を発見。猛禽・・・・オオタカでした。何枚か写真を撮った後、オオタカはこちらに気づいて飛び立ちました。しかも低空飛行で、すぐ見失う始末。飛び方から、あれ?ハイイロチュウヒの見間違いか、と疑いましたが、写真を見直すとやはりオオタカのようです。

 ・・・・で、写真のオオタカの上にカワラヒワを発見して思わず、苦笑しました。タイミングによっては餌にされてしまうのに、いい度胸をしています(笑)。080310

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最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。

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