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花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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 意外にも花は見た記憶がありませんでした。実の方は秋にあれだけちやほやされるというのに花がそうでもないのは、意識して花を見てしまった後では余計に納得がいきません(笑)。なかなか綺麗な花ではないかと思うのですが・・・・。070612

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 これはサルノコシカケ科のアミスギタケという茸の傘の内側の模様です。シイタケなどの放射状のものと違い、網目状の造りをした、なかなか美しい代物です。傘のオモテ面は薄い茶色で中央が凹んだ浅い漏斗状をしています。春から初夏にかけて見られることが多いようです。070612

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 先日、埼玉県寄居町にある、五百羅漢で有名な少林寺に行って来ました。あちこちで紫陽花が美しい季節になりましたが、ここでも紫陽花、額紫陽花(ガクアジサイ)が咲いています。紫陽花も素敵な花ですが、額紫陽花の清楚で控えめなところに惹かれます。070617

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 5月21日(月)にUPした大陸原産の帰化植物、セリバヒエンソウの種子です。種子というより、まるでプラスチックで出来た何かの部品のようです。こういう造りの物が有機体である植物から産み出されるのは、何とも不思議な気がしますね。070608

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 セリバヒエンソウは、キンポウゲ科デルフィニウム属の大陸原産の帰化植物です。日本でこれ以外のデルフィニウム属の野生植物はありません。栽培品種にはあるようですが・・・・。

▼実に可憐・・・・花に気づいてから1ヶ月くらい経つが、次々と美しい花を咲かせ続けている。070426
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 これはシソ科キランソウ属に属する多年草です。チゴユリを見た自然公園で、やはり林床にたくさん咲いていました。
 今、自宅の庭には「アジュガ」という園芸種が咲いていますが、ジュウニヒトエの学名は「Ajuga nipponensis」 なので同じ属の植物なのだと妻が教えてくれました。ということはどちらも「キランソウ」の仲間ですね。どれも確かによく似ています。自宅のアジュガはもっと濃いブルーで、別名「セイヨウジュウニヒトエ」とか。070502

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 ユリ科チゴユリ属に属する多年草です。やや明るい林床に生え、春に花を咲かせます。
 先日、ふと立ち寄った自然公園内の林でたくさんのチゴユリを見つけました。可愛らしい花が実に印象的でした。070502

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 きれいな黄緑の若葉の木を見つけました。この木の枝では、まだ山へ帰っていないアオジが囀りを始めていました。月もあとちょっとで満月というところ。折角ですから、記念写真を撮っておきました。
 はて、この新緑の美しい木は何だろうと調べたら、ミツデカエデという名前でした。カエデの仲間なので秋にはまた美しく紅葉するのです。

▼三出複葉の対生であることが写真からもよく分かる。070501
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▼山へ帰らないで囀るアオジ。070429
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▼昼間の空にぽっかりと浮かぶ月。満月にあとちょっと。070429
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 今年は暖かいせいで、シャガも随分と早く咲き始めたようですね。
 調べたところに拠ると、シャガは3倍体の遺伝子を持つために種子が出来ずに株で増えるので、人為的に持ち込まれた場所にしか生えないとか。
 その割にはいろいろな場所で目にします。3倍体のセイヨウタンポポは受精なしで種子をつくれますけど、シャガは駄目なんでしょうか。いずれにしろ今の時期、シャガの群落をちょっとした山陰に見かけるのは心が安らぎます。

▼先日出かけた植物公園ではシャガにヤブキリの幼虫が止まっていた。このヤブキリも実は1種類ではなく、将来いくつかの種類に分けられるらしい。生物の世界は実に複雑怪奇である。070412
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 さて、今日は植物が主人公なのか虫が主人公なのか分かりません。植物はミツマタの花、虫はキバラモクメキリガの若齢幼虫です。キバラモクメキリガの幼虫もぷにぷにとした感じですが、ミツマタの花の柔らかそうな毛がとてもいい質感です。さしずめキバラモクメキリガの芋虫君がミツマタの花のふわふわベッドで休んでいるといった図でしょうか。070412

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 最近は、蓮華草を見かけることも少なくなりました。しかし昔は、見渡す限りの蓮華草、という春の田園風景が当たり前でした。
 そもそも蓮華草がそれほど大量に栽培されたのは、マメ科植物の肥料としての役割を買われてのことです。大気中の窒素を固定してくれるの根粒バクテリアが根に共生しているマメ科植物には土地を豊穣にする働きがあるというわけです。
 たまにちらほらと見かける蓮華草は、昔の春の田園風景を知っている世代にとって余りにも寂しげに見えるのです。070412

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 これほど別名の多い植物も珍しいのではないでしょうか。正式な和名は牧野富太郎博士によって名付けられ、天皇陛下の勅裁により決定したといわれる「オオアラセイトウ」(大紫羅欄花)。調べてみると、諸葛菜(ショカッサイ)、紫金草(シキンソウ)、紫金菜(シキンソウ)、花大根(ハナダイコン)、大根花(ダイコンバナ)、紫花(ムラサキバナ)、紫花菜(ムラサキハナナ)の別名がありました。ちなみに私自身が知っていたのは学生時代に覚えたハナダイコン、妻が知っていたのはムラサキハナナです。
 大陸原産のアブラナ科植物で江戸時代に日本に入ってきましたが、現在では殆ど野生化していて、帰化植物といった方が適切でしょう。070408

▼一面に咲き乱れるムラサキハナナ
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▼モモブトカミキリモドキもこの花を訪れていた。「モモブト」なのに腿が太くないのはメスだから。
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 探鳥の時に歩くいつもの土手に咲いた櫻は今が見ごろです。今年の櫻は、暖冬や咲き始めてからの寒の戻りに翻弄されたのではないでしょうか。
 今年の櫻も美しいうちにと思って撮影した中から三葉の写真を載せます。

 ▼花には虫が訪れる。070406
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 ▼風が吹けば・・・・。070408
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  ▼妻が写した櫻・・・・近くても花色はあくまで淡い。070408
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 ツクシの胞子を見たいと思って拡大してみました。
 胞子は一見、緑色の粉のように見えますが、ただの粒状のものではなく、弾糸といわれる四本の手を持っています。乾燥しているときには弾糸はよく四方に伸びるので、胞子は風に乗って飛び散りやすく、湿っているときには弾糸は丸まって胞子の周りから伸びないため、飛散し難くなります。

 食用のツクシを取りに来ていたおじさんが、私が撮影しようと思っていた付近一帯のツクシを取りツクシてしまったので、探すのに苦労しました。m(_ _;)m

▼端の胞子にはハッキリと4本の弾糸が見える。070408
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▼胞子をほとんど飛ばし終えたツクシを住処にした蜘蛛を発見。070402
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 枝下ろしの済んだこの針葉樹はメタセコイアの木です。見沼代用水東縁沿いの川口自然公園はよく通りかかる場所ですが、園内を初めて歩いてみたらこれを見つけたという訳です。

 日本のメタセコイアはセコイア(現生種)に似た化石植物として発見されましたが、後に大陸で現存していることが明らかになり、「生きている化石」として知られるようになったのは有名な話です。日本での化石の発見が1939年、大陸での現生種の発見は1945年のことだそうですから、この植物の発見物語は戦中・戦後の複雑な時期に綴られたことになりますね。070302

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▼背景は「曙」ではなく「夕暮れ」ですが・・・・。

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 古い曲で「鈴懸けの径」というのがあります。私は流行している頃にリアルタイムで聞いた訳ではありませんが、後年、JAZZとして演奏されていたこの曲をたまたまFMラジオで聞いてファンになりました。
 この写真は、その「鈴懸けの木」こと、プラタナスです。どこにでもある当たり前の街路樹ですが、土手に1本だけぽつんと立っていました。070118

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 先日から目をつけていたサンシュユの花です。遠目には黄色い若芽が目立つ樹木なのかと近寄ってみればサンシュユでした。ミズキ科の植物で別名春小金花。調べてみれば、享保時代(江戸中期、1720年頃)に大陸より渡来したようですが、いろいろとある薬効のせいで持ち込まれたのでしょうか?070225 

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 ハンノキは、カバノキ科の一つで田園風景には如何にも相応しい樹木です。昔は刈った稲を干すために水田の脇によく植栽されたそうです。これは水に強く湿地でも根腐れしにくいこと、根に根粒バクテリアがいて空中窒素を固定するため稲の必要とする窒素分を土地から横取りしないことなどの理由によるようです。残念ながら現在では花粉症の原因となる植物の一つとして知られるようになってしまいました。

▼北風に吹かれるハンノキの雄花070218

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 一つめは先日咲いているのを見かけたノボロギクです。ヨーロッパ原産の帰化植物で一年中花を持ちます。ボロは襤褸(ボロ)切れのボロで、花の後がボサボサと汚くなるからだそうです。他にボロギク(正式和名サワギク)というのもあるそうですが、こちらはまだ他の名前があるだけマシなようです。キク科の植物は花の後、白くフワフワとした冠毛のあるタネをもつものが多いと思うのですが、命名者の方いかがでしょうか?
 二つめは昨年9月に撮った写真でハキダメギクです。南米原産の帰化植物で夏から秋に花を咲かせます。掃き溜めの由来はもともと東京は世田谷のゴミ捨て場で発見されたからだそうです。
 何とも気の毒な名前をつけられた菊たちです。昔、武士は魔除けのため自分の子供に酷い幼名をつけたといいますが・・・・。

▼ノボロギク070209

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▼ノボロギクの襤褸?・・・・フワフワで綺麗でした。070209

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▼ハキダメギク・・・・実に可愛らしい小さな花を持ちます。060928

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 この色とりどりのきれいな実は、昨年10月に撮ったノブドウの実です。

 ノブドウは北海道から沖縄まで分布し、野原や林縁などに普通に見られるブドウ科の蔓性植物です。夏に同じブドウ科のヤブカラシに似た花をつけ、秋にはこのような実がなりますが、不味いので鳥獣はともかく人は食べません。

 さてこのノブドウの実ですが、これらはどうやら「実」というより「虫瘤(ムシコブ)」になっていることが非常に多いのだそうです。「虫瘤」は別名「虫癭(チュウエイ)」ともいわれ、昆虫やダニ類が植物体に卵を産み付けたり、内部に侵入したりすることによって、植物体が変形したもの(瘤や塊やツブツブになる)をいいます。ノブドウの虫瘤には名前がついていて「ノブドウミフクレフシ」といい、「ノブドウミタマバエ」という蠅の一種のしわざです。ところがこのノブドウミタマバエというのが曲者で、夏場はノブドウに悪戯をしますが、冬場はウツギ類に「タニウツギメタマフシ」という虫瘤をつくる厄介者なのだそうです。

 ノブドウの実の本来の姿はもっと小さくて黒っぽいのだという人がいますが、それによれば写真のものは殆どすべて「ノブドウミフクレフシ」だということになります。こんなに寄生されていてこのノブドウの次の世代が育つものなのか心配になってしまいます。かつてノブドウの実を「きれい」、「かわいい」と言って採ってきた妻が庭に撒いたところ、「何本かは生えてきたよ」とのこと。完全にノブドウミタマバエにやられっぱなしという訳ではないようです。061011

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 ゴマノハグサ科に属する植物で、ヨーロッパから日本に入ってきた帰化植物であるといいます。子供の頃からよく目にしてきた植物なので、帰化植物とは意外でした。

 また早春に咲くということがよく書かれていますが、私の近所(埼玉県)で注意してみると花数は少ないものの、昨年11月には咲いていました。写真は、昨年11月のものと今日写したものを1葉ずつ。

▼昨年11月、落ち葉とともに。061115

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▼まだ 1月だというのに、花数もずいぶん増えた。 070131

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 暖冬とはいえ寒さもだんだん厳しくなりつつあります。うちの庭でもまだ頑張って花を咲かせている植物はいくつかありますが、そのうちのひとつ、ヒメツルソバ(別名:ポリゴナム)を紹介しましょう。ヒマラヤ原産のタデ科の宿根草でかなり頑健な植物です。冬も暖地ならいつまでも花を咲かせるようですし、雪や霜などにあたっても地上部は枯れますが、地下の根は生きていて暖かくなると復活します。日本へは明治時代に入ってきたようで、一部で野生化しています。近い将来、園芸種というより、帰化植物に近い位置づけになるかも知れません。

▼チューリップのブーケのようにも見えます。

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ある川の堤に生えている桜に本当に最後、少しだけ残った紅葉です。

「何でそこだけ残ってるの?」って思わず聞いてしまいそうなくらいでした。

それにしても見事な橙色だと思いませんか?

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 先日、ある公園の池の周りを歩いていたら、とても良い香りが漂ってきました。それは蝋梅でした。蝋梅は地味な花のようでもありますが、目の前でよく見ると、透明感のある黄色い花びらは実に清楚で美しいものです。ロウバイ科ロウバイ属の植物で、素心、満月など品種にもいろいろあるようです。さて、今日撮影したこの蝋梅は何という品種でしょうか?
 少し早めに咲き始めたかも知れませんが、本来はまだまだこれから。すぐそこまで来ている来年も引き続き良い香りを届けてくれるでしょう。

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 昨日も正午頃からバードウォッチングに出かけました。午後3時以降、雨が降るだろうとの予報でしたが、見事に的中、まだ明るさのあるうちに退却、となりました。

 それでも収穫はまずまずで36種を数えました。ハシブトガラス、ハシボソガラス、オナガ、カケス、ムクドリ、スズメ、シメ、カワラヒワ、アオジ、ホオジロ、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、ツグミ、モズ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、コゲラ(声、飛影)、カワセミ、キジバト、ドバト、オオタカ、イソシギ、オオバン、バン、アオサギ、ダイサギ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、カルガモ、カイツブリ、ユリカモメ、カワウ

 途中、川の土手に生えていたオニグルミには、来年の春に伸ばすであろう芽がもうすっかり準備してありました。葉痕はまるで猿の顔のように見えます。そしてその猿には手足が生えていて・・・・つまり、ミノムシの蓑が3つも付いていて・・・・妙にコミカルに見えたのです。

▼冠羽の可愛いホオジロ

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▼すでに春の準備をしていたオニグルミ

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広く、浅く・・・・
自己紹介:
最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。

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Canon S3IS/Canon S5IS/Panasonic FX07/RICOH R5/RICOH CX1
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