花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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腐葉土を穿り返していたら、その中から出てきてピョンピョンと跳ねました。大型のトビムシ類のようです。ネット上で調べるとトゲトビムシ科のオオトゲトビムシという種に似ています。オオトゲトビムシでないにしてもそれに近い種のように見えます。
土壌生物としてのトビムシは触角の短小化、跳躍器の退化などが起きている傾向が強いらしいのですが、このトビムシは触角も長いし、跳躍器は腹部下面に畳まれているので確認できませんが、かなりの跳躍力がありました。
私の持っている古い図鑑と最近買ったある本ではトビムシの仲間は昆虫に含まれ、最近買った翻訳本には昆虫ではない六脚類の一つとして扱われていました。いずれにしても昆虫、甲殻類などの狭間にある類のようで、最近になって「science」誌上に、昆虫に入れるか入れないかで2つの考え方の論文がそれぞれ載ったそうです。
体のつくりを再度見直すと眼も複眼というより単眼が寄り集まったもののように見えます。また生殖も交尾をせず、精包と呼ばれるものをオスからメスへ受け渡すような方法で行うそうです。何とも興味深い生物であります。080131
土壌生物としてのトビムシは触角の短小化、跳躍器の退化などが起きている傾向が強いらしいのですが、このトビムシは触角も長いし、跳躍器は腹部下面に畳まれているので確認できませんが、かなりの跳躍力がありました。
私の持っている古い図鑑と最近買ったある本ではトビムシの仲間は昆虫に含まれ、最近買った翻訳本には昆虫ではない六脚類の一つとして扱われていました。いずれにしても昆虫、甲殻類などの狭間にある類のようで、最近になって「science」誌上に、昆虫に入れるか入れないかで2つの考え方の論文がそれぞれ載ったそうです。
体のつくりを再度見直すと眼も複眼というより単眼が寄り集まったもののように見えます。また生殖も交尾をせず、精包と呼ばれるものをオスからメスへ受け渡すような方法で行うそうです。何とも興味深い生物であります。080131
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トビムシは跳び虫?!
六脚類と昆虫の違いがよく分かりませんが
何なのか区別できない虫がまだたくさんいるのがおもしろいです
クスノキのダニスポットも初耳でしたが
知ってる人は知ってるなんですね~
小さな虫は人間の気づかないところで地球の複雑な環の
大事な任務をこなしてるかもしれない
と思うとトビムシも可愛く見える?!
何なのか区別できない虫がまだたくさんいるのがおもしろいです
クスノキのダニスポットも初耳でしたが
知ってる人は知ってるなんですね~
小さな虫は人間の気づかないところで地球の複雑な環の
大事な任務をこなしてるかもしれない
と思うとトビムシも可愛く見える?!
トビムシは跳び虫!!
>六脚類と昆虫の違いがよく分かりませんが
>何なのか区別できない虫がまだたくさんいるのがおもしろいです
>クスノキのダニスポットも初耳でしたが
>知ってる人は知ってるなんですね~
>
>小さな虫は人間の気づかないところで地球の複雑な環の
>大事な任務をこなしてるかもしれない
>と思うとトビムシも可愛く見える?!
>
----「昆虫ではない六脚類」という表現がされていたのは最近購入した翻訳本です。昆虫ではない六脚類として他にカマアシムシ、ハサミコムシなど一般に「無翅昆虫類」といわれるものが挙げられていました。原始的な昆虫類ともいわれます。
「Science」誌に、トビムシが昆虫ではないかも知れない、と疑問を投げかける論文が掲載されたのは2003年のことなのだそうです。ミトコンドリア遺伝子を調べた結果、甲殻類よりも早い時期に他の昆虫類と分岐しているらしいということです。そしてその後すぐに、やはりミトコンドリア遺伝子を調べた結果、否、やはり甲殻類より昆虫類に近い、という結果が論文となって同じ「Science」誌に載ったのだそうです。
節足動物の系統樹は難しいですね。クモ、ザトウムシ、サソリ、ヒヨケムシ、ウデムシ、ダニなどの系統樹、あるいはゲジとムカデだって、果たしてどのくらい系統が近いものか・・・・。共通点は足が多いってだけで、体のつくりは違う点の方が多いような気さえします。
ところで、トビムシをはじめとする微小な土壌生物は、余り人に注目されることは少ないですが、生態系の中では非常に重要な役回りですよね。
>何なのか区別できない虫がまだたくさんいるのがおもしろいです
>クスノキのダニスポットも初耳でしたが
>知ってる人は知ってるなんですね~
>
>小さな虫は人間の気づかないところで地球の複雑な環の
>大事な任務をこなしてるかもしれない
>と思うとトビムシも可愛く見える?!
>
----「昆虫ではない六脚類」という表現がされていたのは最近購入した翻訳本です。昆虫ではない六脚類として他にカマアシムシ、ハサミコムシなど一般に「無翅昆虫類」といわれるものが挙げられていました。原始的な昆虫類ともいわれます。
「Science」誌に、トビムシが昆虫ではないかも知れない、と疑問を投げかける論文が掲載されたのは2003年のことなのだそうです。ミトコンドリア遺伝子を調べた結果、甲殻類よりも早い時期に他の昆虫類と分岐しているらしいということです。そしてその後すぐに、やはりミトコンドリア遺伝子を調べた結果、否、やはり甲殻類より昆虫類に近い、という結果が論文となって同じ「Science」誌に載ったのだそうです。
節足動物の系統樹は難しいですね。クモ、ザトウムシ、サソリ、ヒヨケムシ、ウデムシ、ダニなどの系統樹、あるいはゲジとムカデだって、果たしてどのくらい系統が近いものか・・・・。共通点は足が多いってだけで、体のつくりは違う点の方が多いような気さえします。
ところで、トビムシをはじめとする微小な土壌生物は、余り人に注目されることは少ないですが、生態系の中では非常に重要な役回りですよね。
4mm
>トビムシを以前、撮った事があります。
>4mmくらいで、「昆虫!おたずね掲示板」で、効いたら、トビムシでは?って事でした。
>トビムシもいろんな種類がいるようですね?(^^ゞ
----4mmのトビムシって、かなり大きいですね。この写真のトビムシでも3mmくらいじゃなかったかな・・・・って余り変わらないですか(笑)。
確かにトビムシもいろいろあって、先日はトビムシとカイガラムシの幼虫を間違えてしまったばかりです(苦笑)。
>4mmくらいで、「昆虫!おたずね掲示板」で、効いたら、トビムシでは?って事でした。
>トビムシもいろんな種類がいるようですね?(^^ゞ
----4mmのトビムシって、かなり大きいですね。この写真のトビムシでも3mmくらいじゃなかったかな・・・・って余り変わらないですか(笑)。
確かにトビムシもいろいろあって、先日はトビムシとカイガラムシの幼虫を間違えてしまったばかりです(苦笑)。
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最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。
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