花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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先日、近所で捕まえたニホンヤモリを暫くプラケースに留めておくことにしました。
そのヤモリの顔をクローズアップしてみると、虹彩には模様があります。この虹彩の模様は個体によって異なるので、人間の場合と同様、個体識別に利用できます。いわゆる「アイプリント」というヤツです。
さらに虹彩の穴が不思議な形をしています。波を打ったような形で、瞳孔の幅がグッと狭まった時は4つの穴が残る形状をしています。このような虹彩をもつのはヤモリの仲間全てではないようで、巷で人気のヒョウモントカゲモドキなどの瞳孔はただ細くなるだけのようです。
瞳孔の幅が極限まで狭まると穴が4つになることの理由を以下のように説明してある文献がありました。~被写界深度を広げるためには小さい瞳孔が必要だが、瞳孔が4つあるために明るさは4倍となる。つまり、より暗い場所で被写界深度を深くし得る~と。初めてその文献を読んだ時はなるほど、と思いましたが、あとでその説明には少し無理があるような気がしました。何故かといえば、小さい4つの瞳孔から得られた画像が果たして同じものになり得るか否か、という点に疑問を感じたからです。とすると、ヤモリは如何なる理由でこのような波形の瞳孔をしているのでしょうか?070806
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最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。
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