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とここまできたところでふっと思い立ってネット上の他の画像を当たってみると、♀の赤は頭部まで入っている個体の写真が多いのですが、私の写真の個体は頭の黒条の両脇には殆ど赤が入っていません。もともと遺伝・環境などで色彩に変異が大きいのか、性成熟の度合いによるものなのかは不明です。そういえば前の♂の写真と比べて、お尻の先の橙色の棒状のものもないようです。どうしてでしょう?もう少しちゃんと調べてみた方がいいかも知れません。080112
杉の皮がぺらぺらしていたので覗いてみました。するとこんなヤニサシガメの幼虫が数匹出てきました。ごつい感じがなかなか格好いい昆虫です。ところが最近はヨコヅナサシガメに押されて数を減らしているのではないか、という指摘があちこちで聞かれるようになりました。
ヨコヅナサシガメは以前にも取り上げましたが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/16/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/55/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/61/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/399/ 確かに黒くてテカっているところはよく似ています。凸凹した木の幹で幼虫が集団で越冬するところもよく似ています。競合するのも確かかも知れません。しかしヤニサシガメが競合に負けたのかどうかは分りません。例えば、セイヨウタンポポと在来種のタンポポでは確かにセイヨウタンポポの方が多く目につきますが、生存する環境がかなり違い、植物の多様性のあるような場所では寧ろ在来種のタンポポの方が強いとか。ならば、単純に人の目によくふれることイコール勝ち組ではないのでしょう。071222
▼幼虫食餌植物は、ブナ科、ニレ科、バラ科、カエデ科などらしい。メスもそんな木々の幹や小枝の上でオスをフェロモンで呼んでいるのか。
▼成虫になると餌は食べないため、口器はだいぶ退化しているらしい。
これまでもクサカゲロウの記事を掲載してきましたが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/251/
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/239/ 、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/7/
種名が判りません。幼虫は仕方ないとしてもこれだけ特徴のある成虫なのですが・・・・。
腹部に赤いダンダラ模様の出るクサカゲロウです。いろいろな方たちのブログに恐らく同一種と思しき写真が掲載されているのにどういう訳か「クサカゲロウ」という表現で、種名がないようです。そして撮影は12月から3月頃の寒い時期のものばかり見つかります。はてさて・・・・。071221
▼見沼田圃の川口自然公園にて。
場所は埼玉県中部の丘陵地帯です。昨日(22日)よく行く隧道の中で見つけました。前夜に灯火を求めて飛来したものと思われます。
よく似た近縁種にヒメクロオビフユナミシャクがいますが、触角の櫛歯がクロオビフユナミシャクの倍以上あり、産地、発生時期とも限定的であるということです。
一般に「冬尺」とは、成虫が冬に出る尺蛾という意味で、日本には36種類が生息しますが、メスは翅が全くないか飛べない程度の翅に退化しています。このクロオビフユナミシャクのメスは飛べないながらも、冬尺にしては翅が大きく残っているそうです。私自身は冬尺類のメスを見たことがないので、それらメスを1つでも2つでも写真に収めるのが今後の課題でもあります。071222
▼自宅で見つけたヒメマルカツオブシムシの幼虫。体じゅうの毛が憎々しげである。年1化性とのことだから、このまま冬を越し、来春、蛹を経て成虫になろうとしていたのだろう。ところがどっこい、そうは問屋が卸さない。撮影後、飼っているヤモリの餌にしてしまった。071125
▼この5月、庭のエリゲロンにいた成虫。一見小さくて可愛らしいが・・・・。070516
一般にアシナガバチは、子育てを終わる秋には巣を解散します。新しく巣立った女王は越冬し、春になると新女王1匹だけで巣作りを始めるのです。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/142/ (コアシナガバチの営巣) http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/211/ (ムモンホソアシナガバチの営巣)
写真はキアシナガバチですが、この個体がこれから未知の冬を越えようとしている新女王なのか、巣を解散し死を待つばかりの働き蜂なのかは、残念ながら私には分りません。ただどちらにしても何となく淋しげに見えてしまいます。071114
▼ムラサキシジミ。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/255/ 夏からずっと成虫を見かけているが、このまま成虫越冬するだろう。この種の北限は関東だが、同じく南方系のムラサキツバメも近年、関東から報告されるようになったらしい。
▼ツマグロヒョウモンの雄。人間の目から見ると、雌の方がメリハリが利いていて美しく感じられる。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/345/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/295/
近年になって関東でも見られるようになった。スミレ類が食草。
▼キタテハ。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/259/ このキタテハを見かけた近辺では少し前まで食草となるカナムグラが随分生えていたので数もまずまず多く見られる。
以前に幼虫を紹介したことがありましたが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/88/
それ以降、成虫を見かけることがなくて、ブログにアップすることが出来ませんでした。最近ふと思い立って自宅のヤツデの葉をめくってみると・・・・
いました!いました! マエムキダマシことクロスジホソサジヨコバイの♂、成虫です。
確かにこの模様ならお尻の方を頭と間違えそうですね。ちなみに♀は♂よりもっと色模様が派手で体の中央を走る黒条がより細くその両側が赤く縁取られ、トロピカルな雰囲気は満点です。071121
この秋のカマキリたちの顔です。一口にカマキリと言ってもなかなか個性があります。
左上はハラビロカマキリです。ずんぐりとしたカマキリですが、昔より見かける頻度の増えたカマキリです。
右上はオオカマキリか(チョウセン)カマキリの褐色型です。この個体は複眼に傷を負っています。おそらくカマキリ同士の喧嘩の傷でしょう。偶然にも1週間後この個体をほぼ同じ所で見かけて撮影しました。喧嘩っ早いけれど、無事でいたんですね(笑)。
右下もオオカマキリか(チョウセン)カマキリですが、緑色型です。しっかりと良く太った大きな個体で、前の個体と違い無傷でしたが、意外と貫禄がありました。
左下はコカマキリです。この個体はコカマキリとしてもかなり小柄な個体で色も淡く、ちょっと戸惑いました。顔はしっかりコカマキリの顔をしていますね。071024
「みんなで作る日本産蛾類図鑑V2」で調べてみると・・・・ヒメノコメエダシャクというシャクガ科の一種のようです。幼虫の食餌植物もブナ科、ニレ科、バラ科、ニシキギ科、ミズキ科、ツツジ科、エゴノキ科、カバノキ科、ミツバウツギ科、キブシ科・・・・と続いてくれば、何でもありですね。それから分布も北海道、本州、九州、対馬とありましたが、四国がないのはなぜでしょう? 071102
▼壁にメガネの悪戯描きでもしたかのような、奇妙な形。
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使用カメラ:
Canon S3IS/Canon S5IS/Panasonic FX07/RICOH R5/RICOH CX1