花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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埼玉県は東秩父の山奥で咲いていました。ハナミズキにはいろいろ品種があるようですが、ヤマボウシの場合、これが原種になるのでしょうか。以前紹介したもの http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/577/ より花びら(ホウ)に幅がありますね。090607
街中でも街路樹などとしてよく見かける北アメリカ原産のユリノキです。冬にはこうして葉を落とした梢に種を見ることが出来ます。マツの種のように翼が付いているので「翼果」と呼ばれます。風に乗って運ばれていくというわけですが、今の時期にこれだけ枝に残っているところを見ると、意外に風に乗り切れていないのでしょうか?日本での発芽率はあまり良くないという話もありますから、日本の環境に今ひとつ馴染みきれていないのでしょうかね。
wikiなどでさらに調べてみると、アジア大陸にもシナユリノキという近縁種があります。ユリノキはもともと三畳紀以降、北半球に広く分布していたのが、北アメリカとアジアに分かれて分布するようになってしまったもののようです。090212
wikiなどでさらに調べてみると、アジア大陸にもシナユリノキという近縁種があります。ユリノキはもともと三畳紀以降、北半球に広く分布していたのが、北アメリカとアジアに分かれて分布するようになってしまったもののようです。090212
セイタカアワダチソウは一時期、花粉症の原因植物と言われていたことがありました。しかし、最近ではそれが濡れ衣だったことが定説になりつつあります。虫媒花であるセイタカアワダチソウは風媒花と異なり、空気中に花粉を飛ばすはずもなく、なぜ花粉症のアレルゲンだと疑われたのか、不思議なくらいです。御存知のように北米原産の外来種であり、空き地などをあっという間に席巻したことも余りいい印象を与えなかったのかも知れません。他の植物が嫌う物質を根から放出するという攻撃的な側面があるものの、このような性質を持ち合わせているのは何もセイタカアワダチソウだけではありませんから、余り厄介者扱いするのも可哀相な気もします。種などが冬にやってくる鳥たちの貴重な食糧になっているのを見かければ尚更です。081015
昨日ブログに載せた葦原にて見つけたアレチウリです。
昨秋は生えていなかったのか、気づかなかったのか、不明ですが、先日はかなりたくさん見ました。確かに秋のこんな時期に余り葦原を徘徊しなかったので、去年はあることに気づかなかっただけかも知れません。
ネット上で調べてみれば、特定外来生物法の第2次指定種、その植物9種のうちのひとつでした。第1次指定種は植物が3種でした。したがって、外国から入ってきた植物は数多あれども、目をつけられたワースト12に入ってしまったということでしょうか。080928
▼実が凄い。トゲトゲに見えるので、触るのは止した。
▼アリが寄ってくる。アリが受粉に一役買っているのだろうか?
▼花びらについた緑の模様が何とも言えず渋い。
昨秋は生えていなかったのか、気づかなかったのか、不明ですが、先日はかなりたくさん見ました。確かに秋のこんな時期に余り葦原を徘徊しなかったので、去年はあることに気づかなかっただけかも知れません。
ネット上で調べてみれば、特定外来生物法の第2次指定種、その植物9種のうちのひとつでした。第1次指定種は植物が3種でした。したがって、外国から入ってきた植物は数多あれども、目をつけられたワースト12に入ってしまったということでしょうか。080928
▼実が凄い。トゲトゲに見えるので、触るのは止した。
▼アリが寄ってくる。アリが受粉に一役買っているのだろうか?
▼花びらについた緑の模様が何とも言えず渋い。
それほど珍しい変形菌の仲間ではありませんが、ムサラキホコリの一種です。
前に載せたツノホコリの一種は、白色の子実体をもち、原生粘菌類に属しますが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/621/ こちらは熟した子実体が濃褐色で、真正粘菌類に属します。
これもときどき出かける埼玉県西部の山で見かけましたが、山ではこんな生物と出会う機会も頻繁です。080720
前に載せたツノホコリの一種は、白色の子実体をもち、原生粘菌類に属しますが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/621/ こちらは熟した子実体が濃褐色で、真正粘菌類に属します。
これもときどき出かける埼玉県西部の山で見かけましたが、山ではこんな生物と出会う機会も頻繁です。080720
私の小学生時代、カブトムシやクワガタを捕まえたのは主にクヌギ、コナラでした。
小学生の頃持っていた図鑑にクワガタの集まる樹種としてヤナギが載っていた覚えはありますが、よく目にするシダレヤナギで見つからないから、ヤナギにはいないと暫く思い込んでいました。ところが実際は、川の土手や湿地などに生えているヤチヤナギなどで樹液が出ていれば、クワガタやカブトムシなんぞがごっそり集まるのです。
ここでは樹液の出る木として、オニグルミを紹介したいと思います。私が小学生よりもまだ幼い頃、父の田舎にクワガタ採りに連れて行ってもらった記憶があります。その時、父はオニグルミの木も注意深く探していました。その後は自宅近くの野山にはオニグルミが余りなかったせいか、オニグルミの樹液のことは忘れ去ってしまいましたが、最近になってオニグルミが意外にも樹液をよく発酵させ、様々な昆虫たちが集まっているのを見る機会がありました。
それともう一つ、樹液が出る木として珍しかったのがエノキです。私はエノキにカブトムシやクワガタが寄って来るとは思っていなかったのですが、この写真くらい樹液が出ていれば十分考えられそうですね。080730
▼オニグルミの樹液に来た虫たち。左上より時計周りにゴマダラチョウ、コムラサキ♂とヤセバエの仲間、クロカナブン、コクワガタ♂(大顎は小さいが一応オスの個体)
▼これは珍しいエノキの樹液。エノキの樹液にもこのような昆虫は集まるとは知らなかった。左からヤセバエの仲間、カナブン、シラホシハナムグリ(シロテンハナムグリ?)、サビキコリの一種。
小学生の頃持っていた図鑑にクワガタの集まる樹種としてヤナギが載っていた覚えはありますが、よく目にするシダレヤナギで見つからないから、ヤナギにはいないと暫く思い込んでいました。ところが実際は、川の土手や湿地などに生えているヤチヤナギなどで樹液が出ていれば、クワガタやカブトムシなんぞがごっそり集まるのです。
ここでは樹液の出る木として、オニグルミを紹介したいと思います。私が小学生よりもまだ幼い頃、父の田舎にクワガタ採りに連れて行ってもらった記憶があります。その時、父はオニグルミの木も注意深く探していました。その後は自宅近くの野山にはオニグルミが余りなかったせいか、オニグルミの樹液のことは忘れ去ってしまいましたが、最近になってオニグルミが意外にも樹液をよく発酵させ、様々な昆虫たちが集まっているのを見る機会がありました。
それともう一つ、樹液が出る木として珍しかったのがエノキです。私はエノキにカブトムシやクワガタが寄って来るとは思っていなかったのですが、この写真くらい樹液が出ていれば十分考えられそうですね。080730
▼オニグルミの樹液に来た虫たち。左上より時計周りにゴマダラチョウ、コムラサキ♂とヤセバエの仲間、クロカナブン、コクワガタ♂(大顎は小さいが一応オスの個体)
▼これは珍しいエノキの樹液。エノキの樹液にもこのような昆虫は集まるとは知らなかった。左からヤセバエの仲間、カナブン、シラホシハナムグリ(シロテンハナムグリ?)、サビキコリの一種。
写真はネジバナというラン科の植物です。別名モジズリとも言われます。ラン科というのも意外ですが、拡大して見るとやはりランの花の形をしています。
芝生などにちょこんと生えているのを見つけると何やら楽しくなってしまいますが、そういう場所では背の低い小さなネジバナが多いような気がします。これはどういうわけか背が高かったのですが、ネット上で写真を探すと、上には上がいますね。見事なネジバナの写真があちこちで見られますし、ネジバナの捩れ具合もかなり激しくて、これぞ「螺子花!」なんていう写真まで見つけることができます。
さてこのネジバナ、結実する率が非常に高いそうですが、興味深いお話が次のHPで拝見できました。080709 http://homepage3.nifty.com/yaoi/sakusaku/7_1.htm
芝生などにちょこんと生えているのを見つけると何やら楽しくなってしまいますが、そういう場所では背の低い小さなネジバナが多いような気がします。これはどういうわけか背が高かったのですが、ネット上で写真を探すと、上には上がいますね。見事なネジバナの写真があちこちで見られますし、ネジバナの捩れ具合もかなり激しくて、これぞ「螺子花!」なんていう写真まで見つけることができます。
さてこのネジバナ、結実する率が非常に高いそうですが、興味深いお話が次のHPで拝見できました。080709 http://homepage3.nifty.com/yaoi/sakusaku/7_1.htm
最初、今冬2月に崩れた実だけを見ました。何の木やら見当がつきませんでした。
そして6月1日に花と実を見ました・・・・ハマナスでした。そう言われればそうか、と合点がいった次第です。植物でも花が目立つもの、実が目立つもの、葉が目立つもの、幹が目立つもの、いろいろありますが、冬になると意外に困ります。はてこの木は何の木だったかな、ということが日常茶飯です。
これをWikiで調べて再び・・・・なるほど。英名「Japanese Rose」はいいとしても、実がローズヒップとして食べられるとあります。あの酸っぱいローズヒップティーは、これだったのかと感じ入った次第です。
▼正体不明のトゲトゲの木・・・・・・だった。080214
▼ハナノミが付いていた。もう少し形の整った花が咲いていればよかったが、生憎だった。080601
▼これがローズヒップだったわけだ。080601
これはシロヤマブキですが、シロヤマブキだから実がなっているというわけでもありません。ヤマブキにも実がなります。太田道灌の故事にちなんだ「七重八重花は咲けども山吹実の一つだになきぞ哀しき」という和歌が有名ですが、「ヤマブキ=実がならない」ではなく、「八重咲き≒実がならない」という方が正しいのです。
どんな種類の花でも、八重咲きの花というのは本来はオシベやメシベになるべき部分が花弁化してしまったものなので、それゆえに結実できないということなのですが、メシベが残っていたりする八重咲きでは結実するものがあるようです。「八重咲き≒実がならない」のところで「≒」を使用したのは「ほぼ等しい」という意味を持たせたためです。080528
▼シロヤマブキの実。
▼シロヤマブキの花弁は4枚、ヤマブキは5枚。そんなところのにも違いはあった。
どんな種類の花でも、八重咲きの花というのは本来はオシベやメシベになるべき部分が花弁化してしまったものなので、それゆえに結実できないということなのですが、メシベが残っていたりする八重咲きでは結実するものがあるようです。「八重咲き≒実がならない」のところで「≒」を使用したのは「ほぼ等しい」という意味を持たせたためです。080528
▼シロヤマブキの実。
▼シロヤマブキの花弁は4枚、ヤマブキは5枚。そんなところのにも違いはあった。
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最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。
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