[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
何やら丸い形のスナック菓子が大量に落ちている様子でした。誰かが公園の中でお菓子の袋をぶちまけてしまったのだと思いました(笑)。しかし、近づいてよく見るとそれはお菓子ではなくキノコでした。それも非常にたくさんのキノコが一面に生えていました。
ネットで調べてみると、どうやらヒトヨタケ科のイヌセンボンタケというキノコのようです。生えている期間は短めのようで、イヌセンボンタケの群落を見つけるには若干の幸運に恵まれる必要があるようです。私の見かけたのは比較的清掃がよく入る公園内なので尚更それが言えるかも知れません。ただ私の見た群落より遙かに大きな群落を作ることもあるようで、十数㎡がこのイヌセンボンタケで埋め尽くされるようなこともあるとか・・・・ため息が出そうです。そんな群落にも是非出会って見たいものです。071017
以前、ウスバカミキリについていたのを見ましたが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/298/
今回はカマキリを殺したボーベリア菌です。
この菌はいろいろな昆虫につくようですが、菌の種類はどのくらいあるのでしょう?まさか1種類? 071017
見事に花盛りでした。
アザミの仲間もいろいろあるので、自宅に戻って調べてみるとタカアザミという種に酷似しています。ただしタカアザミは、日本では北海道と長野県以北の本州に、大陸ならば朝鮮半島からウスリー地方までの東北部に分布しているということですから、かなり寒冷な気候を好む北方系種のようです。私の住んでいる関東南部に果たして自生したものでしょうか?071017
※一日おいてネット上で調べてみると、関東が南限のようだ。全世界に知られるアザミのうち、3分の1が日本に産し、このタカアザミを含む5種が大陸との共通種、他は日本の特産種なのだとか。タカアザミは世界的に見ると全然珍しくないアザミというわけだ。さて、100種近くを固有種で占めるとは恐るべし、「アザミの国」日本!
この写真は百日紅の枝の上に絡み付いて咲くカラスウリの花ですが、細かく枝分かれした独特の形状の花弁はまるで蛇女ゴルゴンの頭髪のようです。
ゴルゴンというのはギリシア神話に出てくる3姉妹の怪物で、髪の毛が無数の蛇であったといわれます。その姿は醜さの余り、一目見た者を石に変えたとされます。末娘のメデューサは、ペルセウスに退治されてしまうという最期を遂げるのですが、ペルセウスは鏡の楯を持ち、そこに映ったメデューサの姿を見ながら戦い、剣で首を切り落としたといわれています。
さて話を元に戻すと、カラスウリは、なぜ、こんなに複雑な花弁をしているのでしょう?
それは受粉の運搬に関係しているという説があります。つまり・・・・雌雄異株の花が夜間に咲き、とても香りがよい。花筒が非常に長く、花弁は大きく広がっている。そのため、香りに惹かれて飛んできた口吻の長いスズメガ類のみが停空飛翔しながら吸蜜し、効率的に受粉を行う。他の昆虫は夜間の移動能力も余りないため、受粉については戦力外とされ、周辺に止まって吸蜜することから遠ざけられている。・・・・これもまたおそらく真実でシビアな世界ですが、一方でそれだけで割り切れないような気がするのも確かです。070827
死んだウスバカミキリにカビが生えたのだと思っていました。
ところが先ほどネットを見ていて興味深いものに行き当たりました。カビの仲間であるボーベリア菌(Beauveria)という微生物は昆虫に寄生し、その生長に伴ってその宿主をとり殺すのだそうです。その性質を利用して生物農薬として実用化されているので、ネット上の情報でその購入・利用まで可能です。
http://www.idemitsu.co.jp/agri/biseibutsu/vaiorisa/index.html
この写真のカビの生え方、どうやらボーベリアのようですね。ウスバカミキリが葉の上で不自然な死骸となっていたのとも符合します。070719
春、このブログによく登場したニワトコの木にも花外蜜腺がありますが、今日のはアカメガシワです。アカメガシワには、葉の表側、葉脈の元の方に2箇所の蜜腺があります。写真は2匹のアミメアリでしょうか、ちょうど蜜腺の恩恵に与かっているところです。070807
▼アカメガシワという名前の由来にも、芽が赤いから、という説と、花外蜜腺が赤目のように見えるから、という説がある。さて漢字で書くと、「赤芽柏」か、それとも「赤目柏」かということになるが、本当はどちらに由来するのか?
6月19日に額紫陽花を載せましたが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/177/ 今日は小紫陽花です。
コアジサイはアジサイの仲間(ユキノシタ科アジサイ属)ですが、一見アジサイには見えません。写真ではかなりクローズアップしてありますが、実は一つ一つの花が非常に小さくて繊細な感じです。
アジサイの仲間は私たちに梅雨時の鬱陶しさを忘れさせてくれます。最近、個人的にお気に入りの花の一つになりました。070620
それが結実し、赤く熟してきたものを、場所は違いますが、昨日見つけました。甘くて美味しいそうですが、私はまだ試していません。
雌雄異花同株のヒメコウゾと、雌雄異株のカジノキ(Broussonetia papyrifera)の雑種が、和紙の原料となるコウゾであるといわれ、カジノキ同様に雌雄異株です。人によってはヒメコウゾとコウゾを統一の名称「コウゾ」で呼び、単に野生種、栽培種のように表現することもあります。もともとヒメコウゾの小種名自体kazinokiという辺りから混乱しています。何とも分かりづらいことですが、こういうワケアリの話って多いですね。
▼5月頃のヒメコウゾ070516
▼最近のヒメコウゾ070708
6月中旬、黄色い花が見事でした。
水辺に咲く花ですが、最近は数を減らしているとのこと。この場所もどうやらそれを知っている方たちが意図的に栽培しているようでした。
ガガブタなどとともにミツガシワ科の植物で、水底の泥中に地下茎を張り巡らし、水面に楕円の葉を浮かせます。070615
▼こんな水面に浮かぶ花にも虫たちはやって来て花粉を運ぶ。ムカシハナバチ科のメンハナバチの一種らしい。ヒゲおやじさんに教えて頂いた。http://higeoyaji.com/cgi-bin/toukou/toukou.cgi
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
使用カメラ:
Canon S3IS/Canon S5IS/Panasonic FX07/RICOH R5/RICOH CX1