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大陸原産のアブラナ科植物で江戸時代に日本に入ってきましたが、現在では殆ど野生化していて、帰化植物といった方が適切でしょう。070408
▼一面に咲き乱れるムラサキハナナ
▼モモブトカミキリモドキもこの花を訪れていた。「モモブト」なのに腿が太くないのはメスだから。
二つめは昨年9月に撮った写真でハキダメギクです。南米原産の帰化植物で夏から秋に花を咲かせます。掃き溜めの由来はもともと東京は世田谷のゴミ捨て場で発見されたからだそうです。
何とも気の毒な名前をつけられた菊たちです。昔、武士は魔除けのため自分の子供に酷い幼名をつけたといいますが・・・・。
▼ノボロギク070209
▼ノボロギクの襤褸?・・・・フワフワで綺麗でした。070209
▼ハキダメギク・・・・実に可愛らしい小さな花を持ちます。060928
この色とりどりのきれいな実は、昨年10月に撮ったノブドウの実です。
ノブドウは北海道から沖縄まで分布し、野原や林縁などに普通に見られるブドウ科の蔓性植物です。夏に同じブドウ科のヤブカラシに似た花をつけ、秋にはこのような実がなりますが、不味いので鳥獣はともかく人は食べません。
さてこのノブドウの実ですが、これらはどうやら「実」というより「虫瘤(ムシコブ)」になっていることが非常に多いのだそうです。「虫瘤」は別名「虫癭(チュウエイ)」ともいわれ、昆虫やダニ類が植物体に卵を産み付けたり、内部に侵入したりすることによって、植物体が変形したもの(瘤や塊やツブツブになる)をいいます。ノブドウの虫瘤には名前がついていて「ノブドウミフクレフシ」といい、「ノブドウミタマバエ」という蠅の一種のしわざです。ところがこのノブドウミタマバエというのが曲者で、夏場はノブドウに悪戯をしますが、冬場はウツギ類に「タニウツギメタマフシ」という虫瘤をつくる厄介者なのだそうです。
ノブドウの実の本来の姿はもっと小さくて黒っぽいのだという人がいますが、それによれば写真のものは殆どすべて「ノブドウミフクレフシ」だということになります。こんなに寄生されていてこのノブドウの次の世代が育つものなのか心配になってしまいます。かつてノブドウの実を「きれい」、「かわいい」と言って採ってきた妻が庭に撒いたところ、「何本かは生えてきたよ」とのこと。完全にノブドウミタマバエにやられっぱなしという訳ではないようです。061011
昨日も正午頃からバードウォッチングに出かけました。午後3時以降、雨が降るだろうとの予報でしたが、見事に的中、まだ明るさのあるうちに退却、となりました。
それでも収穫はまずまずで36種を数えました。ハシブトガラス、ハシボソガラス、オナガ、カケス、ムクドリ、スズメ、シメ、カワラヒワ、アオジ、ホオジロ、メジロ、シジュウカラ、ウグイス、ツグミ、モズ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、コゲラ(声、飛影)、カワセミ、キジバト、ドバト、オオタカ、イソシギ、オオバン、バン、アオサギ、ダイサギ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、カルガモ、カイツブリ、ユリカモメ、カワウ
途中、川の土手に生えていたオニグルミには、来年の春に伸ばすであろう芽がもうすっかり準備してありました。葉痕はまるで猿の顔のように見えます。そしてその猿には手足が生えていて・・・・つまり、ミノムシの蓑が3つも付いていて・・・・妙にコミカルに見えたのです。
▼冠羽の可愛いホオジロ
▼すでに春の準備をしていたオニグルミ
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使用カメラ:
Canon S3IS/Canon S5IS/Panasonic FX07/RICOH R5/RICOH CX1