花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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自宅の庭にやってきたツマグロヒョウモンのカプルです。
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/345/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/295/
調べてみれば、この蝶は暖地では年に5、6回も羽化するとか・・・・。
最近、日本列島をどんどん北上し続けて分布を広げていますが、暖かければ成長が速く何回でも羽化できるというそういったサーカディアンリムや生活史に理由の一つを求めることも出来そうです。080809
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調べてみれば、この蝶は暖地では年に5、6回も羽化するとか・・・・。
最近、日本列島をどんどん北上し続けて分布を広げていますが、暖かければ成長が速く何回でも羽化できるというそういったサーカディアンリムや生活史に理由の一つを求めることも出来そうです。080809
よく行く公園でショウリョウバッタを見つけました。しかしよく見ると、白く変色して動かないようです。写真を撮って拡大してみると、ボーベリア菌かそれに近い糸状菌にやられているようです。
ここが花壇の管理された公園であるという点、死んでいるショウリョウバッタが数多く見られた点を考えると、微生物殺虫剤でも散布されたのでしょうか?080816 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/370/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/298/
▼てっぺんで「白骨化」する。空には今にも振り出しそうな黒い雲が立ち込め、雷が鳴っている。
ここが花壇の管理された公園であるという点、死んでいるショウリョウバッタが数多く見られた点を考えると、微生物殺虫剤でも散布されたのでしょうか?080816 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/370/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/298/
▼てっぺんで「白骨化」する。空には今にも振り出しそうな黒い雲が立ち込め、雷が鳴っている。
翌日、物置のある神社に行ってみました。
ナメクジなど微小な陸貝の仲間なら雨の日がいいと思っていたのですが、ラッキーなことに空は雨模様。ところが実際に行って見ると、物置の表面には雨粒が当たらず濡れていませんし、陸貝のような姿も見つかりませんでした。
それでも何か手がかりがないかとよく見ていると、小さな突起がいくつも見つかりました。長さ数ミリしかない、ミノムシの蓑のようなものです。つまんでみれば非常に小さな虫が顔を出しているように見えます。写真を撮ってネットで調べてみると・・・・ヒロズミノガという微小なミノムシの仲間のようでした。このサイズの生き物なら、あのジグザグ進行ができます。
ただ一つ気になるのはこのヒロズミノガらしきものが付いていたところまで食み痕が続いていなかったことです。食事と休息の場所をしっかり使い分けているのでしょうか?080817
▼物置の表面に付いていた「突起」。
▼中を覗くとミノムシのような頭。しかし現場では小さ過ぎてよく分らない。
ナメクジなど微小な陸貝の仲間なら雨の日がいいと思っていたのですが、ラッキーなことに空は雨模様。ところが実際に行って見ると、物置の表面には雨粒が当たらず濡れていませんし、陸貝のような姿も見つかりませんでした。
それでも何か手がかりがないかとよく見ていると、小さな突起がいくつも見つかりました。長さ数ミリしかない、ミノムシの蓑のようなものです。つまんでみれば非常に小さな虫が顔を出しているように見えます。写真を撮ってネットで調べてみると・・・・ヒロズミノガという微小なミノムシの仲間のようでした。このサイズの生き物なら、あのジグザグ進行ができます。
ただ一つ気になるのはこのヒロズミノガらしきものが付いていたところまで食み痕が続いていなかったことです。食事と休息の場所をしっかり使い分けているのでしょうか?080817
▼物置の表面に付いていた「突起」。
▼中を覗くとミノムシのような頭。しかし現場では小さ過ぎてよく分らない。
その存在が忘れられかけていた(笑)ミステリーシリーズ第3弾です。
とある神社に清掃道具を仕舞っておくスチール製の物置があります。その物置のグレーの塗装面は薄汚れて緑がかっているのですが、その表面のコケを食べたと思われる「食み痕」を見つけました。
最初はカタツムリかナメクジの這った跡かと思ったのですが、銀色の道がありません。よく見てみると、どうももっと小さな生き物がジグザグに進行したような跡に見えてくるのです。一度通った場所は丹念に避けながら進んでいます。その出来栄えに感心してしまいました。
果たして如何なる生き物による仕業なのか、翌日もう一度訪れた時に「犯人」と思しき生き物を見つけるには見つけたのですが・・・・。080816
とある神社に清掃道具を仕舞っておくスチール製の物置があります。その物置のグレーの塗装面は薄汚れて緑がかっているのですが、その表面のコケを食べたと思われる「食み痕」を見つけました。
最初はカタツムリかナメクジの這った跡かと思ったのですが、銀色の道がありません。よく見てみると、どうももっと小さな生き物がジグザグに進行したような跡に見えてくるのです。一度通った場所は丹念に避けながら進んでいます。その出来栄えに感心してしまいました。
果たして如何なる生き物による仕業なのか、翌日もう一度訪れた時に「犯人」と思しき生き物を見つけるには見つけたのですが・・・・。080816
それほど珍しい変形菌の仲間ではありませんが、ムサラキホコリの一種です。
前に載せたツノホコリの一種は、白色の子実体をもち、原生粘菌類に属しますが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/621/ こちらは熟した子実体が濃褐色で、真正粘菌類に属します。
これもときどき出かける埼玉県西部の山で見かけましたが、山ではこんな生物と出会う機会も頻繁です。080720
前に載せたツノホコリの一種は、白色の子実体をもち、原生粘菌類に属しますが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/621/ こちらは熟した子実体が濃褐色で、真正粘菌類に属します。
これもときどき出かける埼玉県西部の山で見かけましたが、山ではこんな生物と出会う機会も頻繁です。080720
毒虫イラガの仲間は3度めの登場です。
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/317/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/36/
モノトーンで独特の模様をもつ繭も有名ですが、硬くて丈夫そうな、その繭もイラガイツツバセイボウなどの寄生者にやられたり、釣り人にタナゴ釣りの餌として調達されたりで、成虫になるのは意外と大変なようです。080804
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/317/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/36/
モノトーンで独特の模様をもつ繭も有名ですが、硬くて丈夫そうな、その繭もイラガイツツバセイボウなどの寄生者にやられたり、釣り人にタナゴ釣りの餌として調達されたりで、成虫になるのは意外と大変なようです。080804
私の小学生時代、カブトムシやクワガタを捕まえたのは主にクヌギ、コナラでした。
小学生の頃持っていた図鑑にクワガタの集まる樹種としてヤナギが載っていた覚えはありますが、よく目にするシダレヤナギで見つからないから、ヤナギにはいないと暫く思い込んでいました。ところが実際は、川の土手や湿地などに生えているヤチヤナギなどで樹液が出ていれば、クワガタやカブトムシなんぞがごっそり集まるのです。
ここでは樹液の出る木として、オニグルミを紹介したいと思います。私が小学生よりもまだ幼い頃、父の田舎にクワガタ採りに連れて行ってもらった記憶があります。その時、父はオニグルミの木も注意深く探していました。その後は自宅近くの野山にはオニグルミが余りなかったせいか、オニグルミの樹液のことは忘れ去ってしまいましたが、最近になってオニグルミが意外にも樹液をよく発酵させ、様々な昆虫たちが集まっているのを見る機会がありました。
それともう一つ、樹液が出る木として珍しかったのがエノキです。私はエノキにカブトムシやクワガタが寄って来るとは思っていなかったのですが、この写真くらい樹液が出ていれば十分考えられそうですね。080730
▼オニグルミの樹液に来た虫たち。左上より時計周りにゴマダラチョウ、コムラサキ♂とヤセバエの仲間、クロカナブン、コクワガタ♂(大顎は小さいが一応オスの個体)
▼これは珍しいエノキの樹液。エノキの樹液にもこのような昆虫は集まるとは知らなかった。左からヤセバエの仲間、カナブン、シラホシハナムグリ(シロテンハナムグリ?)、サビキコリの一種。
小学生の頃持っていた図鑑にクワガタの集まる樹種としてヤナギが載っていた覚えはありますが、よく目にするシダレヤナギで見つからないから、ヤナギにはいないと暫く思い込んでいました。ところが実際は、川の土手や湿地などに生えているヤチヤナギなどで樹液が出ていれば、クワガタやカブトムシなんぞがごっそり集まるのです。
ここでは樹液の出る木として、オニグルミを紹介したいと思います。私が小学生よりもまだ幼い頃、父の田舎にクワガタ採りに連れて行ってもらった記憶があります。その時、父はオニグルミの木も注意深く探していました。その後は自宅近くの野山にはオニグルミが余りなかったせいか、オニグルミの樹液のことは忘れ去ってしまいましたが、最近になってオニグルミが意外にも樹液をよく発酵させ、様々な昆虫たちが集まっているのを見る機会がありました。
それともう一つ、樹液が出る木として珍しかったのがエノキです。私はエノキにカブトムシやクワガタが寄って来るとは思っていなかったのですが、この写真くらい樹液が出ていれば十分考えられそうですね。080730
▼オニグルミの樹液に来た虫たち。左上より時計周りにゴマダラチョウ、コムラサキ♂とヤセバエの仲間、クロカナブン、コクワガタ♂(大顎は小さいが一応オスの個体)
▼これは珍しいエノキの樹液。エノキの樹液にもこのような昆虫は集まるとは知らなかった。左からヤセバエの仲間、カナブン、シラホシハナムグリ(シロテンハナムグリ?)、サビキコリの一種。
オオカバフスジドロバチ、オオカバフドロバチともいいます。
このハチは、岩の窪みや竹筒の中に泥で巣をつくります。巣作りの途中段階で出入り口がエントツ状になるのが「エントツドロバチ」という名の由来です。親虫はヤガ、ハマキガ、メイガなど蛾の幼虫を麻酔し、卵を産みつけた上で、泥で作った巣内に閉じ込めます。巣中では卵から孵ったハチの幼虫が、動けなくなった蛾の幼虫を餌として育つことになります。いわゆる「狩人蜂」の一つですね。
日本ではオスが見つかっておらず、メスだけの単為生殖で世代を繰り返し、しかも次世代のハチも同じ巣(場所?)を使う傾向があるのだとか。もっともこのような雨風を凌げる場所というのが野外では貴重なためにそういう場所を離れないというのはありそうですね。(以上、森林総研のHPを参考にしましたhttp://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/seibut/bamboohymeno/species/orancistrocerus-drewseni/0022.html)
また単為生殖をするハチひいては昆虫というのも数多いでしょうが、それが日本ではとか内地限定でとかとなると、なぜそういう傾向が出るのでしょう? ナナフシの仲間も南西諸島ではオスがいても内地ではオスがいないとか、稀であるとかという現象がありますが、どうしてそのような遺伝的な偏りが出来たのか、実に不可解です。080804
▼親バチが戻ってきた。
▼まだ獲物を抱えておらず、巣作り途中のようだ。
▼「エントツドロバチ」の名の通りの泥の煙突。
このハチは、岩の窪みや竹筒の中に泥で巣をつくります。巣作りの途中段階で出入り口がエントツ状になるのが「エントツドロバチ」という名の由来です。親虫はヤガ、ハマキガ、メイガなど蛾の幼虫を麻酔し、卵を産みつけた上で、泥で作った巣内に閉じ込めます。巣中では卵から孵ったハチの幼虫が、動けなくなった蛾の幼虫を餌として育つことになります。いわゆる「狩人蜂」の一つですね。
日本ではオスが見つかっておらず、メスだけの単為生殖で世代を繰り返し、しかも次世代のハチも同じ巣(場所?)を使う傾向があるのだとか。もっともこのような雨風を凌げる場所というのが野外では貴重なためにそういう場所を離れないというのはありそうですね。(以上、森林総研のHPを参考にしましたhttp://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/seibut/bamboohymeno/species/orancistrocerus-drewseni/0022.html)
また単為生殖をするハチひいては昆虫というのも数多いでしょうが、それが日本ではとか内地限定でとかとなると、なぜそういう傾向が出るのでしょう? ナナフシの仲間も南西諸島ではオスがいても内地ではオスがいないとか、稀であるとかという現象がありますが、どうしてそのような遺伝的な偏りが出来たのか、実に不可解です。080804
▼親バチが戻ってきた。
▼まだ獲物を抱えておらず、巣作り途中のようだ。
▼「エントツドロバチ」の名の通りの泥の煙突。
カメムシのヒゲ掃除です。以前は背中を掻いているカメムシを見ました。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/32/ こういう仕草はどういうわけか愛らしいものです。
このカメムシはミツボシツチカメムシといいますが、調べてみると4、5月が成虫の出現期になっているものが多いので、普通よりずいぶん長生きしているようですね。
ヒメオドリコソウやフキの葉上でよく見られるようですが、さてこれは何の葉の上でしたっけ?080804
このカメムシはミツボシツチカメムシといいますが、調べてみると4、5月が成虫の出現期になっているものが多いので、普通よりずいぶん長生きしているようですね。
ヒメオドリコソウやフキの葉上でよく見られるようですが、さてこれは何の葉の上でしたっけ?080804
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最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。
使用カメラ:
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