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昨日(21日)は途中から少し風が出てきたものの、天気はよく晴れて鳥見日和となりました。数えた鳥は41種類でしたが、この冬、まだ声のみで姿を見ていない鳥もいますし、運が良ければもっと出る日もあるかも知れません。いずれにしても芝川の調節池工事が終わらないと、この場所は本領発揮といかないようです。
場所:通船堀付近から調節池付近までの芝川沿い、川口自然公園、自然の家、トラストの森、鷲神社付近、見沼自然公園まで7時半~13時
昨日観察できた鳥種:ハシブトガラス、ハシボソガラス、オナガ、ムクドリ、スズメ、シメ、カワラヒワ、アオジ、ホオジロ、カシラダカ、メジロ、シジュウカラ、ウグイス(声)、ツグミ、モズ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、コゲラ、カワセミ(声)、キジバト、ドバト、チョウゲンボウ、オオタカ、タシギ、オオバン、バン、アオサギ、コサギ、ダイサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、カルガモ、カイツブリ、ユリカモメ、カワウ
今冬観察できた鳥種で上に漏れているもの:ベニマシコ(声)、オオジュリン、エナガ、シロハラ、ジョウビタキ、キセキレイ、キジ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ノスリ、イソシギ、クイナ、ホオジロガモ、マガモ
他のバードウォッチャーの情報ではキクイタダキというものもありました。
▼オオタカが空に舞い上がったところを見つけたが、あっという間に遠ざかった。071221
さて、写真の植物は冬型1年草の一つである、ヤエムグラです。ヤエムグラは、古い時代に大陸からやってきた史前帰化植物だと言われています。秋に芽吹いてきた輪生の葉はまだ丸みを帯びており、霜が降るとまるで霜の花のように見えます。071122
・・・・それにつけてもロウバイの香りはいい香りです。これからまだまだ冬は寒くなりますが、冬にこんな花が咲くのは神様の粋な計らいなのかも知れません。071212
昨冬のロウバイはこちら→http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/28/
▼上段はノスリ071121、下段はチュウヒ071209。どちらも特徴が判りづらい写真で恐縮・・・・。
(ノスリの姿はこちらの方がハッキリと→http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/57/)
さて、バンは年に2、3回繁殖するそうですが、1回目に巣立った若鳥が、2、3回目に生まれたヒナたちの給餌を手伝うこともあるとか。なかなかしっかりした社会性をもった鳥でもあります。
▼正面から見ると嘴の基部が額辺りまで伸びていて、他の鳥とはちょっと異質。071213
▼泳ぐ速度は水面に弱い曳き波を残す程度。鴨ほど力強くない。071205
▼自宅で見つけたヒメマルカツオブシムシの幼虫。体じゅうの毛が憎々しげである。年1化性とのことだから、このまま冬を越し、来春、蛹を経て成虫になろうとしていたのだろう。ところがどっこい、そうは問屋が卸さない。撮影後、飼っているヤモリの餌にしてしまった。071125
▼この5月、庭のエリゲロンにいた成虫。一見小さくて可愛らしいが・・・・。070516
さて、いつもの折り返し地点で来た道を少し戻ると、流れに接する草薮の中に入っていくモズを見つけました。そっと覗き込むと、モズが潅木の枝に獲物を突き刺している様子でした。どうやら「はやにえ」を作っていたようです。暫くしてモズは飛び去りましたが、はやにえのある草薮は水際に近くて危険である上に、潅木や枯れ草が密集していて、近付こうにも近付けません。できたはやにえもモズが飛び去ると途端に見つけ難くなりました。071209
図鑑などでホオジロガモのメスを見ると、嘴の先にオレンジの部分があります。オスの繁殖羽はもっと派手ですが、嘴の先端にはオレンジ色はなく、エクリプスはメスに近い色になるとのこと。しかしオスのエクリプスの画像は少ないのか、ネット上でも見つかりませんでした。071130
追記:見沼田圃で見た過去の変わりもの
バリケン http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/53/
アイガモとカルガモの雑種?http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/47/
昨日は一昨日より気温はいくらか上がったようですが、しばし吹いた風とぱらついた雨のせいで意外に寒い一日でした。今日の見沼田圃付近で私が観察できたのは37種・・・・ハシブトガラス、スズメ、シメ、カワラヒワ、アオジ、ホオジロ、メジロ、シジュウカラ、ツグミ、シロハラ(もしくはアカハラ、声)、モズ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、コゲラ(声)、カワセミ、キジバト、コジュケイ(声)、チュウヒ、オオバン、バン、クイナ、アオサギ、コサギ、ダイサギ、ホシハジロ、ホオジロガモ(♀、若鳥?)、ハシビロガモ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、カルガモ、カイツブリ、ユリカモメ、カワウでした。冬鳥のレギュラーメンバーでも姿を見てないものがまだいくつもいます。
写真はハシビロガモの雄の顔です。フラッシュを焚いたために眼や嘴の質感が作り物のような何とも言えない怖い顔になってしまいました(笑)。
嘴をよく見ると、その縁に沿ってブラシの毛のようなものが覗いています。これは水の中の藻などを濾し取って食べるためにあるのだと言われています。ナガスクジラなど髭鯨類のヒゲが海中のアミなどを濾すのと同じしくみなのですね。アップにして初めて気づく発見でした。071130
一般にアシナガバチは、子育てを終わる秋には巣を解散します。新しく巣立った女王は越冬し、春になると新女王1匹だけで巣作りを始めるのです。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/142/ (コアシナガバチの営巣) http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/211/ (ムモンホソアシナガバチの営巣)
写真はキアシナガバチですが、この個体がこれから未知の冬を越えようとしている新女王なのか、巣を解散し死を待つばかりの働き蜂なのかは、残念ながら私には分りません。ただどちらにしても何となく淋しげに見えてしまいます。071114
メタセコイアは以前、冬に枝下ろしされた樹形を載せたことがあります。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/77/ 曙杉とも言われ、アジア大陸原産の生きている化石植物として有名です。
一方のラクウショウは沼杉とも言われ、気根(呼吸根)を持つ独特の姿で、北アメリカ大陸原産の植物です。
よく似てはいるのですが、遠くから見ると樹形はメタセコイアの方がスーッと高く、ラクウショウの方がややバラけた感じです。またメタセコイアの葉はややごつくて対生、ラクウショウのそれは少し繊細で互生です。メタセコイアの樹皮はラクウショウのそれよりずっと粗い感じです。いすれも比較してみれば、という程度なので、混在しても植えられているところでは、見分けようと思わないと同じ樹種だと思い込んでしまうかも知れません。
今の季節はどちらも明るい褐色に紅葉していて美しいですよね。
▼メタセコイアの樹形は若い木も含めて綺麗な円錐形だが、ラクウショウも背が高くなるとメタセコイアに劣らず美しい樹形になることもあるようだ。左がメタセコイア、中央と右がラクウショウ。こうなると近づかなければ見分けられまい。071121
▼ラクウショウの生え際に多くの呼吸根が見えている。071123
▼ラクウショウの互生の葉071123
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使用カメラ:
Canon S3IS/Canon S5IS/Panasonic FX07/RICOH R5/RICOH CX1