花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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最後にジャコウアゲハを見たのはいったい何年前でしたか・・・・。
小学校の高学年の頃、蝶好きの友人につき合って捕虫網を振ったことがあります。そのとき捕らえたジャコウアゲハのあの独特の香りは言いようのない魅惑でした。
その後もジャコウアゲハを見ることは何度もあったと思いますが、いつ頃まで意識して見ていたか・・・・。
写真はジャコウアゲハの蛹「お菊虫」です。樹脂か磁器のように妙にツヤがあって、工芸品のような趣きです。蛹になっても成虫になれない個体も少なくなく、まだ安心は出来ませんが、是非ともあの美しい姿と芳しい香りで我々を楽しませて欲しいものです。081022
▼雨風を凌げるとも思えない場所。冷たい雨に打たれ、寒風に晒されても大丈夫なのだろうか?
▼蛹を固定している黒っぽい糸も見える。幼虫が蛹化し、自らの体を器用に括り付けるときの姿も見てみたいものだ。
追記:このジャコウアゲハも絶滅危惧種としてリストしている都道府県が多いらしいのです。非常に嘆かわしい事態ですが・・・・。
小学校の高学年の頃、蝶好きの友人につき合って捕虫網を振ったことがあります。そのとき捕らえたジャコウアゲハのあの独特の香りは言いようのない魅惑でした。
その後もジャコウアゲハを見ることは何度もあったと思いますが、いつ頃まで意識して見ていたか・・・・。
写真はジャコウアゲハの蛹「お菊虫」です。樹脂か磁器のように妙にツヤがあって、工芸品のような趣きです。蛹になっても成虫になれない個体も少なくなく、まだ安心は出来ませんが、是非ともあの美しい姿と芳しい香りで我々を楽しませて欲しいものです。081022
▼雨風を凌げるとも思えない場所。冷たい雨に打たれ、寒風に晒されても大丈夫なのだろうか?
▼蛹を固定している黒っぽい糸も見える。幼虫が蛹化し、自らの体を器用に括り付けるときの姿も見てみたいものだ。
追記:このジャコウアゲハも絶滅危惧種としてリストしている都道府県が多いらしいのです。非常に嘆かわしい事態ですが・・・・。
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これは見事なサシガメでした。私も実物を初めて見ました。ネット上で調べてみれば埼玉県では準絶滅危惧種になっています。埼玉県のレッドデータブック2008に拠ると県南では田島ヶ原で古い記録があるとかで、後は県中部とか西部の記録ばかりのようです。ならば、私が見た県南のトゲサシガメは久しぶりの記録ということになるのでしょうかね。
タケウチトゲアワフキの時もそうでしたが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/573/ 意外と昆虫を見ている人って少ないものなのかも知れません。そういえば県南のタケウチトゲアワフキについても県の自然環境課に報告してみたのですが、それ以降その扱いについては梨のつぶて。どうしちゃったんでしょうかね?081022
タケウチトゲアワフキの時もそうでしたが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/573/ 意外と昆虫を見ている人って少ないものなのかも知れません。そういえば県南のタケウチトゲアワフキについても県の自然環境課に報告してみたのですが、それ以降その扱いについては梨のつぶて。どうしちゃったんでしょうかね?081022
一昨日、夜の散歩をしていて見つけた子ヤモリです。捕まえるとき、キュッと鳴きました。大きさからいって、生まれてそれほど経っていないようです。おそらく夏以降に生まれたのではないでしょうか。
同じ場所で同じくらいの子ヤモリをさらに一匹見つけました。ヤモリは卵を2個産みますが、近所で孵ってそのまま2匹とも居ついたのかな、と想像してみました。ヤモリは2個の卵が雌雄であるそうなので、これまたオスとメスの兄妹か、姉弟かだったのでしょうか。
餌をやりつつ、2日間だけ手元においておきました。撮影後、自宅の外壁に放してあげました。棲みついてくれますかどうか・・・・。081014
▼ポリ袋に入って頂いて、腹側から1枚。
▼10円玉と大きさ比べ。私のPCのディスプレイでは10円玉はちょうど実物大。
追記:カナヘビの生まれたてはこちらをどうぞ。 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/332/
同じ場所で同じくらいの子ヤモリをさらに一匹見つけました。ヤモリは卵を2個産みますが、近所で孵ってそのまま2匹とも居ついたのかな、と想像してみました。ヤモリは2個の卵が雌雄であるそうなので、これまたオスとメスの兄妹か、姉弟かだったのでしょうか。
餌をやりつつ、2日間だけ手元においておきました。撮影後、自宅の外壁に放してあげました。棲みついてくれますかどうか・・・・。081014
▼ポリ袋に入って頂いて、腹側から1枚。
▼10円玉と大きさ比べ。私のPCのディスプレイでは10円玉はちょうど実物大。
追記:カナヘビの生まれたてはこちらをどうぞ。 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/332/
サクラの木でヒロヘリアオイラガ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/317/ の幼虫を幾匹も見つけたのですが、同時にヨコヅナサシガメの幼虫集団を見つけました。中にはヨコヅナサシガメの餌食にされているヒロヘリアオイラガも結構いて、いずれ駆逐されてしまうのだろうと思われました。
犠牲になっているヒロヘリアオイラガの体を見てみると、黒く変色しています。1枚目がヒロヘリアオイラガ本来の色ですから、どれほど変色しているかがよく分かります。以前、ヨコヅナサシガメは何か毒素か消化酵素のようなものを獲物に注入しているようだ、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/16/ と書いたことがありましたが、いったいどんなものなんでしょうね。080928
▼本来、ヒロヘリアオイラガ幼虫はこのくらい鮮やかな緑色をしているのだが・・・・。
▼ストローのような口器だけで獲物を吊り下げている。口器の先が「かえし」のような構造を持っているのかも知れない。
▼3匹の集団が襲う。ヨコヅナサシガメ自体は歩くのが余り速くないが、集団で追い詰めれば、かなり動きの速い昆虫でも捕まりそうである。このヒロヘリアオイラガは歩くのが速くないので、ヨコヅナサシガメのいい鴨になってしまう。
犠牲になっているヒロヘリアオイラガの体を見てみると、黒く変色しています。1枚目がヒロヘリアオイラガ本来の色ですから、どれほど変色しているかがよく分かります。以前、ヨコヅナサシガメは何か毒素か消化酵素のようなものを獲物に注入しているようだ、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/16/ と書いたことがありましたが、いったいどんなものなんでしょうね。080928
▼本来、ヒロヘリアオイラガ幼虫はこのくらい鮮やかな緑色をしているのだが・・・・。
▼ストローのような口器だけで獲物を吊り下げている。口器の先が「かえし」のような構造を持っているのかも知れない。
▼3匹の集団が襲う。ヨコヅナサシガメ自体は歩くのが余り速くないが、集団で追い詰めれば、かなり動きの速い昆虫でも捕まりそうである。このヒロヘリアオイラガは歩くのが速くないので、ヨコヅナサシガメのいい鴨になってしまう。
昨日ブログに載せた葦原にて見つけたアレチウリです。
昨秋は生えていなかったのか、気づかなかったのか、不明ですが、先日はかなりたくさん見ました。確かに秋のこんな時期に余り葦原を徘徊しなかったので、去年はあることに気づかなかっただけかも知れません。
ネット上で調べてみれば、特定外来生物法の第2次指定種、その植物9種のうちのひとつでした。第1次指定種は植物が3種でした。したがって、外国から入ってきた植物は数多あれども、目をつけられたワースト12に入ってしまったということでしょうか。080928
▼実が凄い。トゲトゲに見えるので、触るのは止した。
▼アリが寄ってくる。アリが受粉に一役買っているのだろうか?
▼花びらについた緑の模様が何とも言えず渋い。
昨秋は生えていなかったのか、気づかなかったのか、不明ですが、先日はかなりたくさん見ました。確かに秋のこんな時期に余り葦原を徘徊しなかったので、去年はあることに気づかなかっただけかも知れません。
ネット上で調べてみれば、特定外来生物法の第2次指定種、その植物9種のうちのひとつでした。第1次指定種は植物が3種でした。したがって、外国から入ってきた植物は数多あれども、目をつけられたワースト12に入ってしまったということでしょうか。080928
▼実が凄い。トゲトゲに見えるので、触るのは止した。
▼アリが寄ってくる。アリが受粉に一役買っているのだろうか?
▼花びらについた緑の模様が何とも言えず渋い。
ビロウドハマキは以前から見たいと思っていた蛾ですが、よく行くフィールドでいきなり交尾をしているペアに遭遇です。おかげさまで♂も♀もいっぺんに見ることが出来ました。
よく見ると翅の雰囲気が微妙に違います。一方が色が濃く、一方が色が薄めです。色の濃い方が体がやや小さくて、触角も発達している感じです。こちらが♂なのだろうと予想して確認してみると、やはりそのようです。それにしても美しくて派手な蛾です。自然界でこんなに目立つメリットがどれほどあるのでしょうね。
それからこの蛾は夏と秋、年に2化するそうですが、興味深いことに夏と秋で幼虫の食餌植物を替える、つまり親が卵を産み付ける植物を替えるらしいのです。夏はカエデ、秋は常緑のカシやツバキなどに産卵するそうです。幼虫は数枚の葉を綴り合せた巣の中で越冬するそうですから、秋は常緑樹に卵を産みつけるのが都合がいいわけですね。080928
▼派手なコメツキムシのような形にも見える。
▼こちらは♂の顔。
よく見ると翅の雰囲気が微妙に違います。一方が色が濃く、一方が色が薄めです。色の濃い方が体がやや小さくて、触角も発達している感じです。こちらが♂なのだろうと予想して確認してみると、やはりそのようです。それにしても美しくて派手な蛾です。自然界でこんなに目立つメリットがどれほどあるのでしょうね。
それからこの蛾は夏と秋、年に2化するそうですが、興味深いことに夏と秋で幼虫の食餌植物を替える、つまり親が卵を産み付ける植物を替えるらしいのです。夏はカエデ、秋は常緑のカシやツバキなどに産卵するそうです。幼虫は数枚の葉を綴り合せた巣の中で越冬するそうですから、秋は常緑樹に卵を産みつけるのが都合がいいわけですね。080928
▼派手なコメツキムシのような形にも見える。
▼こちらは♂の顔。
トックリバチの巣です。入り口がきれいに塞がっているところを見ると、内部の幼虫はまだ育成中のようです。
さてトックリバチとひと口に言ってもいろいろ種類があって、丸い写真のような巣を作るものをざっと見ただけでミカドトックリバチ、キアシトックリバチ、キボシトックリバチが見つかりました。私もネット上で写真をいくつか見て当たりを付けただけで、他にも丸い巣を作るものがいるか否か、私が単純に丸いと思っていても実はハッキリした識別点を見落としているのではないか、といろいろと気になります。
それから、内部を覗いてみたいという興味が湧くところでもありましたが、そのままにしておきました。家に持ち帰って、配偶者のいない季節に勘違いさせて羽化してしまっても罪ですしね・・・・。080915
さてトックリバチとひと口に言ってもいろいろ種類があって、丸い写真のような巣を作るものをざっと見ただけでミカドトックリバチ、キアシトックリバチ、キボシトックリバチが見つかりました。私もネット上で写真をいくつか見て当たりを付けただけで、他にも丸い巣を作るものがいるか否か、私が単純に丸いと思っていても実はハッキリした識別点を見落としているのではないか、といろいろと気になります。
それから、内部を覗いてみたいという興味が湧くところでもありましたが、そのままにしておきました。家に持ち帰って、配偶者のいない季節に勘違いさせて羽化してしまっても罪ですしね・・・・。080915
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自己紹介:
最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。
使用カメラ:
Canon S3IS/Canon S5IS/Panasonic FX07/RICOH R5/RICOH CX1
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