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一昨日は雨の中、墓参りのために栃木県に出かけましたが、11時過ぎには雨も止んで晴れ間も出てきました。これは墓地で撮ったクモの写真です。1cm足らずの小さなクモでしたが、撮った写真を拡大してみると、脚の縞模様といい、頭胸部の迷彩色といい、腹部の赤といい、なかなか立派な色と形で見栄えがしました。どうやら全体の雰囲気や眼の配列からコモリグモ科の一種のようですが、そこから先が分かりません。ナミコモリグモかクラークコモリグモというのが近いようにも思います。ネット上でもそっくりの画像までは見つからないので、色彩変異の範囲で想像するしかないのですが・・・・。070311
追記・・・・クモの名前が分かりました。こちらの「クモ蟲画像掲示板」で伺ったところ、カガリビコモリグモだろうとのことです。割合に珍しい種類のようで、腹部の赤い部分を「篝火」に喩えて命名されたようです。教えて下さったきどばんさん、mmmさん、どうもありがとうございました。http://bbs1.whocares.jp/bb/view?bbn=kjrshoj&vt=0
さて切り株の中央を見ると少し朽ちている部分があって、小さい橙色の蟻やらも蠢いていました。掘り返してみると、小さな白い生きものが出てきました。どうやらマクラギヤスデの仲間のようです。でも図鑑やネット上で見る「マクラギヤスデ」より色白で小さいので幼体か近縁種でしょうか・・・・。070309
▼プラタナスの切株
▼マクラギヤスデの仲間?
写真を元に調べていくと、どうやらヒメカゲロウ科の一種のようです。さらにネット上を探していくと、いくつか候補に挙がりました。
チャバネヒメカゲロウ・・・・こちらの方が翅に小さい黒紋が多いので違う。
コチャバネヒメカゲロウ・・・・同じくまだ黒紋が多すぎる。
アヤホソバヒメカゲロウ・・・・こちらは細翅ではない。
アシマダラヒメカゲロウ・・・・こちらの脚には斑はない。
クロヒゲヒメカゲロウ・・・・こちらの触角は黒くない。
ミヤマヒメカゲロウ・・・・翅の黒紋の具合、頭部から胸部にかけて背側に黄褐色の条があり、ドンピシャリの感が・・・・。他のブログなどで撮影されている時期もほぼ今頃でありました。
クサカゲロウ科に近縁の仲間で、幼虫、成虫とも肉食昆虫であるようです。フラッシュを炊いて写真を撮っている短い間に死んでしまったのは謎ですが、小さく(8mm程)華奢な体つきで、か弱そうに見えるのに、顔を正面から見ると、如何にも獰猛そうなのはその性質を表しているようです。070309
今日はよく晴れて風もなく本当に春らしい感じの天気になりました。製作を依頼していたデジスコの部品がやっと届いたので、試し撮りを兼ねていつもの場所に鳥見に行くことにしました。
写真はイソシギです。今までは撮影のために距離を寄せるとさっさと移動されてしまうという憂き目に遭っていましたが、今度はかなり撮り易くなった気がします。タシギには相変わらず逃げられてしまいましたが・・・・。
イソシギは私の持っている図鑑によると、繁殖期は川や湖沼などに生息し、非繁殖期には川や湖沼以外の干潟や岩礁のような海辺でも観察されると載っています。ずっと観察できる場所は陸水なのですから、イソシギっていう名前は少し変ですね。070302
二つめは昨年9月に撮った写真でハキダメギクです。南米原産の帰化植物で夏から秋に花を咲かせます。掃き溜めの由来はもともと東京は世田谷のゴミ捨て場で発見されたからだそうです。
何とも気の毒な名前をつけられた菊たちです。昔、武士は魔除けのため自分の子供に酷い幼名をつけたといいますが・・・・。
▼ノボロギク070209
▼ノボロギクの襤褸?・・・・フワフワで綺麗でした。070209
▼ハキダメギク・・・・実に可愛らしい小さな花を持ちます。060928
昨日は埼玉県北本市にある自然公園に出かけてきました。鳥を見るのが中心、他にフユシャクのメスでも見つかればいい、という気持ちで。現地に着くとどうやら探鳥会の一行もいて、アトリを見るつもりとか。アトリも昔見たきりで久しく見てなかったなぁ、とその後に何の気なしについて行くと・・・・そこには数羽のアトリがいました。アトリ科の科名にまでなっているのに何でこうマイナーな鳥なんだろう・・・・と思いますが、数万羽の大群で越冬することもあって、そういうときはメジャーな鳥になってしまうのでしょうね。いつか「数万羽のアトリの大群」っていうのもこの目で見られたら、と思います。
観察できたのは・・・・ハジブトガラス、ハシボソガラス、ムクドリ、スズメ、シメ、ウソ、アトリ、アオジ、ホオジロ、カシラダカ、メジロ、エナガ、シジュウカラ、ウグイス、ツグミ、シロハラ、ジョウビタキ、モズ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、キセキレイ、コゲラ、カワセミ、キジバト、アオサギ、コガモ、マガモ、ガビチョウ。本当は鴨類などもう少しはいたでしょうが、昨日、何回か覗いた双眼鏡には入ってきませんでした。他にベニマシコ、ミソサザイ、カヤクグリなども割合よく出没しているそうです。070211
▼アトリの雄と雌
▼アトリ(続き)
▼同じアトリ科のウソですが、精一杯背伸びして芽を啄ばむ様子が愛らしい。
▼春めくにつれ、藪から出ることの多くなるウグイスの目元は、きりりとして端正な顔立ちです。
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使用カメラ:
Canon S3IS/Canon S5IS/Panasonic FX07/RICOH R5/RICOH CX1