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http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/202/、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/213/
幼虫たちの中から先陣を切って羽化した個体、それがコイツのようです。他にアオバハゴロモの成虫もいました。アオバハゴロモの幼虫は?と思いましたが、同じタラノキで白いワックスを被っているのがアブラムシやカイガラムシではなくアオバハゴロモの幼虫だったんですね。070713
特徴的な顔のクローズアップです。写真に撮ると、顔の一部が鉄で出来ているかのような質感をもっており、複眼は回折現象のせいか、縞々模様が映っています。070508
昨日は一日中雨でした。それでもカメラを持って出かけてみると、生きものたちはそれぞれが自分の生活を続けているのでした。
▼竹垣の上を歩く黄色いダンゴムシ。薄い色のダンゴムシはよく目にするが、こうハッキリ黄色いのは余り見たことがなかったような気がする。
▼淡い色のイエユウレイグモはカマキリの幼虫を食べていたせいか、緑色がかっていた。雨の日でも軒下は濡れない。
▼雨の日のカナヘビは乾いた所に隠れているのかと思ったら、意外にもずぶ濡れで日光浴?していた。
▼蓮の葉の上で小さい水玉はポンポンと弾ける。大きい水玉はプルプル震える。
▼小さい水玉はみんな丸い。
▼ハスの花が終わると、若い蜂巣が剥き出しになる。
▼雨に濡れそぼつコフキトンボ(オビトンボ型メス)。あとで調べて個体数の少ない種類であることが判明し、幸運に浸る。
▼夕方、漸く雨が上がり、向こうの西空に夕焼けが見えた。甍のラインも素敵だ。
先日、興味深い状況に遭遇しました。
結婚飛行を終えて女王アリになるはず?の大きな羽蟻が、働きアリと思しきたくさんのアリたちにモミクチャにされていました。脚や翅を四方八方から引っ張られ、もはや万事休すといった有様です。
羽蟻と働きアリとはクロクサアリなどケアリ属の仲間に見えましたから、一時的社会寄生のための巣の「乗っ取り」に絡んで何かがあったのではないか、と憶測しました。しかし、2つのアリの種名が分かりません。アリの種名同定は難しく、どれも同じに見えました。
※アリ類画像データ参照http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/index.html
※アリ飼いのためのアリ知識ノート参照http://alinko.gozaru.jp/id0408a.htm
そこで「世界の自然観察BBS」http://splashrepublic.com/nature/kansatsu.cgiで伺ったところ、好蟻性昆虫研究者の丸山さんという方から、大きいアリの方がアメイロケアリ、小さい方がトビイロケアリであり、アメイロケアリのメス(結婚飛行を終えた羽蟻)がトビイロケアリの巣の乗っ取りに失敗したところであろう、と教えて頂きました。
ようやく合点がいきました。ケアリ属の仲間は一時的社会寄生といって、若い女王候補が、近縁種の巣に出かけていってそこの女王を殺し、巣を乗っ取る習性が知られています。この場合は、その「乗っ取り」に失敗したという状況なわけです。070624
※一時的社会寄生については、久保田政雄さんのHPにも非常に詳しく書かれている。http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/BJ/antStory/AAAnt2.html
6月28日にツマホシケブカミバエ、ミツボシハマダラミバエを紹介しました。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/194/
4月26日にもミスジミバエを載せました。 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/107/
というわけで、ミバエの仲間を一つ、それからミバエではないのですが、翅に見事な斑紋があるハエを一つ載せておこうと思います。ネット上で彼らの生態について調べましたが、ほとんど何も分かりませんでした。
▼セアカハマダラミバエ ミバエの仲間だから、卵は何かの実か花に産み付けられ、幼虫はその植物に依存して育つことになるのだろう。070629
▼シモフリシマバエ このハエの生態も調べたが、載っていない。ただ、ただ翅の模様が見事である。よく似た翅をもつミバエの仲間もいるのだが・・・・。070708
それが結実し、赤く熟してきたものを、場所は違いますが、昨日見つけました。甘くて美味しいそうですが、私はまだ試していません。
雌雄異花同株のヒメコウゾと、雌雄異株のカジノキ(Broussonetia papyrifera)の雑種が、和紙の原料となるコウゾであるといわれ、カジノキ同様に雌雄異株です。人によってはヒメコウゾとコウゾを統一の名称「コウゾ」で呼び、単に野生種、栽培種のように表現することもあります。もともとヒメコウゾの小種名自体kazinokiという辺りから混乱しています。何とも分かりづらいことですが、こういうワケアリの話って多いですね。
▼5月頃のヒメコウゾ070516
▼最近のヒメコウゾ070708
春からずっと同じ場所に生きものを撮りに行っていますが、季節とともに、よく目に付く生きものの面子もどんどん変わります。
ハエトリグモも様々な種類がかなり長期に渡って活動しているはずなのに不思議と目に付く種類は変遷していくような気がします。個体数の多いネコハエトリ、アリグモ、マミジロハエトリ、アオオビハエトリなどに旬の時期があるようでしたが・・・・。
4月中旬以降5月上旬頃まではネコハエトリが目立っていたのですが、5月中旬にもなるとネコハエトリよりもマミジロハエトリが目立ち始めたように思えます。その頃のマミジロハエトリのメスは貪欲なイメージで、ネコハエトリが餌食にされているのをよく見かけたのです。
▼マミジロハエトリ♀とネコハエトリ♀が仲良くお話している訳ではない。二人羽織をやっている訳でもない。070512
▼マミジロハエトリ♀がネコハエトリ♂を抱えている。ヨカナーンの首を掲げるサロメのようである。070515
6月中旬、黄色い花が見事でした。
水辺に咲く花ですが、最近は数を減らしているとのこと。この場所もどうやらそれを知っている方たちが意図的に栽培しているようでした。
ガガブタなどとともにミツガシワ科の植物で、水底の泥中に地下茎を張り巡らし、水面に楕円の葉を浮かせます。070615
▼こんな水面に浮かぶ花にも虫たちはやって来て花粉を運ぶ。ムカシハナバチ科のメンハナバチの一種らしい。ヒゲおやじさんに教えて頂いた。http://higeoyaji.com/cgi-bin/toukou/toukou.cgi
先日載せたものhttp://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/202/と同種のハゴロモの幼虫の背中をよく見て下さい。白い粉をまぶしたウジムシ状の虫がくっついていますが、これはハゴロモヤドリガの幼虫です。セミに寄生するセミヤドリガもありますが、体の大きさの比率からいってこちらの寄主の方が負担を強いられそうです。かといって他の寄生者と違い、取り殺されるのではないようで、適当な時期が来ると寄主であるハゴロモの体を離れ、蛹化するために去っていくようです。
それにしてもこのハゴロモ幼虫たちの奇異な出で立ちといい、風変わりな寄生者といい、不思議な世界ですねぇ。070703
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使用カメラ:
Canon S3IS/Canon S5IS/Panasonic FX07/RICOH R5/RICOH CX1