花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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最初、今冬2月に崩れた実だけを見ました。何の木やら見当がつきませんでした。
そして6月1日に花と実を見ました・・・・ハマナスでした。そう言われればそうか、と合点がいった次第です。植物でも花が目立つもの、実が目立つもの、葉が目立つもの、幹が目立つもの、いろいろありますが、冬になると意外に困ります。はてこの木は何の木だったかな、ということが日常茶飯です。
これをWikiで調べて再び・・・・なるほど。英名「Japanese Rose」はいいとしても、実がローズヒップとして食べられるとあります。あの酸っぱいローズヒップティーは、これだったのかと感じ入った次第です。
▼正体不明のトゲトゲの木・・・・・・だった。080214
▼ハナノミが付いていた。もう少し形の整った花が咲いていればよかったが、生憎だった。080601
▼これがローズヒップだったわけだ。080601
これはシロヤマブキですが、シロヤマブキだから実がなっているというわけでもありません。ヤマブキにも実がなります。太田道灌の故事にちなんだ「七重八重花は咲けども山吹実の一つだになきぞ哀しき」という和歌が有名ですが、「ヤマブキ=実がならない」ではなく、「八重咲き≒実がならない」という方が正しいのです。
どんな種類の花でも、八重咲きの花というのは本来はオシベやメシベになるべき部分が花弁化してしまったものなので、それゆえに結実できないということなのですが、メシベが残っていたりする八重咲きでは結実するものがあるようです。「八重咲き≒実がならない」のところで「≒」を使用したのは「ほぼ等しい」という意味を持たせたためです。080528
▼シロヤマブキの実。
▼シロヤマブキの花弁は4枚、ヤマブキは5枚。そんなところのにも違いはあった。
どんな種類の花でも、八重咲きの花というのは本来はオシベやメシベになるべき部分が花弁化してしまったものなので、それゆえに結実できないということなのですが、メシベが残っていたりする八重咲きでは結実するものがあるようです。「八重咲き≒実がならない」のところで「≒」を使用したのは「ほぼ等しい」という意味を持たせたためです。080528
▼シロヤマブキの実。
▼シロヤマブキの花弁は4枚、ヤマブキは5枚。そんなところのにも違いはあった。
私は今の時期、地元では余りバードウォッチングをしなかったのですが、今年ちょっと注意して鳥を見てみると、冬の鳥だとばかり思っていた鳥種がいつまでも「山」や「北」に帰らずにいることに気づきました。
そのうちの一つはエナガであり、一つはホオジロです。エナガは雑木林で子育てまでしたようで、盛夏には移動するのかは分かりませんが、少なくとも最近までいました。ホオジロもいまだに囀る声を耳にします。秋も相当早い時期に戻っているようなので、盛夏もひょっとしたら移動せずに残っているかも分かりません。
▼「源平ツツジ、茶ツツジ」という聞きなしがそれっぽい。080618
▼無粋な不法投棄禁止の標識の上で休んでいるホオジロ。これって、道路標識?080604
そのうちの一つはエナガであり、一つはホオジロです。エナガは雑木林で子育てまでしたようで、盛夏には移動するのかは分かりませんが、少なくとも最近までいました。ホオジロもいまだに囀る声を耳にします。秋も相当早い時期に戻っているようなので、盛夏もひょっとしたら移動せずに残っているかも分かりません。
▼「源平ツツジ、茶ツツジ」という聞きなしがそれっぽい。080618
▼無粋な不法投棄禁止の標識の上で休んでいるホオジロ。これって、道路標識?080604
これは見事な擬態でした。鳥の糞に擬態した虫に出会うことはよくありますが、これほどのレベルのものはさほど多くないでしょう。ただ残念なことに名前が判りません。御存知の方がいらしたらお教え下さい。080618
追記:Aclerisさんからミナミクロホシフタオではないかとの御指摘を頂きました。どうもありがとうございました。確かに http://ga1996.ti-da.net/e1090618.html で拝見すると、そのように見えます。それにしても沖縄に産する蛾が、飛び地的に関東にいるのは不思議です。
▼濡れているように見えるこのツヤ。見事という他ない。
追記:Aclerisさんからミナミクロホシフタオではないかとの御指摘を頂きました。どうもありがとうございました。確かに http://ga1996.ti-da.net/e1090618.html で拝見すると、そのように見えます。それにしても沖縄に産する蛾が、飛び地的に関東にいるのは不思議です。
▼濡れているように見えるこのツヤ。見事という他ない。
よく写真を撮りに行く公園の池にいました。水面の反射で判りづらかったのですが、少しコントラストを付けたら見やすくなりました。どうやらオイカワのようです。私が子供の頃からよく見かけた魚なので、外来種であるとは思いも寄りませんでした。Wikiによれば、有用魚種であるアユやゲンゴロウブナに紛れて日本に広がったものだそうです。
さらにWikiにはこんなことも書かれていました。川ではカワムツは淵、オイカワは瀬のように棲み分けられていますが(Wikiにはオイカワがカワムツを淵に追いやるという表現でした)、それにアユが加わると今度はアユが瀬、オイカワが淵、そしてカワムツが再び瀬に入りアユと共存するのだそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AF
ときにこのオイカワやカワムツの学名は属名をZaccoといい、雑魚に語源があります。何とも雑な扱われ方をしたものです。080604
さらにWikiにはこんなことも書かれていました。川ではカワムツは淵、オイカワは瀬のように棲み分けられていますが(Wikiにはオイカワがカワムツを淵に追いやるという表現でした)、それにアユが加わると今度はアユが瀬、オイカワが淵、そしてカワムツが再び瀬に入りアユと共存するのだそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AF
ときにこのオイカワやカワムツの学名は属名をZaccoといい、雑魚に語源があります。何とも雑な扱われ方をしたものです。080604
これはシャスターデイジー(というマーガレットに似たキク科植物)の花に来て、筒状花の中を漁っているクサカゲロウの幼虫です。いったい何が目的なのでしょう?アザミウマのような微小な昆虫を狙っているというより、花蜜でも吸いに来ているように見えます。クサカゲロウ類の幼虫はてっきり他の小昆虫を食べるものとばかり思っていたのですが・・・・。080525
過去のクサカゲロウの記事
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/437/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/251/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/239/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/7/
コメツキムシの食性 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/182/
マダラアシナガバエの食性 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/195/
セリシマハバチの食性 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/150/
過去のクサカゲロウの記事
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/437/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/251/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/239/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/7/
コメツキムシの食性 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/182/
マダラアシナガバエの食性 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/195/
セリシマハバチの食性 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/150/
10日前の6月8日、この森でフクロウの声を聞きました。夏のアオバズクの声は何度も聞いたことがあるし、冬の葦原を舞うコミミズクの姿も見ましたが、フクロウが「ゴロスケホーホー」あるいは「ボロ着て奉公」とハッキリと鳴く声は、初めての経験でした。あのフクロウがこの森の奥で鳴いているのかと思うと、感慨深いものがありました。
もう一度、それを聞きたくてこの森に来たのですが、今夜は生憎フクロウの声は聞こえませんでした。代わりに森の奥から聞こえる獣のような声と、月を横切って無言で飛ぶ何かコウモリのような飛影を数匹確認しただけでした。
綺麗な満月だったので写真を撮りました。でも満月かどうかは写真からは分かりませんね。080618
追記:「獣のような声」はどうやらフクロウのメスの声でした! ということは、オスもメスもこの森にいるということですね。嬉しい展開になりました。http://www.hpmix.com/home/kirihara/
もう一度、それを聞きたくてこの森に来たのですが、今夜は生憎フクロウの声は聞こえませんでした。代わりに森の奥から聞こえる獣のような声と、月を横切って無言で飛ぶ何かコウモリのような飛影を数匹確認しただけでした。
綺麗な満月だったので写真を撮りました。でも満月かどうかは写真からは分かりませんね。080618
追記:「獣のような声」はどうやらフクロウのメスの声でした! ということは、オスもメスもこの森にいるということですね。嬉しい展開になりました。http://www.hpmix.com/home/kirihara/
以前にも出てきたウズラカメムシですが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/240/ そのウスラカメムシが産卵しているところです。実はこの写真を撮っている時は産卵に気づかず、家に戻ってPCの画面上で卵の存在に気づきました。何ともマヌケで勿体ない話です。分かってればもう少し粘って、もっと沢山の卵が並んでいるところを写真に撮りたかったと後悔しています。080604
▼カメムシ類の卵には幼虫が孵化するための「フタ」が付いている。
▼カメムシ類の卵には幼虫が孵化するための「フタ」が付いている。
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最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。
使用カメラ:
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