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花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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 梅雨の晴れ間、青い空が眩しい日でした。080702

▼電線に止まってホオジロが囀る。私が真下に来たら、飛び去った。

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▼真夏のような青空と白い雲。

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▼桜の幹に見つけたカナヘビ。私に気づいて降りるに降りられなくなり、どんどん上へ登っていった。3~4mの高さで見失う。

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▼農耕地を流れる水路。

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▼木漏れ陽も決して優しくはない。

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▼いかにも夏らしいネムノキの花。

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▼吹き渡る風が見えるような気が・・・・って、この日風が吹いていたかな?

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 埼玉県中部、とある隧道の中の灯火に飛来したオオツノトンボです。大きさはヘビトンボ並みに見えました。

 ウスバカゲロウなどに近い仲間で、幼虫はアリジゴクのような姿をしています。過去に見た写真は孵化したての小さな幼虫のものばかりですが、成虫のサイズを考えるとオオツノトンボの終齢幼虫は相当大きいのだろうと想像されます。迫力ある幼虫もいずれ見てみたいものです。080706

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 スジブトハシリグモのようです。水辺が好きな大型のハシリグモで、水面を走るのはお手のもの、場合によっては、オタマジャクシや小魚を捕らえることもあるそうです。この写真を撮った場所にもオタマジャクシがいましたが、餌にされてしまったオタマジャクシもいたかも知れません。080706

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 ウズグモのようです。このような巣を張るウズグモの仲間は他にもいて、中央部の渦状の部分「隠れ帯」を除けばコガネグモやオニグモの張る巣とも一見似ていますが、コガネグモの仲間とはかなり異なる系統なのだそうです。080702

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 トクサの胞子穂です。ツクシによく似ているのは近い仲間だからですね。となると胞子がツクシのそれと比べて、どのくらい似ているのかも興味が湧くところです。しかし私がこの写真を撮った時は胞子穂は1つだけ。しかもまだ胞子を散らしていませんでした。6月の中旬には沢山の胞子穂を見かけたので、まだ見るチャンスがあるかも知れません。080528 

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 非常に美しい蛾でした。見る角度によってさまざまな色に輝きます。

 幼虫の食餌植物は「みんなで作る蛾類~」によればホオノキの実だということですが、私がこの蛾を見た場所の近くにはホオノキは兎も角、タイサンボク、モクレン、コブシはあります。いずれにしてもモクレン科の植物なので、ホオノキではないこれらの植物にもつくのかも知れません。080702

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 最初、今冬2月に崩れた実だけを見ました。何の木やら見当がつきませんでした。

 そして6月1日に花と実を見ました・・・・ハマナスでした。そう言われればそうか、と合点がいった次第です。植物でも花が目立つもの、実が目立つもの、葉が目立つもの、幹が目立つもの、いろいろありますが、冬になると意外に困ります。はてこの木は何の木だったかな、ということが日常茶飯です。

 これをWikiで調べて再び・・・・なるほど。英名「Japanese Rose」はいいとしても、実がローズヒップとして食べられるとあります。あの酸っぱいローズヒップティーは、これだったのかと感じ入った次第です。

▼正体不明のトゲトゲの木・・・・・・だった。080214

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▼ハナノミが付いていた。もう少し形の整った花が咲いていればよかったが、生憎だった。080601

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▼これがローズヒップだったわけだ。080601

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 ハナノミは漢字では「花蚤」であり、ピョンと跳ねることがその名の由来になっています。さらにノミというも名ばかりで、実は甲虫の仲間です。080601

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 私の近くのフィールドで見られるナナフシの仲間はナナフシモドキばかりです。エダナナフシもトビナナフシも遠くまで足を伸ばさないとほとんど見ることが出来ないようです。5月には幼虫だったナナフシモドキも先日見た時は成虫サイズになっていました。

▼ナナフシモドキ成虫(サイズ)の顔。5~6回の脱皮で成虫になるらしい。080618

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▼ナナフシモドキ幼虫。080514

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 マルカメムシの群れを見つけました。ちょっと見た感じでは、実がなっているかのようです。クズに付いているのをよく見かけますが、幼虫も不思議な形ですし、成虫も甲虫のように見えますよね。080528

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 これはシロヤマブキですが、シロヤマブキだから実がなっているというわけでもありません。ヤマブキにも実がなります。太田道灌の故事にちなんだ「七重八重花は咲けども山吹実の一つだになきぞ哀しき」という和歌が有名ですが、「ヤマブキ=実がならない」ではなく、「八重咲き≒実がならない」という方が正しいのです。

 どんな種類の花でも、八重咲きの花というのは本来はオシベやメシベになるべき部分が花弁化してしまったものなので、それゆえに結実できないということなのですが、メシベが残っていたりする八重咲きでは結実するものがあるようです。「八重咲き≒実がならない」のところで「≒」を使用したのは「ほぼ等しい」という意味を持たせたためです。080528

▼シロヤマブキの実。

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▼シロヤマブキの花弁は4枚、ヤマブキは5枚。そんなところのにも違いはあった。

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 私は今の時期、地元では余りバードウォッチングをしなかったのですが、今年ちょっと注意して鳥を見てみると、冬の鳥だとばかり思っていた鳥種がいつまでも「山」や「北」に帰らずにいることに気づきました。

 そのうちの一つはエナガであり、一つはホオジロです。エナガは雑木林で子育てまでしたようで、盛夏には移動するのかは分かりませんが、少なくとも最近までいました。ホオジロもいまだに囀る声を耳にします。秋も相当早い時期に戻っているようなので、盛夏もひょっとしたら移動せずに残っているかも分かりません。

▼「源平ツツジ、茶ツツジ」という聞きなしがそれっぽい。080618

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▼無粋な不法投棄禁止の標識の上で休んでいるホオジロ。これって、道路標識?080604

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 これは見事な擬態でした。鳥の糞に擬態した虫に出会うことはよくありますが、これほどのレベルのものはさほど多くないでしょう。ただ残念なことに名前が判りません。御存知の方がいらしたらお教え下さい。080618

追記:Aclerisさんからミナミクロホシフタオではないかとの御指摘を頂きました。どうもありがとうございました。確かに http://ga1996.ti-da.net/e1090618.html で拝見すると、そのように見えます。それにしても沖縄に産する蛾が、飛び地的に関東にいるのは不思議です。

▼濡れているように見えるこのツヤ。見事という他ない。

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 少年の頃、雑木林で朽木などを壊していると(なぜ朽木を壊したかといえば、クワガタやそれ以外の魅力的な虫を見つけるためです)、何やら得体の知れないものをよく見つけたものです。当時の私にとってこれもそういった得体の知れないものの一つでした。

 変形菌、ツノホコリの一種です。変形菌(もしくは粘菌とも)は、南方熊楠が研究の対象としたことで有名ですね。変形体といわれるアメーバのような状態から子実体といわれるカビかキノコのような状態まで短時間で変身する神秘的な生きものです。

▼埼玉県中部丘陵地帯の雑木林の中で見つけたツノホコリの子実体。0806008

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 ハシリグモ類の抜け殻です。撮る時は気づかなかったのですが、抜け殻にドクロのマークが・・・・。ちょうど単眼が並んだ部分ですが、抜け殻の裏側からこんな風に見えるとは思いませんでした。080608

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 コシアキトンボが動かずにじっと止まっているのを見つけました。よくよく見ればすぐ近くに抜け殻があって、どうやら羽化してから余り時間が経っていないようです。おかげでいいように写真を撮れました。

 このコシアキトンボ、最近は都市部に近い所でも増えているという話をよく聞きます。私が子供の頃はシオカラトンボあたりが普通種だったような気がするのですが、今は確かにコシアキトンボのほうが目に付きますねぇ。080604

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 よく写真を撮りに行く公園の池にいました。水面の反射で判りづらかったのですが、少しコントラストを付けたら見やすくなりました。どうやらオイカワのようです。私が子供の頃からよく見かけた魚なので、外来種であるとは思いも寄りませんでした。Wikiによれば、有用魚種であるアユやゲンゴロウブナに紛れて日本に広がったものだそうです。

 さらにWikiにはこんなことも書かれていました。川ではカワムツは淵、オイカワは瀬のように棲み分けられていますが(Wikiにはオイカワがカワムツを淵に追いやるという表現でした)、それにアユが加わると今度はアユが瀬、オイカワが淵、そしてカワムツが再び瀬に入りアユと共存するのだそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AF

 ときにこのオイカワやカワムツの学名は属名をZaccoといい、雑魚に語源があります。何とも雑な扱われ方をしたものです。080604

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 残念ながら、ハエの種類もそれに寄生しているダニの種類も判りませんが、ハエの小さな体に見事に張り付いた赤い2匹のダニが印象的でした。080618

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 虫たちの三角関係です。そこらじゅうに同種の異性がいるのに、勘違いしたヤツがカップルのところに来るんですね。あっそれは人間界も同じだったか。

▼交尾中のカップルに無理やり近づく横恋慕くん。キクスイカミキリ編080525

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▼こちらはコフキゾウムシの横恋慕くん? この後の展開は知らない。080528

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 これはシャスターデイジー(というマーガレットに似たキク科植物)の花に来て、筒状花の中を漁っているクサカゲロウの幼虫です。いったい何が目的なのでしょう?アザミウマのような微小な昆虫を狙っているというより、花蜜でも吸いに来ているように見えます。クサカゲロウ類の幼虫はてっきり他の小昆虫を食べるものとばかり思っていたのですが・・・・。080525

過去のクサカゲロウの記事
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/437/  http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/251/  http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/239/  http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/7/

コメツキムシの食性 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/182/
マダラアシナガバエの食性  http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/195/
セリシマハバチの食性 http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/150/

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 私のよく行く公園では先日から咲き始めている睡蓮ですが、花も葉もない水面には空がすっかり映り込み、奇妙な錯覚を楽しむことが出来ます。080604

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 10日前の6月8日、この森でフクロウの声を聞きました。夏のアオバズクの声は何度も聞いたことがあるし、冬の葦原を舞うコミミズクの姿も見ましたが、フクロウが「ゴロスケホーホー」あるいは「ボロ着て奉公」とハッキリと鳴く声は、初めての経験でした。あのフクロウがこの森の奥で鳴いているのかと思うと、感慨深いものがありました。
 
 もう一度、それを聞きたくてこの森に来たのですが、今夜は生憎フクロウの声は聞こえませんでした。代わりに森の奥から聞こえる獣のような声と、月を横切って無言で飛ぶ何かコウモリのような飛影を数匹確認しただけでした。

 綺麗な満月だったので写真を撮りました。でも満月かどうかは写真からは分かりませんね。080618

追記:「獣のような声」はどうやらフクロウのメスの声でした! ということは、オスもメスもこの森にいるということですね。嬉しい展開になりました。http://www.hpmix.com/home/kirihara/

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 この春から見てきたカメムシです。昨年ここに載せたカメムシもありますが、しばらく見ないと寂しいカメムシもあり、載せることにしました。

▼左上より時計回りにホシハラビロヘリカメムシ080430、ヒメジュウジナガカメムシ、ホオズキカメムシ080502、クヌギカメムシの一種幼虫080507、クヌギカメムシの一種成虫080608、ツマキヘリカメムシ080507

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▼左上よりトビイロオオヒラタカメムシ上から、トビイロオオヒラタカメムシ横から080507、チャバネアオカメムシ080525、ホソハリカメムシ、ヨコヅナサシガメ080528、ノコギリカメムシ080604

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 ドクダミの花に虫が齧ったような痕がありました。

 「蓼食う虫も好き好き」と言いますから、ドクダミ好きの虫もいるのでしょうけれど、ドクダミの臭いはきつくて余り餌に向いているように思えません。葉ではなく、花びら(ドクダミでは「苞」)をちぎった場合、臭いはどうなのでしょうか?

 実際にちぎってみて鼻に近づけると・・・・やはりあのドクダミ独特の臭いがします・・・・ねぇ。

▼虫に食われたように見える苞。080528

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▼アリは雄しべを登っているが、花蜜は臭くないのだろうか?080604

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 以前にも出てきたウズラカメムシですが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/240/ そのウスラカメムシが産卵しているところです。実はこの写真を撮っている時は産卵に気づかず、家に戻ってPCの画面上で卵の存在に気づきました。何ともマヌケで勿体ない話です。分かってればもう少し粘って、もっと沢山の卵が並んでいるところを写真に撮りたかったと後悔しています。080604

▼カメムシ類の卵には幼虫が孵化するための「フタ」が付いている。

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最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。

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