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花、鳥、風、月、虫・・・・森羅万象を
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 十日前のカルガモの親子です。その前に見たときはちゃんと4羽の雛がいましたが、このときは3羽しか見当たりませんでした。親も片親だけで、もう1羽はどこへ行ったのか?親まで簡単に外敵に襲われることはないと思いますが、いなくなった1羽の雛の安否が気になります。080604
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/595/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/589/

▼4羽が3羽に減った雛。しかし、先日より確実に成長し、大きくなっている。この調子で!!

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 久しぶりにコマチグモの巣を見つけたので、開いてみることにしました。コマチグモにしてはいい迷惑でしょうが、巣はあとで修復してもらうことにしましょう。写真を撮った後、PCの画面上で拡大してビックリ・・・・。どうやら何者かに寄生されているようです。

 寄生者で有名なのは、ヒメカマキリモドキですが、クサカゲロウやアリジゴクの仲間ですから、幼虫は大きな2本の大顎を持っているだろうと思われます。でも彼らの幼虫は孵化した後、クモ類の卵嚢に接近するので、親グモの背中に乗っているのは変ですね。ならばヒメバチの仲間でしょうか?

 どちらにしても惜しいことをしました。後でどんな結果になるのか、持ち帰れば良かったと後悔しています。080604

▼ススキの葉を上手に三角柱に縫い合わせて作ったヤマトコマチグモの巣。

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▼頭胸部と腹部の間に卵のようなものが・・・・。明らかに異物だと思われる。

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追記:きどばん氏のクモ蟲画像掲示板で、この寄生者の正体をご教示願ったところ、みつき氏からツツクモバチであることを教えて頂きました。どうもありがとうございました。
http://xbbs.knacks.biz/kjrshoji/reply/1879 タロさん:クモバチ科(ベッコウバチ科)のツツクモバチ(ツツベッコウ)の若い幼虫です。おそらくヤマトツツクモバチかと。そのまま飼育したらハチの成虫が得られると思います。成虫の見分け方を再掲しておきますね。

 ミツボシキリガの若齢幼虫のようです。エノキにつきます。ネット上にはもう少し齢が進んで、かなり頭の赤い幼虫の写真が見られますが、この写真の個体はもっと若齢の幼虫だと思われます。全身の色から受ける印象はかなり強烈な感じです。親の蛾はワンポイントのある翅がお洒落なデザインですが、子供の方は何故こうも派手なのでしょうね?080514

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 5月以降に見つけたハムシの第2弾です。6月に入ってからのものも含んでいます。
 カラフルなもの、光沢のあるもの、跳ねるもの、毛深いもの、形状の変わったものなど、ひとくちにハムシと言ってもいろいろいるものですね。

▼左上より時計回りにクロボシツツハムシ080502、フジハムシ、アカガネサルハムシ080507、ルリマルノミハムシ080525、トビサルハムシ、イチモンジカメノコハムシ080608

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 ハムシの仲間はよく写真に撮るのですが、紺色や濃緑色で光沢のあるものなどではよく似た種類も多く、後日、調べあぐねてしまいます。今日はその中でも何とかそれらしいと思われるものを中心に集めてみました。同定には余り自信がないので、誤りがあればどうぞ御指摘下さい。

▼左上より時計回りにクワハムシ、フタホシオオノミハムシ080511、ムナキルリハムシ、バラルリツツハムシ080514、キイロクビナガハムシ(交尾中)080521、ハッカハムシ080525と思われる。

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 飛んでいる姿はまるでハナバチでした。そして花に止まっている時も後方から見るとやはりハナバチのように見えます。これがハナムグリだとやっと分かるのは上方から硬い前翅を確認した後でした。

 このヒメトラハナムグリはハナバチの仲間に擬態しているように見えます。しかし、余り凶暴とはいえないハナバチ類に擬態しても受ける恩恵がさほど大きいとは思われないのですが・・・・。080528

▼お尻の方から見た場合、ハナバチ類に見える。体の下面に生えた毛の多さを見よ。

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▼前翅にはこんな虎模様をもっている。これでヒメトラハナムグリというわけ。

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 エノキハムシの幼虫でした。最初はイラガの前蛹なのかと思ったくらいで、そうではないことが分かるといったい何の幼虫なのか見当がつかなくなりました。よくお世話になる「幼虫図鑑」http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.htmlで調べてやっとエノキハムシの幼虫であることが分かりましたが、幼虫がこれだけ特異な形をしているのに成虫は意外と普通でした。この隠遁生活するかのような不思議なカタチ、何の役に立っているのでしょうね。080514

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 後脚の目立つハナアブです。ハナアブにはどういうわけか後脚の太い種類がいますが、このハラアカハラナガハナアブは、それに加え、メスの後脚は半分オレンジ色、前脚と中脚はオス・メスとも全てオレンジ色という派手な色彩をもっています。080511

▼バッタのような後脚が目立つ。黒いソックスをはいているようにも見える。

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▼前から見てもまるでバッタのよう・・・・。

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  キハダエビグモの♂ですが、まるで映画「エイリアン」に出てきたフェイスハガーのようです。フェイスハガーとは、エイリアンの生活史の一形態で、映画をご覧になった方は分かると思いますが、宇宙飛行士の顔に張り付いたアレです。ただこちらは顔に張り付くどころか、写真を撮ろうとすると、杉の樹皮の奥へ奥へと逃げ回っていました。それでも小さな昆虫にとっては恐ろしい捕食者(プレデター)ですけどね.。080511
 キハダエビグモ♀はこちらへ。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/215/

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 たまにはこんな写真も面白いかも知れません。

▼雨上がりの今日。いつもの公園。明るい陽光の中で、虻がホバリングしていた。080604
    
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 最近見かけた不思議な繭を2つほどご覧下さい。ぶら下がる繭ではホウネンタワラチビアメバチのものが有名ですが、次のものはいったい何の繭なのでしょうか?

▼1つめは螺旋状に巻いた糸でぶら下がる艶のある茶色い繭。080507

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▼2つめは葉裏に芋虫の抜け殻があってそのすぐ近くに付いた糸にぶら下がっている繭。080511

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 久々に見たニホントカゲの幼体です。この場所では前々からチラリと見かけていながら、遠くから一瞬だけなのでニホントカゲであることに確信を持てずにいましたが、この日はようやく念願が叶って、写真に収めることが出来ました。私の住んでいる埼玉県南では市街地で見かけることはまず無理で、田畑のある郊外に行ってもカナヘビとは遭遇するものの、トカゲを見つけることは難しい状況になってしまいました。080528
 前回はこちら。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/299/

▼見事に青く輝く尾を持った幼体。といってもそこそこの大きさに育っている個体なので、じきにこの青も消えるだろう。

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 アシナガムシヒキが獲物(ヒメバチの一種?)を捕らえて体液を吸っているところです。ムシヒキアブ類が他の昆虫を捕食しているシーンにはよく出くわしますが、アップで見るとやはり恐ろしいですね。080528

▼右前脚を挙げて、見得を切るようなアシナガムシヒキ得意のポーズ。

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▼獲物の頭と胸の間の柔らかい部分から口吻を突き刺している。

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 見沼自然公園の池にスイレンが咲いていました。ハスならぬスイレンはもう咲き始めるのですね。

 漢字では「睡蓮」と書き、夜になると花を閉じて眠る(睡る)ことが語源となっていると言われます。ならば本家のハス(蓮)は夜に花を閉じないのかというと、こちらも花は閉じるようなのです。睡蓮が敢えて睡蓮と言われる理由は実は他にあるのでしょうか? 睡蓮の和名は未草(ヒツジグサ)といい、こちらは未の刻(午後2時)頃に花を咲かせるからだということですが、日中は花を開いているので、これも正確ではありません。何とも誤解の多い植物だということでしょうか(笑)。080514

▼濃いピンクと白となかなか美しい。

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▼いたずらをしてモネの「睡蓮」風にならないかと思ったが、やっぱり無理の様。

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 先日、紹介した4羽のカルガモのヒナたちです。http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/589/ 
 一昨日は2羽の親が付き添っていました。本当にカラスを迎撃できたのでしょうか? とりあえず無事で安心しました。ヒナたちがちょっとやそっとの外敵に襲われないくらいの大きさになるまでには、いま少しの時間がかかりそうです。080531

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 飛ぶ速さは、蝶の中でもかなり速い方に入るのではないかと思います。オマケになかなか止まってくれないので、写真に収める機会にあまり恵まれませんでした。

 これはシロダモ(クスノキ科)の樹陰に産卵のために入ったところのようです。フラッシュで動きが止まっていて、ちょうど翅を振り下ろした位のタイミングでしょうか。蝶の背中が見えます。080525

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 私が冬に鳥を見るためによく歩くS川の土手にはサクラやエノキが生えていますが、その足元にオヤブジラミを多く見ることができます。当然、真冬にはありませんが、春になって気温が上昇するとともに、オヤブジラミの淡い緑のやさしい葉が伸び出します。そして白く小さな花を咲かせ、赤い毛の生えた実をつかます。この実は指で触ると、くっついて来るような感触があります。粘液でベトベトしているのか、毛の先が鉤状に曲がっていて強い摩擦を感じるせいなのか、ハッキリしませんが、洋服に付いたりするところから藪虱(ヤブジラミ)と言われるようです。本家のヤブジラミは花期がもう少し後、こちらオヤブジラミの花期は春で、今はもう実の方をよく見かけます。080514

▼セリ科らしく白くて小さな花をつける。

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 ヒメシロモンドクガのおそらく終齢幼虫でしょう。これを何蟻か(ケアリ属の一種?)は判りませんが、攻撃していました。
 アカメガシワの甘露を舐めに来たところに居合わせたヒメシロモンドクガの幼虫が気に入らなかったのか、それともヒメシロモンドクガの幼虫を餌にしたいのに、助太刀がいなくてそれが叶わなかったのかは判りませんが、結局ヒメシロモンドクガの幼虫を退散させていました。080521

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 トホシオサゾウムシが翅を広げて飛ぼうとしています。このようなゾウムシが翅を広げた姿というのは、精密な模型のような感じです。模型に似ているなんて、比喩が本末転倒なのですが・・・・。080521
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/146/ (←アリに追われるトホシオサゾウムシの写真あり。)

▼中脚をこの位置まで持ち上げなくても翅に干渉しないと思われるが、それとも別の理由があるのだろうか?

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▼翅を畳めばこんな感じ。十星あるのかな?

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 マイマイガの幼虫です。毒はないそうなのですが、毛が刺さることはあるようです。

 子供の頃、何気なく木杭の上に置いた手に、チクチクとした痛みを感じたことがあります。見ると毛虫がいました。当時は何の毛虫かは判りませんでしたが、どうもこのマイマイガもしくは近い仲間だったようです。掌に何本も毛が刺さったのを覚えています。080521

▼意外にカラフルな色彩をもっているが、きれい!と素直に喜べないのは如何にも毒がありそうな、その見てくれ故か。

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▼拡大すれば、見るからに刺さりそうな毛を持っている。

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 今日は可愛いものを見つけました。カルガモのヒナです。

 昔、皇居のお堀でヒナを育てたカルガモが話題になったことがありましたが、そのときはニュースで見てもさほど可愛いものであるとは思いませんでした。

 ところが実物はやはり違います。体に不釣合いに大きい水掻きの付いた足を必死に動かして、4羽がお互いにバラバラにならないように塊りになって泳いでいる姿は、実に可愛らしいものでした。

 近くで観察していた人の話を聞くところによると、親のカルガモはヒナを攻撃してきたカラスを迎撃(?)するためどこかへ行ってしまったとのこと。近くには親らしきカルガモもカラスも見当たりませんでした。迷子ガモになってしまったのかどうかは分かりませんが、しばらく待っていれば親ガモが帰ってきたのカモ知れません。080525

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 トガリアシナガグモといいます。沖縄にはよく似たオナガアシナガグモというのがいますが、裏側から見ると、出糸突起が腹部の中央くらいにあるそうです。こちらはそこまで極端ではないですが、それでも出糸突起から腹部先端までの距離はかなりあります。それにしてもオナガグモ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/46/ と同様に奇妙に細長いクモですね。080514

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 爬虫類の虹彩にもいろいろありますね。カナヘビの虹彩はオレンジ色をしています。黒目部分は余りきれいな円ではないのですねぇ。080521 
http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/212/ http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/267/

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 コイは遊泳能力が余り高くないので、コイの滝登りというのは嘘である、という説がありますが・・・・この写真はコイが少し勾配のついた水門を登っているところです。今の時期のコイは産卵のため上流を、そして浅瀬を好んで遡上していきます。その際にこんな所も通過しようとするようです。先日、大雨で沼の外に脱出してしまったコイの写真を載せましたが、http://ta440ro.blog.shinobi.jp/Entry/568/それはこのような性質があるからだと思われます。

 滝というのは水が垂直に落ちているばかりの所とは限らず、もう少し緩やかな滝もありますから、彼らが必死になって岩場の凹凸を利用すれば、かなりきつい勾配の場所でも登って行けるのではないでしょうか?

 ちなみに滝を登るくらいの遊泳力のあるのはマスであり、コイの滝登りとはマスが遡上していく姿を、見間違えたものであろう、とある本には書かれていました。しかし昔の人、皆が皆、コイとマスの区別がつかないほど近眼とは考え難いですし、棲んでいる環境も違うので見間違えないと思われます。080522

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 春はやはりハエトリグモたちの季節ですね。そこかしこで動き回る彼らを見つけます。その中には頻繁にアリを狩る者もいれば、アリに化ける者もいます。アリがいいように利用されているようにも思えますが、自然界の中のアリって意外に「恐いもの知らず」ですから、それゆえ利用されてしまうのでしょうね。

▼アオオビハエトリのメスが自分よりも大きいくらいのアリを狩っている。080521

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▼アリグモのオス。離れたところから歩く姿を見ると、まるでアリである。080507

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広く、浅く・・・・
自己紹介:
最近になって再び、季節の風景や生きものを求めて自然の中に出かけることが多くなりました。

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